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総-8○外来について(その1) (131 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00191.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第547回 6/21)《厚生労働省》
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外来医療についての課題と論点
(外来機能の分化の推進)
・ 保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携の更なる推進のため、紹介率や逆紹介率が低い場合の初診料等の
減算や、紹介状なしで受診する場合等の定額負担の導入を、診療報酬改定において実施してきている。
・ 令和4年度診療報酬改定においては、紹介状なしで受診した患者等から定額負担を徴収する責務がある医療機関の対
象範囲に紹介受診重点医療機関(一般病床200床以上に限る)を追加し、当該医療機関における定額負担の対象患者に
ついて、その診療に係る保険給付範囲及び定額負担の額等を見直した。
(オンライン診療)
・ オンライン診療に係る診療報酬上の評価については平成30年度改定において新設し、令和2年度改定では、実態等を踏
まえた見直しを実施した。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、臨時的・特例的取扱いを実施し、オンラ
イン診療による初診を可能とする等の対応を行ったところ。
・ 令和4年1月の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直しを踏まえ、令和4年度診療報酬改定においては、
情報通信機器を用いた場合の初診料の新設を行い、算定できる医学管理料を拡充するとともに、算定要件の緩和等の見
直しをおこなった。

【論点】
○ 中長期的に地域の医療提供体制が人口減少や高齢化等に直面する中、令和5年の医療法改正を踏まえたかかりつけ
医機能の強化等や外来機能の明確化・連携を推進し、患者にとって安心・安全で質の高い外来医療の提供を実現するた
めの、診療報酬の在り方について、今後の医療DXの推進も踏まえ、どのように考えるか。
○ 生活習慣病対策、外来機能の分化を推進していく観点から、効果的・効率的な医療を提供するための、診療報酬の在
り方についてどのように考えるか。
○ 前回改定を踏まえ、今後のオンライン診療の適切な評価についてどのように考えるか。

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