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資料2-2 チェストベリー乾燥エキスのリスク区分について (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29975.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第22回 12/27)《厚生労働省》 |
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月経前症候群治療薬の使用歴
あり
不明・未記載
なし
合計
安全性解析対象症例数
4,677
879
111
副作用等の発現症例数
314
98
5
417
6.71%
11.15%
4.50%
7.36%
副作用等の発現割合
副作用等の種類
一般・全身障害および投与部位の状態
5,667
副作用等の種類別発現症例数(発現割合)
14 (0.30%)
-
8 (0.91%)
-
1 (0.11%)
-
22 (0.39%)
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
5 (0.09%)
*
胸痛
*
顔面浮腫
1 (0.02%)
*
異常感
1 (0.02%)
*
倦怠感
4 (0.09%)
1 (0.11%)
4 (0.09%)
3 (0.34%)
-
7 (0.12%)
*
倦怠感
浮腫
1 (0.11%)
-
1 (0.02%)
浮腫
末梢性浮腫
-
1 (0.02%)
*
*
末梢性浮腫
顔面腫脹
1 (0.02%)
*
異物感
1 (0.02%)
臨床検査
3 (0.06%)
3 (0.06%)
注)
-
注)
*
1 (0.02%)
1 (0.02%)
注)
-
体重増加
1 (0.11%)
-
2 (0.04%)
1 (0.11%)
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
1 (0.11%)
-
4 (0.07%)
1 (0.11%)
-
4 (0.07%)
MedDRA/J version(23.1)
*:「使用上の注意」から予測できない副作用・感染症
注):月経前症候群の症状の増悪であるため「使用上の注意」から予測できると判断し「既知」とした
[ ]:重篤
4)
併用薬剤の使用状況の有無
「併用薬剤の使用状況」の有無別では、
「あり」群の副作用発現割合は 10.23%(171 例/
1,672 例)であり、
「なし」群の 6.13%(244 例/3,978 例)と比べて有意に高かった(p<0.001)。
患者背景別の副作用発現割合で有意差が認められた「合併症」の有無の割合が影響した可
能性を検討した結果、表 12 のとおり、「合併症」の「あり」群の割合は、「併用薬剤の使用
状況」の「あり」群で 25.24%(422 例/1,672 例)、「なし」群で 4.22%(168 例/3,978 例)
であった。
「併用薬剤の使用状況あり」群において副作用発現割合が高くなった要因として、
患者背景として合併症ありの割合が高く、別の疾患を併存していることにより好ましくない
症状への感受性が高いことが、一部影響を及ぼした可能性が考えられた。
表 12. 併用薬剤の使用状況(あり・なし)別の合併症ありの割合
表
併用薬剤の使用状況
合併症あり
合併症なし
合併症不明・未記載
合併症ありの割合
あり
422
1,217
33
25.24%
なし
168
3,732
78
4.22%
患者背景別の副作用発現割合で有意差が認められた「月経前症候群治療薬の使用歴」の有
無の割合が影響した可能性を検討した結果、表 13 のとおり、
「月経前症候群治療薬の使用歴」
の「あり」群の割合は、
「併用薬剤の使用状況」の「あり」群で 26.85%(449 例/1,672 例)、
「なし」群で 10.78%(429 例/3,978 例)であった。「併用薬剤の使用状況あり」群におい
て副作用発現割合が高くなった要因として、患者背景として月経前症候群治療薬の使用歴あ
りの割合が高く、月経前症候群を以前に患い症状とともに生活している状況が、一部影響を
及ぼした可能性が考えられた。
表 13. 併用薬剤の使用状況(あり・なし)別の月経前症候群治療薬の使用歴ありの割合
併用薬剤の使用状況
月経前症候群治療薬の
使用歴あり
