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2024年12月11日(水)
[医療提供体制] 医師過多区域での不指定「筋が違う」 日医会長
- 日本医師会の松本吉郎会長は11日の定例記者会見で、外来医師が過多な区域での開業に当たり、地域で不足する医療の提供を拒む医療機関の不指定や指定の取り消しが厚生労働省で検討されていることに対し、「筋が違う話だ」と苦言を呈した。 一方で松本会長は、特定の地域に限らず医療機関が地域に根差した医療を提供することは必要だと主張。日医として、初期救急や在宅、入院、学校保健など各地域に必要な医療を担うよう医療機関・・・
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2024年12月05日(木)
[医療提供体制] 産科診療所の4割超が赤字 日医総研
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- 産科診療所の特別調査(12/5)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 日本産婦人科医会 カテゴリ: 医療提供体制
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2024年12月04日(水)
[医療提供体制] ベースアップ評価料に伴う給付金、「算定予定も対象に」
- 日本医師会の松本吉郎会長は4日に開かれた定例記者会見で、11月29日に閣議決定された2024年度の補正予算案で「ベースアップ評価料」を算定する医療機関に給付金を支給する方針が示されたことに対し、今後ベースアップ評価料を算定予定の医療機関も対象とするよう国に働き掛けていく考えを示した。 24年度の補正予算案では、医療分野での賃上げに関する予算として828億円を計上。ベースアップ評価料を算定し、生産性の向上につな・・・
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2024年12月02日(月)
[医療提供体制] 診療所のマイナ保険証利用率「10%未満」が7割 日医総研
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- 診療所における医療DXに係る調査報告書(12/2)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
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2024年11月20日(水)
[医療提供体制] 口コミサイトの誹謗中傷、日医が相談窓口開設へ
- グーグルマップをはじめとする口コミサイトやSNSなどで医療機関に対する誹謗中傷や悪質な書き込み被害が増加していることを受け、日本医師会は20日、相談窓口を開設すると発表した。2025年1月ごろ運用を始める<doc17699page10>。 窓口では、口コミサイトやSNSなどでの誹謗中傷を含む「ペイシェントハラスメント」全般について相談できる。利用対象者は日医の会員と会員が開設・管理している医療機関の医療従事者など。相・・・
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2024年11月20日(水)
[医療提供体制] 財務省の医師偏在対策案に日医会長が反発
- 日本医師会の松本吉郎会長は20日の定例記者会見で、医師偏在是正で財務省が主張する診療報酬の減算措置について「受け入れがたい」と強く反発した。 財務省は13日の財政制度等審議会の分科会で、地域で過剰になっている特定の診療科の医療サービスを「特定過剰サービス」とし、減算の対象とすることで医師偏在の是正を図ることを提言した。 この日の会見で松本会長は、現在の医師の分布は各地域の人口に応じて現在の形に落ち着・・・
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2024年10月30日(水)
[医療提供体制] 新たな会員情報管理システム「MAMIS」開発 日医
- 日本医師会は、入会や異動、退会などの手続きがWeb上で完結できる新たな会員情報管理システム「MAMIS」を開発し、10月30日から試験運用を始めた。医師会や医師などの負担軽減を図る<doc17407page1>。 これまで入会などの手続きは、医師が手書きした複写式の用紙を郡市区等医師会に提出し、都道府県医師会を経由して日医が受領する流れだった。新システム導入で、郡市区等、都道府県それぞれの医師会を経由せず、日医は医・・・
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2024年10月23日(水)
[医療提供体制] 働き方改革開始後、救急搬送受け入れ困難増が15.6% 日医
- 日本医師会の城守国斗常任理事は23日の定例記者会見で、4月から始まった医師の時間外労働の上限規制が及ぼしている影響に関する調査結果を公表した。全国の有床診療所と病院4,082施設に地域の医療提供体制に生じている問題点を複数回答で聞いたところ、「救急搬送の受け入れ困難(断り)事例の増加」が最も多く、15.6%だった<doc17317page27>。 次いで、▽専門的な診療科の紹介患者(ハイリスク患者)の受け入れ困難 (断・・・
