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資料6_AMEDがん研究(2019年度-2022年度) (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》 |
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(9)各柱にまたがる「横断的事項」について
⑥「基盤整備等」について【細胞株やサンプルの利用について】
バイオマテリアルを用いたがんの不均一性制御の研究開発/ハイドロゲルを用いたがんの
不均一性制御の医療応用基盤開発 北海道大学 田中 伸哉
ダブルネットワーク構造を持つハイドロゲル(DNゲル)の上にがん細胞をまくと、24時間以内に急速にがん細胞が球状
に集まり、SOX2などの幹細胞マーカーの発現が増加して、がん幹細胞が創り出されることを発見した。このゲルによる
がんのリプログラミング誘導を「ハープ現象」と名づけた。この現象には、がん細胞がゲルから刺激を受けてオステオ
ポンチンを発現することが必要である。ハープ現象を基盤とする新しいがん幹細胞マーカーの発見、がん幹細胞治療薬
開発への臨床応用が期待される。ハイドロゲルの様々な物理因子(荷電、弾性率等)と種々のがん細胞の応答について、
メカニズムを明らかにし、新たな融合学問領域「マテリアルゲノミクス」を確立を目指している。
(次世代がん医療創生研究事業 成果報告集、https://www.amed.go.jp/content/000094403.pdf)
次世代がん事業(領域E) (R2~R3)(R4~R5)
がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備事業
株式会社LSIメディエンス 井上 裕章
日本人がん患者由来のPDXライブラリーを構築し、医薬品開発及びがん医療を推進するための基盤を整備した。本環境整
備で整備されたJ-PDXライブラリーを利用し、肺がん、大腸がん、乳がんなどのメジャーながんに加えて、治療選択肢が
少ない希少がん、難治がん、小児がんにおける医薬品開発が促進されることが期待される。
がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備を達成(令和2年10月20日AMED共同プレスリリース)
https://www.amed.go.jp/news/release_20201020-02.html
医療研究開発革新基盤創成事業(H29)
36
⑥「基盤整備等」について【細胞株やサンプルの利用について】
バイオマテリアルを用いたがんの不均一性制御の研究開発/ハイドロゲルを用いたがんの
不均一性制御の医療応用基盤開発 北海道大学 田中 伸哉
ダブルネットワーク構造を持つハイドロゲル(DNゲル)の上にがん細胞をまくと、24時間以内に急速にがん細胞が球状
に集まり、SOX2などの幹細胞マーカーの発現が増加して、がん幹細胞が創り出されることを発見した。このゲルによる
がんのリプログラミング誘導を「ハープ現象」と名づけた。この現象には、がん細胞がゲルから刺激を受けてオステオ
ポンチンを発現することが必要である。ハープ現象を基盤とする新しいがん幹細胞マーカーの発見、がん幹細胞治療薬
開発への臨床応用が期待される。ハイドロゲルの様々な物理因子(荷電、弾性率等)と種々のがん細胞の応答について、
メカニズムを明らかにし、新たな融合学問領域「マテリアルゲノミクス」を確立を目指している。
(次世代がん医療創生研究事業 成果報告集、https://www.amed.go.jp/content/000094403.pdf)
次世代がん事業(領域E) (R2~R3)(R4~R5)
がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備事業
株式会社LSIメディエンス 井上 裕章
日本人がん患者由来のPDXライブラリーを構築し、医薬品開発及びがん医療を推進するための基盤を整備した。本環境整
備で整備されたJ-PDXライブラリーを利用し、肺がん、大腸がん、乳がんなどのメジャーながんに加えて、治療選択肢が
少ない希少がん、難治がん、小児がんにおける医薬品開発が促進されることが期待される。
がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備を達成(令和2年10月20日AMED共同プレスリリース)
https://www.amed.go.jp/news/release_20201020-02.html
医療研究開発革新基盤創成事業(H29)
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