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資料2    検討会議結果(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00023.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第25回 6/26)《厚生労働省》
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他方、研修を必須化すると薬剤師が限定されア
クセスの妨げになる。e ラーニングの環境を整
えることが必要ではないか、あるいは研修を義
務付けることは不要であり、チェックシート、
リーフレット等で対応可能ではないか(パブリ
ックコメントで提出された意見)。
○ OTC として販売する場合、オンライン診療 ○

オンライン診療に基づく緊急避妊薬の調剤の研

に基づく緊急避妊薬の調剤とは異なり、薬剤

修と異なるレベルの研修の実施が必要ではない

師が妊娠の可能性の判断を行う必要がある。

か。(短期的課題)


オンライン診療に基づく緊急避妊薬の調剤の研
修では、産婦人科医を招き、講義してもらってい
る。OTC として販売する場合に必要な内容を考慮
した講義とする等、現在実施している研修に何を
付加するのかを産婦人科医と薬剤師で検討してい
く。(短期的課題)

<アクセス・体制>


本剤は性交後できるだけ早く服用する必要 ○

まずはどのような方に緊急避妊薬へのアクセス

があるが、高額である等の理由から、配備でき

を改善するのかが課題と認識している。本検討会

ない薬局等もある可能性が高く、場合によっ

でどれくらいの薬局が必要かという議論はしておら

ては複数の薬局等に行っても手に入れられ

ず、また、どのように緊急避妊薬のアクセス機会を

ず、迅速に服用できない可能性がある。

増やすのかという結論も出ていない。それもなく薬

オンライン診療に基づく緊急避妊薬の調

局数を示すことは困難。また、必要数を議論する

剤の研修を受けた薬剤師の数を考慮する

のであれば、今の実態はどうなのか、どのくらいの

と、仮にその全員が対応する場合でも、体

緊急避妊薬が処方・投薬されていて、全国の産婦

制として不十分ではないか。

人科医が時間外・休日にどのように対応していて、

服用するまでの時間が早いほうが効果は

その一部を薬局も担うのであればどのような体制

高いことから医療機関を深夜に受診するケ

整備が必要なのかという議論が必要。(短期的課

ースもあり、それを薬剤師・薬局が担い切

題)

れるかは、課題として考える必要がある。

今回の OTC 化は、緊急避妊薬を必要とする方



の選択肢を増やすことであり、深夜に薬局が開い
ていなければ、対応できる医療機関が近くにあれ
ば生活者自身が医療機関に受診することになる。
(短期的課題)


薬局においては、休日や時間外でも、緊急に医
薬品が必要な女性に対して対応すること。(短期
的課題)



緊急避妊薬は手に入れづらく、早急に薬局等
にてアクセスできる環境が必要。一部地域の薬
局等での試験的な運用等を行い運用上確認され

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