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資料1-4 11月28日医療部会における指摘事項 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00033.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第94回 12/5)《厚生労働省》
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②かかりつけ医機能報告制度の創設による機能の充実・強化
○ 今後特に高齢者を中心に増大する多様な医療ニーズに対応
するため、医療機関はこうしたニーズに対応する機能を都道府
県に報告し、この報告に基づき、都道府県は、地域における機
能の充足状況や、これらの機能をあわせもつ医療機関を確認・
公表した上で、地域の協議の場で不足する機能を強化する具体
的方策を検討・公表する(令和8年度以降に医療計画に適宜反
映)。
○ 報告を求める具体的な機能については、慢性疾患を有する高
齢者の場合の「外来医療の提供(幅広いプライマリケア等)」
「休
日・夜間の対応」
「入退院時の支援」
「在宅医療の提供」
「介護サ
ービス等との連携」といった概括的なレベルで法定しつつ、その
詳細については、今後、有識者や専門家等の参画を得て、さらに
検討する。診療所に加え、医療機関が病院の場合も検討。
○ 他院を支援する意向も報告し、不足する機能の充足の協議に
活かす。
○ 地域における具体的な方策の例としては以下のようなものが
考えられる。
・病院勤務医が地域で開業し地域医療を担うための研修や支
援の企画実施
・地域で不足する機能を担うことを既存又は新設の医療機関

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【かかりつけ医機能報告制度(総論)】
○現状、医師会加入者と非加入者の情報連携がなされておらず、
現場が混乱しているので、かかりつけ医について議論するのは
時期尚早。現場の実態を整理した上で議論する必要。
○地域の協議の場は何処を想定しているのか。地域医療構想調整
会議では対応できないのではないか。
○地域の議論において、医療機関からの報告が重要であり、それ
を踏まえて行政と医師会が議論を行うことが重要である。その
場では、医師会所属、無所属関係なく地域医療全体としての議
論が必要。
○地域の協議は、2次医療圏では規模が大きすぎるので、市区町
村単位での議論が必要であり、郡市区医師会がしっかり議論に
参画することが重要。