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2011年09月16日(金)
[審査支払] 電子レセプト請求、医科診療所で8割台に乗る 支払基金
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- 平成23年8月受付分の電子レセプトの割合 件数で88.6%、機関数で68.9%(9/16)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の68.9%で、医科では81.8%、歯科では32.9%、調剤薬局では93.6%であった。医科について少し細かく見てみると、機関数ベースでは、400床以上の病院99.6・・・
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2011年09月15日(木)
[DPC] データ提出遅れた9病院につき、10月のデータ提出係数を減算
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厚生労働省は9月15日に、DPC対象病院におけるデータ提出係数の取扱いに関する通知を発出した。
平成22年度診療報酬改定で盛り込まれた、DPCのデータ提出係数は、「正確なデータの提出によって、医療の標準化や透明化が進展する」ことを評価するものである。したがって、定められた期限からデータ提出が遅れた場合、厚労省による集計処理、および各DPC対象病院へのフィードバックが遅延してしまうため、提出遅延については、翌・・・
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2011年09月12日(月)
[診療報酬] アレロック顆粒0.5%など18品目を新たに薬価収載
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厚生労働省は9月12日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関する通知を発出した。
今回は、(1)新たに保険収載された新医薬品として、内用薬ではアレロック顆粒0.5%など12品目、注射薬ではキュビシン静注用350mgなど5品目、外用薬ではオンブレス吸入用カプセル150μgを報告(p1参照)(p5~p6参照)(2)新たに保険収載された医薬品について、使用上の留意事項を報告(p1~p2参照)(3)成分の安全性等が一・・・
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2011年09月12日(月)
[審査支払] 平成23年6月診療分は総計7574万件、8606億円 支払基金
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- 平成23年6月診療分の件数と金額が確定(9/12)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成23年6月診療分の確定件数は総計7574万件で、対前年同月比では、総計1.3%増、医療保険0.2%減、各法(生活保護法等)12.2%増となっている。また、確定金額は総計8606億円で、対前年同月比は総計1.9%増、医療保険0.9%増、各法(生活保護法等)5.8%増となっている。
資料では、診療報酬等確定件数・金額の月別推移をグ・・・
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2011年09月10日(土)
[診療報酬] 個別リハを医療保険給付にし維持期の充実を 京都府保険医協
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京都府保険医協会、京都府理学療法士会など4団体は9月10日に、リハビリテーション制度のあり方についての提言をまとめ、同13日に小宮山厚生労働大臣らに送付した(p1参照)。
リハビリについては、平成18年度の診療報酬改定で「急性期・回復期のリハは医療保険で給付、維持期のリハは介護保険で給付」という原則が設定された。しかし、これには多くの批判があったため、その後、修正され、現在は(i)180日までは疾患別リ・・・
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2011年09月09日(金)
[診療報酬] 検査の取り扱いルールに追加など行う通知発出 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正に関する通知を発出した。本通知は、(1)診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項(平成22年保医発0305第1号、いわゆる解釈通知)(2)特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項(平成22年保医発0305第5号)(3)特定保険医療材料の定義(平成22年保医発0305第8号)―の3本の通知を改正するもの・・・
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2011年09月09日(金)
[診療報酬] 台風12号被害、三重県等の一部地域ではレセ提出期限9月14日に
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厚生労働省は9月9日に、平成23年台風12号に関する診療報酬等の請求の取扱いについて事務連絡を発出した。
本事務連絡では、(1)三重県(2)奈良県(3)和歌山県(4)鳥取県(5)岡山県―の各県において、災害救助法の適用地域に所在する保険医療機関について、8月診療分のレセプト提出期限を9月14日にするとしている(p1参照)。
なお、9月14日に間に合わないものは、翌月以降に提出するよう求めている。
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2011年09月09日(金)
[材料価格] 貴金属価格の高騰に伴い、歯科用材料料を一部引上げ
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- 「特定保険医療材料及びその材料価格(材料価格基準)の一部改正に伴う特定保険医療材料料(使用歯科材料料)の算定について」の一部改正について(9/9付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
歯科用貴金属材料の基準価格は、貴金属材料の価格変動を反映させるため、6ヵ月ごとに変動幅が一定割合を超えたときに見直される。この一定割合は、従前10%であったが、平成22年度の診療報酬改定で5%に引下げられ、より実態に合った基準・・・
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2011年09月09日(金)
[材料価格] 心腔内超音波プローブに機能区分コードを設定
