よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

実証テーマ②

介護ロボットの活用:介護ロボットの活用に向けた手順

本テーマにおいては、実証の対象となる施設の課題やニーズを聴き、それらの状況に応じて、機器の選
定や業務オペレーションの変更等行った。課題やニーズに応じて4パターンとし、特に重要となる課題や
ニーズに対し当該実証を実施した。
課題やニーズの聴き取り

課題やニーズとあわせた
実証機器の選択

機器の導入・実証の実施

移乗支援(装着) 移乗支援(非装着)

排泄予測

主なオペレーション変更の事例
移乗支援(装着)
●大柄な利用者の介助時について、
小柄な職員の場合は2名体制で介
助していたが、機器を装着した後
は1名での介助に変更した。
●おむつなどの重量物を搬入する
作業などバックヤードの業務の際
に機器を装着して行うことで、職
員の身体的な負担
の削減を図った。

排泄予測

介護業務支援機器

移乗支援(非装着)

排泄支援

●職員2名で行っていた移乗作業
について、1名分を移乗支援機器
(非装着)に置き換えて、1名で
の介助に変更した。

●定時でのトイレ誘導をなくし、
排せつ支援機器の「そろそろ通
知」(尿のたまり具合を基にした
排尿前の通知)を基に、随時での
トイレ誘導に変更した。

●具体的な移乗支援の流れについ
て、機器を居室、もしくは居室外
の近傍に配置し、その都度、機器
をベッドに移動させて移乗支援を
行った。

●随時での誘導が困難な場合、尿
量のデータから、定時誘導の時間
を変更して排泄ケアを行った。

介護業務支援
●記録業務の手段をパソコンから
スマートフォンに変更し、職員が
持ち歩きながらケアの直後に記録
の入力を行った。
●職員間の連絡手段や申し送りに
ついても、内線電話から上記ス
マートフォンのインカムに変更し、
遠く離れた場所の
職員の呼び出しや
応援要請等を行っ
た。

4