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【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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実証テーマ②
導入目的
主なオペレー
ションの変更
介護ロボットの活用:移乗支援(装着型)
主な実証結果
移乗支援(装着型)を導入することで、利用者に合わせた適切なタイミングでの移乗支援を行い、利用者の行動範囲の広
がりや職員の業務時間削減効果、また、入浴介助・おむつ交換・リネン交換等の中腰姿勢保持による職員負担軽減等を対
象に実証を行い、当該効果を検証する。
・利用者に合わせた適切なタイミングでの移乗支援を行い、利用者の行動範囲の広がりやQOL向上を実現する。
・移動・移乗・体位変換の際に、機器を装着し、腰痛に対する悩みを削減する。
・移乗支援を2人介助から1人介助とすることで効率化し、職員全体での移乗支援に要する時間を削減する。
➢ 移乗支援機器導入による移動・移乗・体位変換にかか
る業務時間は、介護ロボットの着脱・装着時間を含め
ると、やや増加した。
➢ 職員の腰痛の状態については、中程度痛い~ひどく痛
いと回答した職員の割合がやや減少した。
職員タイムスタディ調査結果※1※2
(分)
50
移動・移乗・体位変換
介護ロボット着脱・装着時間
主な実証結果
職員向け調査結果:
この数日間、朝、起きて
動き出すとき腰が痛みますか※3
0.0
6.2
5.6
➢ 機器導入前後のVitality indexの傾向に大きな変化は見ら
れなかった。
利用者向け調査:Vitality index 合計点比較
VI得点区分別集計
0%
事前
事後①
事後②
10%
20%
30%
40%
50%
60%
55%
70%
80%
31%
57%
31%
61%
27%
0点~3点
4点~7点
90%
100%
14%
12%
12%
8点~10点
n=51
0.0
ヒアリング調査結果
25
31.7
32.4
事前 昼
事後② 昼
35.2
38.9
0
事前 夜
事後② 夜
事前 n=111,事後② n=96
※1:各5日間の自記式による業務量調査(タイムスタディ)を実施した。
職員1人1日に占める業務割合を算出
※2:コロナによる影響が大きかった施設を除外して集計
※3:小数点以下を四捨五入して表示している
n=82
• 大柄な利用者のトイレ介助の場面で、小柄な職員が担当する際に
は事故を予防する観点から2人介助で対応していたが、機器を装
着することで1人で介助することができた。
• おむつ交換、寝たきり利用者のベッド上の着替え、夜勤の際など、
利用者が「寝ている姿勢」での介助の際に、中腰姿勢をとる場面
で、アシストされていることを感じられた。
• おむつなどの重量物を搬入する作業などバックヤードの業務の際
にこの機器を装着すると、荷物の上げ下ろしを楽にこなせるよう
になり、作業を効率的かつ身体的負担を軽くすることができた。
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導入目的
主なオペレー
ションの変更
介護ロボットの活用:移乗支援(装着型)
主な実証結果
移乗支援(装着型)を導入することで、利用者に合わせた適切なタイミングでの移乗支援を行い、利用者の行動範囲の広
がりや職員の業務時間削減効果、また、入浴介助・おむつ交換・リネン交換等の中腰姿勢保持による職員負担軽減等を対
象に実証を行い、当該効果を検証する。
・利用者に合わせた適切なタイミングでの移乗支援を行い、利用者の行動範囲の広がりやQOL向上を実現する。
・移動・移乗・体位変換の際に、機器を装着し、腰痛に対する悩みを削減する。
・移乗支援を2人介助から1人介助とすることで効率化し、職員全体での移乗支援に要する時間を削減する。
➢ 移乗支援機器導入による移動・移乗・体位変換にかか
る業務時間は、介護ロボットの着脱・装着時間を含め
ると、やや増加した。
➢ 職員の腰痛の状態については、中程度痛い~ひどく痛
いと回答した職員の割合がやや減少した。
職員タイムスタディ調査結果※1※2
(分)
50
移動・移乗・体位変換
介護ロボット着脱・装着時間
主な実証結果
職員向け調査結果:
この数日間、朝、起きて
動き出すとき腰が痛みますか※3
0.0
6.2
5.6
➢ 機器導入前後のVitality indexの傾向に大きな変化は見ら
れなかった。
利用者向け調査:Vitality index 合計点比較
VI得点区分別集計
0%
事前
事後①
事後②
10%
20%
30%
40%
50%
60%
55%
70%
80%
31%
57%
31%
61%
27%
0点~3点
4点~7点
90%
100%
14%
12%
12%
8点~10点
n=51
0.0
ヒアリング調査結果
25
31.7
32.4
事前 昼
事後② 昼
35.2
38.9
0
事前 夜
事後② 夜
事前 n=111,事後② n=96
※1:各5日間の自記式による業務量調査(タイムスタディ)を実施した。
職員1人1日に占める業務割合を算出
※2:コロナによる影響が大きかった施設を除外して集計
※3:小数点以下を四捨五入して表示している
n=82
• 大柄な利用者のトイレ介助の場面で、小柄な職員が担当する際に
は事故を予防する観点から2人介助で対応していたが、機器を装
着することで1人で介助することができた。
• おむつ交換、寝たきり利用者のベッド上の着替え、夜勤の際など、
利用者が「寝ている姿勢」での介助の際に、中腰姿勢をとる場面
で、アシストされていることを感じられた。
• おむつなどの重量物を搬入する作業などバックヤードの業務の際
にこの機器を装着すると、荷物の上げ下ろしを楽にこなせるよう
になり、作業を効率的かつ身体的負担を軽くすることができた。
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