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【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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匿名調査結果:職員調査
調査目的

介護ロボット等による生産性向上の取組について、施設職員の忌憚ない意見を把握すること目的とした。

調査方法

実証対象となった施設の職員を対象に、WEBアンケート調査を実施(案内文+QRコードを配布)

主な調査項目

主な回答
まとめ

✓ 介護ロボット等の機器の導入や機器を使ったケアについての満足度及びその理由
✓ 介護ロボットやテクノロジーの導入、介護現場の生産性向上についてお気づきの点やご意見
夜間見守り

・転倒リスクのある利用者の対応に役立っている。
・訪室しなくても利用者の睡眠状態が把握出来る。
・夜間の排泄介助に入るタイミングの目安がわかり、
介助後の安眠に繋がった。

・センサーがなった後に止める作業が増えた。
・プライバシー保護のためではあるが、画面の判断がつ
きにくい時があった。
・通知が途切れると、ストレスに感じる場合がある。

移乗支援

・腰痛が改善した。
・介護者にも負担がなく、利用者の状態を選ぶこと
なく負担をかけない移乗ができる。

・重量があり動きにくく、慣れないと使いこなせない。
・小回りが効きづらいところに不満を感じました。
・高額だと施設の少ない予算では難しい。

排泄支援

・適切なタイミングでトイレ誘導できた。
・トイレ誘導の空振りが減り入居者と職員の双方に
とって負担が減った。

・良くも悪くも馴染むのに時間を要した。
・機器の特性を理解し機械に合わせて人間が扱えないと
本来の機器の力を発揮しにくい。

介護業務支援

・記録の時間が短縮され利用者とゆっくりとすごす
時間が作れるようになった。
・手を離した状態で記録が出来て排泄等手が汚れた
状態でも記録ができるのは、とても助かる。

・音声を文字にうまく変換できず、あまり使う機会がな
かった。
・文章が正しく入力できず打ち直したりと、精度的には
まだ道半ばな感じ。

介護助手

・介護職員の負担が減り利用者との関わりが増えた。
・洗い物や掃除をしてくれるので介護業務に集中で
き、安全に効率良く業務をすすめることができた。

・介護助手はすぐに即戦力にはならない。
・アシスタント側の希望曜日と時間で採用しているので、
こちらが必要とする時間に乖離がある。

提案型

・機器の使い方をしっかり指導することで、職員の
モチベーションの向上も見られた。
・人の手だけにしか出来ないケアに集中できるよう
になった。

・機器が大きすぎて使いにくい。
・使い終わった後の掃除に今まで無かった時間が必要に
なる。
・メンテナンスや色々とする事が多少増えた。

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