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資料1 母子保健情報のデジタル化について (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30753.html
出典情報 母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会(第7回 2/2)《厚生労働省》
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母子保健情報のデジタル化のプロセスにおける現状と課題⑤

⑦利活用
現状
・母子保健情報については、半数程度の市町村に
おいて、母子保健計画等の指標設定・立案、指
標に基づく母子保健事業の評価、対象者個人の
支援・フォローアップ等に活用されている。

課題
・データ分析等を行うための人材確保が困難であ
ることや職員のスキルが不足しているといった
課題や、データの有効な活用方法が分からない
といった課題がある。

・81.4%の市町村で乳幼児健診のデータと妊産婦 ・個人情報の取扱など、母子保健情報の保管・管
のデータが、56.7%の市町村で妊婦健診のデー
理の仕組みが十分に整理されていない。
タとがん検診等の健診データが連結されている。
・【再掲】医療DXの議論の中で、医療情報を共
有・交換できる全国的なプラットフォーム(全
国医療情報プラットフォーム)や電子カルテ情
報の標準化について検討が行われている。

・母子保健情報の利活用に係る仕組みについて、
他分野での議論の状況を踏まえて対応していく
ことが必要。

・大学等の研究機関と共同したデータ分析企業等
へのデータの第三者提供を実施している市町村
はごく少数である。
・アカデミアが保有する情報と自治体が保有する
母子保健情報を連携することで、新たな母子保
健施策の提言が可能となる可能性がある。

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