月経前症候群治療薬の
使用歴なし
月経前症候群治療薬の
使用歴不明・未記載
月経前症候群治療薬の
使用歴ありの割合
あり
449
1,190
33
26.85%
なし
429
3,475
74
10.78%
23
31
あり
不明・未記載
なし
合計
安全性解析対象症例数
4,677
879
111
副作用等の発現症例数
314
98
5
417
6.71%
11.15%
4.50%
7.36%
副作用等の発現割合
副作用等の種類
一般・全身障害および投与部位の状態
5,667
副作用等の種類別発現症例数(発現割合)
14 (0.30%)
-
8 (0.91%)
-
1 (0.11%)
-
22 (0.39%)
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
5 (0.09%)
*
胸痛
*
顔面浮腫
1 (0.02%)
*
異常感
1 (0.02%)
*
倦怠感
4 (0.09%)
1 (0.11%)
4 (0.09%)
3 (0.34%)
-
7 (0.12%)
*
倦怠感
浮腫
1 (0.11%)
-
1 (0.02%)
浮腫
末梢性浮腫
-
1 (0.02%)
*
*
末梢性浮腫
顔面腫脹
1 (0.02%)
*
異物感
1 (0.02%)
臨床検査
3 (0.06%)
3 (0.06%)
注)
-
注)
*
1 (0.02%)
1 (0.02%)
注)
-
体重増加
1 (0.11%)
-
2 (0.04%)
1 (0.11%)
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
-
-
1 (0.02%)
1 (0.11%)
-
4 (0.07%)
1 (0.11%)
-
4 (0.07%)
MedDRA/J version(23.1)
*:「使用上の注意」から予測できない副作用・感染症
注):月経前症候群の症状の増悪であるため「使用上の注意」から予測できると判断し「既知」とした
[ ]:重篤
4)
併用薬剤の使用状況の有無
「併用薬剤の使用状況」の有無別では、
「あり」群の副作用発現割合は 10.23%(171 例/
1,672 例)であり、
「なし」群の 6.13%(244 例/3,978 例)と比べて有意に高かった(p<0.001)。
患者背景別の副作用発現割合で有意差が認められた「合併症」の有無の割合が影響した可
能性を検討した結果、表 12 のとおり、「合併症」の「あり」群の割合は、「併用薬剤の使用
状況」の「あり」群で 25.24%(422 例/1,672 例)、「なし」群で 4.22%(168 例/3,978 例)
であった。
「併用薬剤の使用状況あり」群において副作用発現割合が高くなった要因として、
患者背景として合併症ありの割合が高く、別の疾患を併存していることにより好ましくない
症状への感受性が高いことが、一部影響を及ぼした可能性が考えられた。
表 12. 併用薬剤の使用状況(あり・なし)別の合併症ありの割合
表
併用薬剤の使用状況
合併症あり
合併症なし
合併症不明・未記載
合併症ありの割合
あり
422
1,217
33
25.24%
なし
168
3,732
78
4.22%
患者背景別の副作用発現割合で有意差が認められた「月経前症候群治療薬の使用歴」の有
無の割合が影響した可能性を検討した結果、表 13 のとおり、
「月経前症候群治療薬の使用歴」
の「あり」群の割合は、
「併用薬剤の使用状況」の「あり」群で 26.85%(449 例/1,672 例)、
「なし」群で 10.78%(429 例/3,978 例)であった。「併用薬剤の使用状況あり」群におい
て副作用発現割合が高くなった要因として、患者背景として月経前症候群治療薬の使用歴あ
りの割合が高く、月経前症候群を以前に患い症状とともに生活している状況が、一部影響を
及ぼした可能性が考えられた。
表 13. 併用薬剤の使用状況(あり・なし)別の月経前症候群治療薬の使用歴ありの割合
併用薬剤の使用状況
月経前症候群治療薬の
使用歴あり
月経前症候群治療薬の
使用歴なし
月経前症候群治療薬の
使用歴不明・未記載
月経前症候群治療薬の
使用歴ありの割合
あり
449
1,190
33
26.85%
なし
429
3,475
74
10.78%
23
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