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【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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実証テーマ④

介護事業者等からの提案手法

事業受託者((株)三菱総合研究所)HPにて、介護事業者等から生産性向上の取組に関する提案(テクノロジーや介
護助手の活用等、複数の取組内容を含んだ提案)を募集し、応募のあった中から、事業内に設置する有識者で構成す
る実証委員会において、以下の3件を本テーマでの実証対象として選定。
提案者

社会福祉法人
善光会

SOMPOケア
株式会社

株式会社
チャーム・ケ
ア・コーポ
レーション

実証施設数

主な取組内容

達成目標・目指す姿

ケアの評価と改善のPDCAを実現するために、
・これまでのケア記録に加えて追加で取得が必要なデー
タを推測し、記録を行う。
・これらの記録と、複数の介護機器・センサーを用いて
記録したデータを合わせたデータ群を分析することで、
介護アウトカムに影響を与えるケア因子の特定を図る。

・テクノロジーを通じて取得するデータ、LIFE DBに
格納されるデータを活用し、利用者状態・介護アウ
トカムを評価すること、介護アウトカムに影響を与
えるケア因子を特定し改善に繋げることで科学的知
見に基づく介護の新たなPDCAサイクルを創出する
ことを目標とする。
・本実証では、睡眠に関連する領域を中心にケアの
質の改善を目指す。

特定施設
12施設

・見守り機器、体位変換機器、入浴支援機器等各種テク
ノロジーの導入による介護の品質改善
・介護補助職者(洗濯物の回収等、食事誘導・ゴミ回
収・掃除)、外部業者(洗濯)の活用による介護職員
の負担軽減
・チャットツールによるリアルタイムでの情報共有
・デジタル(データ)を活用した介護業務の最適化、効率
改善
・ITやデータを活用した職員間コミュニケーションの
活性化による新たな働き甲斐の創造

・テクノロジーや介護補助職者の活用等により、介
護専門職にしかできない業務に集中し、利用者と接
する時間を伸ばすとともに、データを活用したPD
CAサイクルを構築し、介護の品質改善、職員の負
担軽減を進める。
・上記取組を通じて、人員配置を効率化しても、利
用者QOL・職員負荷等の指標において重大なマイ
ナスインパクトが生じないことが定量的に確認され
ることを目指す。

特定施設
3施設

・見守り機器・インカムの活用による夜勤業務軽減。
・高機能のおむつを使用することによる夜間おむつ交換
回数の削減による夜間良眠ケアの実践。
・必要な対象者(褥瘡リスクのある方)に対する自動体
位変換機能付きのエアマットの導入。
・スマートハウス機器(switchbot)の活用。
・コミュニケーション支援機器の活用。

・介護スタッフの夜勤回数が減少し、身体的、精神
的な負担が軽減できることを目指す。
・また、効果を実感することでスタッフがテクノロ
ジーを活用する事のメリットを体感し、更なる機器
活用のアイデアが生まれ、人と機器の役割を相互に
理解した介護現場に変革していくことを目指す。

特養
2施設

※各提案資料から、厚生労働省作成。

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