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資料2-2 パブリックコメントに寄せられた御意見(濫用のおそれのある医薬品) (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》 |
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33
・販売時の数量は、原則として一人一包装単位に制限して
いるが、中には一包装で中毒量・致死量になる製品も存在す
る(参考:令和3年度厚生労働科学特別研究事業「一般用医
薬品の販売における薬剤師等による管理及び情報提供の適
切な方法・実施体制の構築のための調査」)。適切な包装単位
の在り方についての検討をいただきたい。
大包装品を省令等で制限を検討する必要がある
医薬品の包装単位に関する御意見に
理由:
ついては、今後の施策の参考とさせて
販売時の適正数量は原則1人1包装とされているが、生活 いただきます。
者が濫用目的ではしご買いをすることが可能であり、実効性
がない
症状緩和目的であれば、大包装品(特に総合感冒薬)の必
要性はなく、潜在的過量服用のリスクを避けるには、最大包
装を 3~5 日分程度に制限する必要がある
必要最低限の入り数、販売個数の制限など濫用を防ぐ制度
医薬品の包装単位に関する御意見に
があればいいかと思います。
ついては、今後の施策の参考とさせて
いただきます。
その他
34
35
36
37
「濫用等のおそれのある医薬品」として指定される成分に
ついては、要指導・一般用医薬品部会の意見も聞く必要があ
るのではないか。同部会で承認の可否を議論するのに、安全
対策部会及び同調査会だけで決めることが妥当とは思えな
い。
「濫用等のおそれのある医薬品」として指定されると承
認されなくなるのだから、両部会の情報共有体制がどうなっ
ているのか説明してほしい。
また、安全対策部会及び同調査会には、薬局薬剤師委員が
含まれていない。OTC は薬局薬剤師のかかわりが重要である
ので、日本薬剤師会の方ではなく、薬局勤務の実務家を委員
としてほしい。
国及び地方自治体においても、特に若年者を中心として、
適正使用や濫用防止のための啓発活動を薬剤師会との連携
等により、これまで以上に積極的に展開していくことを要望
する。
原則という単語がよく出てきますが、今回の件については
「家族がいるから」などと言われると原則 1 人 1 包装が守れ
ない可能性が高いです。
もちろん現場の判断にもよると回答されると思いますが、
カスハラ案件になりやすい単語でとても困ります。なお各都
道府県の保健所ごとでも認識が異なってくるので明確にな
るようにしてください。
○総合的な対策の必要性
「濫用問題」は販売サイドだけで解決することは困難であ
る(※1)。患者の一般用医薬品へのアクセスの確保は店舗販
売業の使命であり、また顧客が意図的に複数の店舗で購入し
ようとした場合に個々の店舗で防止できるのか制度的な限
界もある。国における総合的な対策が必要と思われる。
(※1) 安全対策調査会での議論でも、「専門家の先生方か
らの御意見として、規制強化してもなかなか根本的な解決に
至らない。その背景にある若者の心の問題にしっかりと目を
10
要指導・一般用医薬品部会は、今回意
見募集した内容について検討する部会
ではありません。しかし、要指導医薬品
及び一般用医薬品の承認に際し、市販
後の取扱いも考慮する必要があること
から、事務局を通じて情報連携を実施
しています。
啓発活動に関する御意見について
は、今後の施策の参考とさせていただ
きます。
いただいた御意見については、今後
の施策の参考とさせていただきます。
御意見いただきありがとうございま
す。
周知・準備期間を確保する観点から、
必要な移行期間を設けることとしま
す。
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・販売時の数量は、原則として一人一包装単位に制限して
いるが、中には一包装で中毒量・致死量になる製品も存在す
る(参考:令和3年度厚生労働科学特別研究事業「一般用医
薬品の販売における薬剤師等による管理及び情報提供の適
切な方法・実施体制の構築のための調査」)。適切な包装単位
の在り方についての検討をいただきたい。
大包装品を省令等で制限を検討する必要がある
医薬品の包装単位に関する御意見に
理由:
ついては、今後の施策の参考とさせて
販売時の適正数量は原則1人1包装とされているが、生活 いただきます。
者が濫用目的ではしご買いをすることが可能であり、実効性
がない
症状緩和目的であれば、大包装品(特に総合感冒薬)の必
要性はなく、潜在的過量服用のリスクを避けるには、最大包
装を 3~5 日分程度に制限する必要がある
必要最低限の入り数、販売個数の制限など濫用を防ぐ制度
医薬品の包装単位に関する御意見に
があればいいかと思います。
ついては、今後の施策の参考とさせて
いただきます。
その他
34
35
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「濫用等のおそれのある医薬品」として指定される成分に
ついては、要指導・一般用医薬品部会の意見も聞く必要があ
るのではないか。同部会で承認の可否を議論するのに、安全
対策部会及び同調査会だけで決めることが妥当とは思えな
い。
「濫用等のおそれのある医薬品」として指定されると承
認されなくなるのだから、両部会の情報共有体制がどうなっ
ているのか説明してほしい。
また、安全対策部会及び同調査会には、薬局薬剤師委員が
含まれていない。OTC は薬局薬剤師のかかわりが重要である
ので、日本薬剤師会の方ではなく、薬局勤務の実務家を委員
としてほしい。
国及び地方自治体においても、特に若年者を中心として、
適正使用や濫用防止のための啓発活動を薬剤師会との連携
等により、これまで以上に積極的に展開していくことを要望
する。
原則という単語がよく出てきますが、今回の件については
「家族がいるから」などと言われると原則 1 人 1 包装が守れ
ない可能性が高いです。
もちろん現場の判断にもよると回答されると思いますが、
カスハラ案件になりやすい単語でとても困ります。なお各都
道府県の保健所ごとでも認識が異なってくるので明確にな
るようにしてください。
○総合的な対策の必要性
「濫用問題」は販売サイドだけで解決することは困難であ
る(※1)。患者の一般用医薬品へのアクセスの確保は店舗販
売業の使命であり、また顧客が意図的に複数の店舗で購入し
ようとした場合に個々の店舗で防止できるのか制度的な限
界もある。国における総合的な対策が必要と思われる。
(※1) 安全対策調査会での議論でも、「専門家の先生方か
らの御意見として、規制強化してもなかなか根本的な解決に
至らない。その背景にある若者の心の問題にしっかりと目を
10
要指導・一般用医薬品部会は、今回意
見募集した内容について検討する部会
ではありません。しかし、要指導医薬品
及び一般用医薬品の承認に際し、市販
後の取扱いも考慮する必要があること
から、事務局を通じて情報連携を実施
しています。
啓発活動に関する御意見について
は、今後の施策の参考とさせていただ
きます。
いただいた御意見については、今後
の施策の参考とさせていただきます。
御意見いただきありがとうございま
す。
周知・準備期間を確保する観点から、
必要な移行期間を設けることとしま
す。