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- 「特定保健医療材料及び医療機器保険適用希望書(希望区分B)に記載する機能区分コードについて」の一部改正について(9/9付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
これは、平成22年3月5日付の保険医療材料等の機能区分に関する事務連絡の内容を変更するもの。今回の改正内容は、(1)別表IIの区分057『人工股関節用材料』の『(1)骨盤側材料』にライナー(IV)を追加(2)別表IIの区分059『オプション部品』の『(3)人工関節固・・・
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2011年09月07日(水)
[診療報酬] 前回の医療経済実態調査、信頼性は確保 調査実施小委
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厚生労働省が9月7日に開催した、中医協・調査実施小委員会で配付された資料。この日は、第17回(前回)医療経済実態調査の信頼性について厚労省から報告を受けた。
検証ポイントは、(1)チェック用プラグラム等の検査などを通じて、データ作成の作業プロセスを検証する(2)データ集計を改めて行い、集計結果を検証する―という2点(p5参照)。統計法等の規定に基づき調査票(生データ)は処分されているが、こうした検証・・・
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2011年09月07日(水)
[診療報酬] 救急医療の充実など22年度改定の影響を調査 結果検証部会
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第31回 9/7)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
項目ごとに概略を追ってみよう。
22年度改定の柱の1つである「救急医療等の充実・強化」については、(1)救急医療に関連する施設基準の届出が増加(2)ハイリスク分娩管理加算や超重症児(者)入院診療加算を始め、算定件数も増加(3)三次救急では重傷患者が・・・
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2011年09月07日(水)
[診療報酬] DPC高額新薬ルール見直しを了承し早速新薬に適用 中医協総会
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厚生労働省が9月7日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、DPC評価分科会、慢性期入院医療の包括評価調査分科会などから報告を受けたほか、今後のスケジュール確認などを行った。
まず、DPCについては、小山分科会長(東邦大学医療センター大森病院心臓血管外科部長)から、(1)医療機関群別の基礎係数設定(2)高額な新薬の取扱い―などについて中間報告が行われた(p47~p101参照)。
(1)については、医・・・
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2011年09月06日(火)
[歯科点数] 歯科診療報酬点数表、平行測定などは1986年以来据え置き
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政府は9月6日に、歯科医療の適切な提供、歯科検診の受診状況に関する質問に対する答弁書を公表した。
参議院議員は、歯科診療報酬が長期にわたり据え置かれたため、歯科医療機関の経営は危機的状態にあること、歯の検診体制も不十分であり、一層の充実が急務であることを指摘。そのうえで、(1)1986年改定以来、点数が変わっていない項目の内容と、25年間引上げられなかった理由(2)次期診療報酬改定での歯科固有技術の適正・・・
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2011年09月06日(火)
[後発医薬品] 後発医薬品の販売名、「一般名」の普及に努力中 政府
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政府は9月6日に、後発医薬品の薬価基準収載、販売名等に関する質問に対する答弁書を公表した。
参議院議員は、後発医薬品の使用促進について、多くの保険薬局が「後発医薬品の備蓄増に伴う在庫管理の負担が大きい」ことなどを理由に、後発医薬品の調剤にあまり積極的に取り組んでいないことを指摘。そこで、後発医薬品の薬価基準収載、販売名等について、(1)実態をどのように把握しているか(2)異なる価格帯設定の基準は何・・・
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2011年09月06日(火)
[診療報酬] 被災地での看護師不足等に鑑み、看護配置基準等の特例認める
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厚生労働省は9月6日に、東日本大震災に関連する診療報酬の取扱いに関する通知を発出した。震災の影響を踏まえ、岩手県、宮城県、福島県の3県において診療報酬算定要件を一部緩和するもの。この取扱いは、平成24年3月31日までの時限的なものである。
緩和されるのは、(1)入院基本料の施設基準(p1~p2参照)(2)保険医療機関における外来機能(p2参照)(3)在宅医療・訪問看護の回数(p2~p3参照)(4)新薬の処方・・・
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2011年09月06日(火)
[診療報酬] 被災地の診療報酬特例加算は中医協で議論、公費支援は継続
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政府は9月6日に、診療報酬改定における復興特例加算新設に関する質問に対する答弁書を公表した。
参議院議員は、大塚前厚生労働副大臣が特例加算の創設に意欲的であったことなども踏まえ、(1)加算を新設すれば医療費が増加し、保険料負担も増加するのではないか(2)患者・被保険者負担の増加を公費で補てんするのであれば、補助金等のほうが分かりやすいのではないか(3)隔年の診療報酬改定よりも、復興予算で迅速に対応す・・・
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2011年09月01日(木)
[診療報酬] 新潟・福島の大雨被災、レセプト電算処理システムの取扱い示す
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厚生労働省は9月1日に、新潟県及び福島県各地における大雨による被災に関する診療報酬の請求等の取扱いについて事務連絡を発出した。
新潟県および福島県各地では連日の大雨によって被災している地域がある。そのため、事務連絡では、(1)被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求の取扱い(2)レセプト電算処理システムの取扱い―についてまとめている。
