向けていく必要がある、と口をそろえておっしゃっておられ
ます」
、
「家庭内に居場所がない、あるいは生きていくことが
辛い、SNS の中にしかよりどころがないといったような若者
を増やさないための対策、これを講じていくことも必要では
ないか」と指摘されている。

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○告示から適用までの準備期間の確保
対象拡大に対しては、もれなく店舗と従業員に周知するだ
けでなく、レジアラートシステムの改修や顧客に対する店内
の掲示・POP 等の準備も必要である(※2)。
しかも、販売ルールの見直しはないものの、数百から千数
百への大幅な拡大である。
ついては、最終決定の告示から適用まで一定の準備期間を
設けていただきますようお願い申し上げます。店舗における
万全の対応を確保するため、なにとぞご高配をお願いいたし
ます。
(※2) 安全対策調査会においても「今回、対象の薬がかな
り広がってくるということで、薬局さんの方の対応も大変に
なると思うのですが、なるべくそれを防ぐためにも、一般の
方に向けて、今回このように変わりましたので、こういった
一般のかぜ薬１つしか買えなかったり、そういう規制の対象
になりますみたいなことを周知するほうがいいのかなと思
う」と、その重要性が指摘されている。
意図的に濫用する人に対してテレビ広告等で周知をして
いただきたい
ストレスから逃避するために意図的に濫用する人につい
ては、販売側のみで止めることは難しい。1 個ずつの購入を
守っているが、何日もあけずに購入していることに気づき、
声かけを行うが効果がない。やむを得ず、当該製品(鎮咳去
痰薬)の取り扱いを止めた事例もある。この対応は、根本的
な解決にはなっていない。また、販売側で購入者の精神的な
ケアに丁寧に時間をかけることは困難である。テレビ広告等
で、薬の濫用は肝臓や腎臓に負担をかけることを周知してい
ただきたい。
そもそも販売個数を 1 人 1 個などに制限しても、複数の店
舗ではしごされたら実効性を持たないのではと疑問です。乱
用目的に大量買いしようとする方は、生きているのもままな
らないのではないか、現実逃避したい人も少なくないのでは
ないかと思います。
「自分のことなんてどうでもいい」と思う方に、危険性を
周知徹底するだけでは効果は薄いのではないかと感じます。
販売側が規制するのも必要ですが、「こういうところを頼る
ように」と精神科や心療内科など専門機関を紹介するシステ
ムも必要ではないかと思います。
名前や連絡先までわかれば、こちらから手を差し伸べるこ
ともできそうです。
1.メチルエフェドリンとの記載があるが、dl-メチルエフ
ェドリン塩酸塩と記載され方が、外箱の成分表と照らし合わ
せやすいのではないか。
（レジアラートをまだ導入されてい
ない店舗があるようです。
）
（外箱の成分表に使われている成
11

一般向けの周知については、政府イ
ンターネットテレビで「医薬品の正し
い使い方」に関する動画を公開してお
り（令和４年７月１日より公開）、その
中で市販薬の濫用に関する注意喚起を
実施する等の取組みを行っています。

医薬品の販売方法に関する御意見に
ついては、今後の施策の参考とさせて
いただきます。

御意見いただきありがとうございま
す。
濫用等のおそれのある医薬品として
指定しているメチルエフェドリンにつ