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資料2 検討会議結果(案) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00023.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第25回 6/26)《厚生労働省》 |
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がないことを示すものであった。(短期的課題)
【⑤OTC 医薬品を取り巻く環境】
<性教育・認知度>
○ 本邦では、欧米と異なり、低用量ピルなど医薬 ○
コミュニケーションや利害調整を含めた小中学
品による避妊を含め性教育そのものが遅れてい
校での性教育が圧倒的に不足していることから、
る背景もあり、緊急避妊薬では完全に妊娠を阻
海外で主流である包括的性教育が行われることが
止させることはできないなど、避妊薬等に関する
望まれる。(中長期的課題)
使用者自身の理解が不十分である。
スイッチ OTC 化の一つの条件は、性教育の歯
○
包括的性教育などが十分になされていない
止め規定の削除で、OTC 化と同時並行で義務教
ため、対等でない男女の関係が生じやすいと
育からの性教育の内容を見直し、性暴力を防ぐこ
いうのは、日本の特殊事情ではないかと思
とと同時に、避妊や中絶も含む包括的な性教育
う。そのような中でスイッチ OTC 化されると、
に、文部科学省も一緒に取り組んでほしい。(中長
適切な避妊がなされない、安心・安全でない
期的課題)
関係が増加する恐れがある。
○
性教育の内容の見直しについて、その実行性を
既に性教育の年齢を過ぎた大学生や成人に
担保するため、厚生労働省(本検討会議)から文
対して、正しい避妊方法やその他のもつべき
部科学省にしっかりと発信してもらう必要がある。
情報を与える機会がないということが最大の
(中長期的課題)
問題である。
教育の不足が全て解決しなければ OTC 化でき
○
現状では中学生は性交を学ばないことにな
ないということではなく、教育については OTC 化し
っている。性交、妊娠、中絶を教えていない、
ながら引き続き改善していくものである。(中長期
妊娠の経過を取り扱わない状況では、受診し
的課題)
OTC 化するに当たっては、使用者が自分で選
にくい中学生での安全が確保されているとは ○
考えにくい。
択をするという部分が生じるため、その部分の教
使用者が正しい情報を得るためのシステム
育が必要ではあるが、全て学校教育の中で担わ
の構築が必須である。
せることの限界もある。正しい知識が得られる機
○ 緊急避妊薬に関する国民認知度は、医療用医
会やツールの必要性を感じる。例えば、産婦人科
医の団体と薬剤師の団体で協力し、共同の Web
薬品であっても現時点で高いとは言えない。
サイトから情報を発信することができれば、正しい
情報を確実に伝えることができ、産婦人科医と薬
剤師の連携の証にもなるのではないか。(中長期
的課題)
○
ドラッグストア店頭でのリーフレット等の配布、
SNS や独自のアプリを活用して対象者(例えば、
20 代、30 代の女性)を特定した情報(例えば、避妊
法の選択肢、効果、性犯罪・性暴力被害者のため
のワンストップ支援センター(以下「ワンストップ支
援センター」という。)の紹介等)の配信が可能であ
り、日本チェーンドラッグストア協会の企業全体を
挙げて取り組んでいく。また、アプリからの配信で
あれば、正しい情報を直接伝えることや、正しい情
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【⑤OTC 医薬品を取り巻く環境】
<性教育・認知度>
○ 本邦では、欧米と異なり、低用量ピルなど医薬 ○
コミュニケーションや利害調整を含めた小中学
品による避妊を含め性教育そのものが遅れてい
校での性教育が圧倒的に不足していることから、
る背景もあり、緊急避妊薬では完全に妊娠を阻
海外で主流である包括的性教育が行われることが
止させることはできないなど、避妊薬等に関する
望まれる。(中長期的課題)
使用者自身の理解が不十分である。
スイッチ OTC 化の一つの条件は、性教育の歯
○
包括的性教育などが十分になされていない
止め規定の削除で、OTC 化と同時並行で義務教
ため、対等でない男女の関係が生じやすいと
育からの性教育の内容を見直し、性暴力を防ぐこ
いうのは、日本の特殊事情ではないかと思
とと同時に、避妊や中絶も含む包括的な性教育
う。そのような中でスイッチ OTC 化されると、
に、文部科学省も一緒に取り組んでほしい。(中長
適切な避妊がなされない、安心・安全でない
期的課題)
関係が増加する恐れがある。
○
性教育の内容の見直しについて、その実行性を
既に性教育の年齢を過ぎた大学生や成人に
担保するため、厚生労働省(本検討会議)から文
対して、正しい避妊方法やその他のもつべき
部科学省にしっかりと発信してもらう必要がある。
情報を与える機会がないということが最大の
(中長期的課題)
問題である。
教育の不足が全て解決しなければ OTC 化でき
○
現状では中学生は性交を学ばないことにな
ないということではなく、教育については OTC 化し
っている。性交、妊娠、中絶を教えていない、
ながら引き続き改善していくものである。(中長期
妊娠の経過を取り扱わない状況では、受診し
的課題)
OTC 化するに当たっては、使用者が自分で選
にくい中学生での安全が確保されているとは ○
考えにくい。
択をするという部分が生じるため、その部分の教
使用者が正しい情報を得るためのシステム
育が必要ではあるが、全て学校教育の中で担わ
の構築が必須である。
せることの限界もある。正しい知識が得られる機
○ 緊急避妊薬に関する国民認知度は、医療用医
会やツールの必要性を感じる。例えば、産婦人科
医の団体と薬剤師の団体で協力し、共同の Web
薬品であっても現時点で高いとは言えない。
サイトから情報を発信することができれば、正しい
情報を確実に伝えることができ、産婦人科医と薬
剤師の連携の証にもなるのではないか。(中長期
的課題)
○
ドラッグストア店頭でのリーフレット等の配布、
SNS や独自のアプリを活用して対象者(例えば、
20 代、30 代の女性)を特定した情報(例えば、避妊
法の選択肢、効果、性犯罪・性暴力被害者のため
のワンストップ支援センター(以下「ワンストップ支
援センター」という。)の紹介等)の配信が可能であ
り、日本チェーンドラッグストア協会の企業全体を
挙げて取り組んでいく。また、アプリからの配信で
あれば、正しい情報を直接伝えることや、正しい情
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