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資料2 第8次医療計画について(報告) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00041.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第98回 5/12)《厚生労働省》
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脳卒中の医療体制(第8次医療計画の見直しのポイント)








患者の状態に応じた急性期診療を迅速に開始出来るよう、適切な搬送先選定のための救護体制の整備と、転院搬
送等が実施可能な医療機関間連携を推進する。
脳卒中急性期診療の地域格差を解消し、均てん化を進めるため、デジタル技術を活用した診療の拡充を目指す。
急性期以後の医療機関における診療、リハビリテーション及び在宅医療を強化し、在宅等への復帰及び就労支援
に取り組む。

適切な病院前救護の実施

急性期診療の普及・均てん化

• 脳卒中発症後、専門的な診療が可能な医療機関に速やかに到
達できる救急搬送体制の構築
病院前脳卒中スケールを活用した、適切な搬送先選定
地域の実情に応じた、患者搬送体制の整備や見直し

• デジタル技術等を活用することで、脳梗塞に対するt-PA静注療法や
機械的血栓回収療法を、必要な患者に、できるだけ速やかに提供で
きるような医療体制の整備
• 専門的治療を実施出来ない医療機関から、実施可能な医療機関への、
画像伝送等のデジタル技術を活用した円滑な転院搬送体制の構築

回復期や維持期・生活期における医療体制の強化
• 回復期病院や在宅医療を強化することによる、急性期病院か
らの円滑な診療の流れの構築
• 重篤な神経機能障害・精神機能障害等を生じた患者であって
も、急性期病院からの受け入れが可能となるような回復期病
院等の医療提供体制の強化

全身状態/身体機能
発症


<脳卒中の発症~維持期・生活期の経過のイメージ>
自立

急性期の医療

脳卒中再発・合併症等による増悪
再発・合併症併発時の医療

在宅等への復帰及び就労支援に向けた取組
• 急性期、回復期、維持期・生活期のいずれにおいても、医療
サービスと介護及び福祉サービスを切れ目なく受けることが
できるような、医療介護連携体制の整備
• 就労両立支援に係る人材と連携する等、脳卒中患者の就労両
立支援の推進

回復期の医療
亜急性期の医療
維持期・生活期の医療(かかりつけ医等)
要介護
時間
維持期・生活期
6

維持期・生活期の医療(療養)


急性期

再発・合併症による全身状態/身体機能の極端な増悪