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別紙3 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00041.html
出典情報 先進医療会議(第107回 2/4)《厚生労働省》
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【別添2】
「子宮内細菌叢検査」の期待される適応症、効能及び効果(申請書類
より抜粋)
3.期待される適応症、効能及び効果
適応症:慢性子宮内膜炎疑い
効能・効果:
慢性子宮内膜炎(Chronic Endometritis;以下 CE)や子宮内膜細菌叢の異常が原因不明不妊の一因とし
て考えられている。CE の主たる原因は子宮腔における細菌感染であることから、診断及び治療を行う
上で起炎菌の同定が第一歩となる。一方、子宮内に存在する細菌は腟内と比較し 104 分の 1 程度も菌量
が少ないため培養検査では 20-60%程度の細菌が培養不可能と報告されている。子宮内細菌叢検査
(EMMA/ALICE)では子宮内に存在する細菌を次世代シーケンサー技術(NGS)による DNA 解析により、
子宮内に存在する細菌を網羅的に調べる検査である。NGS による解析を用いた EMMA/ALICE により従来
よりも子宮内の細菌環境に関して詳細な情報を得ること可能となると、CE の原因菌特定に有用と考え
られる。原因菌が存在した場合には、結果に基づき、個別に治療が必要かどうかの判断が可能となる。
これにより従来は C E と疑われるも、原因菌特定がないまま広域抗生剤使用を長期間行うことが一般
治療とされている現状から脱却し、不必要な抗生剤投与を避けることができ、菌交代現象の回避、患者
の身体的・経済的負担の軽減も得られると考えられる。

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