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資料2 第8次医療計画について(報告) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00041.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第98回 5/12)《厚生労働省》
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心筋梗塞等の心血管疾患の医療体制(第8次医療計画の見直しのポイント)






心血管疾患発症後、病院前救護を含め、早急に適切な治療を開始する体制の構築を進める。



急性期の治療に引き続き、心臓リハビリテーションなど回復期及び慢性期の適切な治療のための医療体制を構築
する。



デジタル技術を含む新たな技術の活用等により、効率的な連携や、業務の効率化等を推進する。

<心血管疾患患者の臨床経過イメージ>

回復期及び慢性期の医療体制の強化

• 再発・増悪による再入院と寛解を繰り返し徐々に身体機能が悪化する
心不全リスク状態

身体機能

器質的心血管疾患の発症・再発



合併症や再発の予防、在宅復帰のための心血管疾
患リハビリテーションの実施



急性期以後の転院先となる医療機関や在宅医療の
医療提供体制の強化と、デジタル技術を活用した
診療の拡充による、急性期から一環した診療を実
施できる体制の整備



在宅療養における合併症や再発を予防するための
治療、基礎疾患や危険因子の管理、緩和ケア等の
実施

症候性心不全
心不全発症
慢性心不全増悪による入院治療

急性発症
急性増悪

心不全難治化

(突然死)

時間経過

急性期・急性増悪時の医療体制の強化



速やかな救命処置を実施し、疾患に応じた専門的
治療につなげることが可能な体制の構築
周囲の者による速やかな救急要請及び心肺蘇生法の実施

デジタル技術を含む新たな技術の活用

専門的な診療が可能な医療機関への迅速な搬送



効率的な医療機関間・地域間連携を推進

医療機関到着後30分以内の専門的な治療の開始



医療従事者の労務環境の改善や業務の効率化等に
係る取組
7

専門的な診療が可能な医療機関間の円滑な連携