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【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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実証テーマ③
導入目的

主なオペレー
ションの変更

介護助手の活用

主な実証結果

介護職員の身体的・精神的な業務負担の軽減:介護助手を導入することにより、役割分担・機能分化を行い、介護職員が
実施すべき本来業務(利用者へのケア)に注力できる体制や時間を創出する。
・介護職員が時間の余裕を持って入居者に関わり、個々の入居者の希望やタイミングに合わせた対応や、気持ちにゆとり
を持った言葉や介護の実践につなげる。
【本実証で介護助手が担った主な間接業務】
食事・おやつに関連する準備・片付け(配膳・下膳、お茶の準備等)、リネン交換 ・ベッドメイク、居室清掃・片付け、等

➢ 介護助手が間接業務を担う時間に応じて、介護職員の
間接業務時間が削減する傾向が把握できた。

➢ 介護職員が利用者のケアに注力することで、介護職員に
余裕ができ、結果として利用者の発語量や笑顔になる頻
度等が増加する傾向が把握できた。
職員向け調査結果:介護助手導入による施設業務の変化※1

職員タイムスタディ調査結果

0%

25%

50%

75%

73%

気持ち 余裕

精神的

利用者

主な実証結果

58%

(ストレス ど) 軽

利用者

100%

66%

良 ケア 提供

n=141

64% (介護職員)

コミュニケーション ケア 時間 充分

利用者向け調査:介護助手導入による利用者のコミュニケーションの変化※2
0%
利用者 表情 変化(笑顔

頻度等)

利用者 発語量 変化

施設数:17施設
・各5日間の自記式による業務量調査(タイムスタディ)を実施した。
・介護職員間接業務削減時間は、「事後①・間接業務時間の合計」-「事前・間接業務時
間の合計で算出した。
・介護助手間接業務時間は、調査期間中の間接業務時間の合計を使用した。
・上記集計は、実証パターン④(事前・介護助手0人)の施設のみ対象に実施した。

25%

50%

75%

100%

51%
44%

n=87
(利用者)

※1:-3(そう思わない)~+3(そう思う)の7段階で評価した。+1~+3のいずれかに
回答した職員の割合を示している。 (いずれも事後②)
※2:-3(減少したと感じる)~+3(増加したと感じる)の7段階で評価した。+1~+3
のいずれかに該当すると回答された利用者の割合を示している(回答は職員が実施)。
(いずれも事後②)

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