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2024年10月23日(水)
[医療提供体制] 財政審の保険給付費抑制の見方に反論 日医会長
- 財務省が16日に開いた財政制度等審議会の財政制度分科会で、医療の保険給付に物価・賃金の伸びを反映させた場合に現役世代の負担が増すという見方が示されたことに対し、日本医師会の松本吉郎会長は23日の定例記者会見で、現在の医療保険料率は2018年に政府が示した予測を約1%下回っているとし、「現役世代の可処分所得が減少するという過度な不安をあおるべきではない」と反論した。 財務省は同分科会で、医療・介護の保険給・・・
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2024年09月25日(水)
[健康] 学校健診の項目の意義明確化を、文科省に要望書 日医
- 群馬県みなかみ町の小学校で行われた定期健康診断で学校医に下半身をのぞかれたと児童などが訴えた問題を受け、日本医師会の渡辺弘司常任理事は9月25日の定例記者会見で、各健診項目の意義を明確にした上で必要に応じて項目の見直しを行うなど、学校健診の在り方について検討を求める要望書を8月21日に文部科学省に提出したことを明らかにした<doc16971page1>。 渡辺常任理事は会見で、学校保健安全法では健診を行う項目・・・
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2024年08月28日(水)
[開催案内] 能登半島地震をテーマに被災地に寄り添う医療支援でシンポ開催
- 日本医師会は9月21日に「地域に根差した医師会活動プロジェクト」の第3回シンポジウムを開催する。1月1日に発生した能登半島地震をテーマに、被災地に寄り添った医療支援とはどのようなものかについて講演する<doc16497page1>。 ほかに、日医災害医療チーム(JMAT)の具体的な活動内容や、統括JMAT、JMAT隊員医師、被災地の診療所の医師、近接する県の医師会など、さまざまな立場での活動や支援について発表が行われ、デ・・・
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2024年08月07日(水)
[医療提供体制] HPVワクチンキャッチアップ、広報活動を強化 日医
- 子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐワクチンのキャッチアップ接種の期限が迫っていることを踏まえ、日本医師会の釜萢敏副会長は7日の記者会見で、関連する広報活動を強化していることを明らかにした<doc16343page1>。日医のホームーページや公式YouTubeチャンネルなどで情報を積極的に発信しており「ぜひ多くの方に見ていただき接種の検討に役立ててもらいたい」と呼び掛けた。 HPV・・・
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2024年06月26日(水)
[健康] スポーツと医療の連携促進へ、スポーツ庁に要望書 日医
- 日本医師会の運動・健康スポーツ医学委員会は、2022年6月に刊行した「健康スポーツ医学実践ガイド」と、運動やスポーツを行える施設などを地図上で示す「運動・スポーツ関連資源マップ」を活用し、医師や行政、スポーツ関係者など多職種が連携して健康増進を図ることが重要だとする答申を松本吉郎会長に提出した。さらに答申の内容を踏まえ、松本会長と茂松茂人副会長、長島公之常任理事は、スポーツと医療の連携促進に向けた要・・・
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2024年06月22日(土)
[人事] 日本医師会会長に現職の松本氏が再選
- 日本医師会は22日、第156回日本医師会定例代議員会にて会長選を行い、現職の松本吉郎氏が当選、2期目を務めることになった。 副会長には、角田徹氏、茂松茂人氏(ともに現職)、釜萢敏氏(新任)が選任された。会長、副会長ともに任期は2年。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。第156回日本医師会定例代議員会・選挙結果報告・・・
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2024年06月19日(水)
[健康] 小学校の健診、全児童への二次性徴の診察「想定外」 日医
- 群馬県みなかみ町の小学校で行われた定期健康診断で学校医に下半身をのぞかれたと児童などが訴えた問題を巡り、日本医師会の渡辺弘司常任理事は6月19日の定例記者会見で、下腹部の視診を行うことに一定の妥当性はあるとしたものの「一般的な学校の健康診断で児童全員に二次性徴の診察をすることは想定していない」と述べ、事前に保護者への説明が必要だったとの見解を示した。 渡辺常任理事は、思春期特有の病気として通常より・・・