(1)は、被保険者証の提示がない場合でも、医療・・・
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2011年08月31日(水)
[診療報酬] 人工股関節用のAqualaライナーなどを区分C1で保険収載
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厚生労働省は8月31日に、医療機器の保険適用に関する通知を発出した。これは、9月1日から新たに保険適用された医療機器を知らせるもの。
区分C1(新機能)として、(1)コンプリヘンシブ ショルダー リビジョンシステム(2)Aqualaライナー―の2製品が保険収載されている(p11参照)。(1)は人工肩関節置換術を行う際に、関節窩コンポーネントと組み合わせて使用する部品、(2)は超高分子量ポリエチレン製の、人工股関節・・・
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2011年08月31日(水)
[診療報酬] 自己抗体検査に免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比を追加
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厚生労働省は8月31日に、検査料の点数の取扱いに関する通知を発出した。
今回は、D014『自己抗体検査』に「(17)免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比」が追加される。この検査については、「(21)のIgG4」に準じて算定することになる(p1参照)。
資料には、該当部分の新旧対照表が付されている(p2参照)。
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2011年08月31日(水)
[材料価格] 血管内異物除去用カテーテルの定義を拡大する通知
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厚生労働省は8月31日に、「特定保険医療材料の定義について」の一部改正に関する通知を発出した。
今回は、平成22年3月5日付の通知「特定保険医療材料の定義について」の別表IIの133の(9)『血管内異物除去用カテーテル』の定義を一部改めている。具体的には、同カテーテルの要件について、「類別が『機械器具(7)内臓機能代用器』であって、一般的名称が『ペースメーカ・除細動器リード除去キット』であること」が追加され・・・
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2011年08月31日(水)
[DPC] 医療機関群設定や高額薬剤で中間報告書固める DPC分科会
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厚生労働省が8月31日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、厚労省当局から、高額薬剤の取扱いや医療機関群の設定に係る中間報告案が提示され、これを了承した。
中間報告案は、(1)基礎係数設定に係る医療機関群の設定(2)高額薬剤の取扱い―の大きく2点について、分科会のこれまでの議論をまとめたもの。
(1)の医療機関群については、(a)大学病院本院群(b)a以外の高診療密・・・
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2011年08月30日(火)
[審査支払] 平成23年6月査定分のコンピュータチェック効果、全体の42.5%
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- 平成23年6月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(8/30)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金では、審査の充実のため、レセプト電子化の進展に伴い、電子レセプトに対するコンピュータチェックの範囲を順次拡大している。平成23年6月審査分の医科電子レセプトにおける請求1万点当たりの原審査査定点数は22.8点。このうちコンピュータチェックを契機とした原審査査定点数は9.7点で・・・
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2011年08月30日(火)
[審査支払] 公費負担医療に係る電子レセ受取の電子化等を要望 支払基金
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- 8月定例記者会見を開催(8/30)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
資料には、(1)審査支払制度等の見直しに関する要望(p2~p8参照)(2)東日本大震災に伴う診療報酬等請求支払の状況(6月診療分)(p9~p19参照)(3)支払基金における審査状況(6月審査分)(p20~p79参照)(4)特別審査委員会の取扱状況(8月審査分)(p80~p87参照)(5)後期高齢者支援金等の収納状況(23年第4期分)(p88~p94参照)―・・・
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2011年08月26日(金)
[医薬品] 塩酸メチルフェニデートの成人期継続使用、定期的に有効性評価を
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厚生労働省はこのほど、塩酸メチルフェニデート製剤の小児期AD/HD患者の成人期への継続使用に関する通知を発出した。平成23年8月26日開催の薬事・食品衛生審議会において、薬物治療経験のある小児期AD/HD患者が18歳を超えて、塩酸メチルフェニデート製剤(販売名:コンサータ錠18mg、同錠27mg)を使用することが認められた。これに伴い、同製剤の使用上の注意が変更されたことを通知するもの。
具体的には、「18歳未満で本剤・・・
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2011年08月24日(水)
[診療報酬] 被災地の要望も受け、同時全面改定の延期を改めて要望 日医
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日本医師会は8月24日の定例記者会見で、「中医協委員による被災地訪問・意見交換会についての日本医師会の見解」を発表した。
中医協では8月1日~3日に被災地を訪問し、地元医療関係者らと意見交換を行っている。その状況については、24日の中医協総会にも報告され、(1)診療報酬算定要件の緩和を速やかに行う(2)特例の加算について次期改定に向けて検討する―という2つの方針が了承された。しかし、日医では、宮城県医師会・・・
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