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2024年06月05日(水)
[医療改革] 学校医確保へ若手への働き掛け提言 日医学校保健委員会答申
- 日本医師会は5日、学校医の担い手の確保策を盛り込んだ委員会の答申を公表した。学校医の不足や高齢化が進む中、答申では若手医師の担い手を育成する仕組みの整備を求めた。答申は、学校医活動を支える人材の確保や「チームとしての学校」の推進などが柱。日医の学校保健委員会がまとめた<doc15131page1>。 学校医活動の担い手を増やすための具体策としては、若手医師や医学生に研修や医学教育を通じて理解を促すことや、・・・
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2024年06月05日(水)
[医療提供体制] JMAT活動終了、能登半島地震で延べ1万人超を派遣
- 日本医師会の松本吉郎会長は5日の定例記者会見で、能登半島地震での日医災害医療チーム(JMAT)の派遣を5月31日に終了したと報告した。延べ3,849チーム・1万2,374人が被災地で支援活動を行った<doc15128page6>。 能登半島地震の発生から5カ月を過ぎるが、避難所に約1,800人(5月下旬時点)、1.5次や2次避難所に約1,600人(同)が暮らしている。松本会長は会見で「石川県の行政と石川県医師会や各郡市医師会とが車の両輪と・・・
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2024年06月01日(土)
[医療提供体制] 日医会長選に2人立候補、22日投開票
- 日本医師会の会長選挙は立候補の届け出が1日に締め切られ、現職の松本吉郎氏と前副会長の松原謙二氏が立候補した。2年前と同じ2人による一騎打ちとなる。22日に投開票が行われる。 松本氏は、2022年から現職。一方、松原氏は、13年から22年まで日医副会長を務めた。 副会長候補(定数3人)は、角田徹氏と茂松茂人氏(共に現職)、常任理事の釜萢敏氏の3人。日医役員の任期は2年で、今回は22日の日医定例代議員会で投開票が行わ・・・
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2024年05月22日(水)
[医療改革] 財政審の医師偏在解消策、日医会長「机上の空論」
- 病院と診療所間や特定の地域への医師の偏在を是正するため、診療所が過剰な地域では診療報酬の単価を引き下げるべきだとする提言を財政制度等審議会がまとめたことを受けて、日本医師会の松本吉郎会長は22日の定例記者会見で、提言は「医療現場の感覚から甚だしく乖離」「机上の空論」と批判した。 松本氏は、医師の偏在について「1つの手段で解決するような魔法の杖は存在しない。あらゆる手段を駆使して複合的に対応する必要・・・
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2024年05月15日(水)
[医療提供体制] 認定産業医更新、有害業務管理の受講義務化検討を 日医
- 日本医師会は15日、内部の産業保健委員会がまとめた認定産業医制度の在り方に関する答申を公表した。認定産業医の資格更新については、産業医学の特徴的な課題である有害業務管理や作業環境管理、作業管理の受講の義務付けを検討する必要があるとしている<doc14816page7>。 認定産業医を更新するためには、資格取得後5年以内に、日医が指定する生涯研修を20単位受講しなければならない<doc14816page16>。 受講内容・・・
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2024年05月15日(水)
[医療提供体制] HPVワクチンのキャッチアップ接種、早期対応呼び掛け 日医
- 日本医師会の釜萢敏常任理事は15日の定例記者会見で、子宮頸がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチン接種を逃した女性へ特例で実施している「キャッチアップ接種」の早期対応を呼び掛けた。特例による全額公費での接種は2025年3月末までだが、接種は一定期間を空けて計3回必要となるため。 HPVワクチンの接種を巡っては、13年4月に国内で定期接種が開始されたものの、接種後に疼痛などを訴・・・
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2024年04月17日(水)
[募集] 台湾東部地震への支援金を呼び掛け 日本医師会
- 日本医師会は、台湾東部地震に対する支援金の募集を開始した。全国の医師会や会員から5月31日まで受け付けている。 日医では台湾医師会に対し、既に1,500万円を支援しているが、被災地の深刻な状況を鑑み、追加の支援金を募ることを決定。4月12日から受け付けを開始した。 松本吉郎会長は17日に行われた定例記者会見で「台湾東部地震で被災された全ての皆さまに心よりお見舞いを申し上げます」と述べ、被災地で医療活動を展開・・・
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2024年04月05日(金)
[医療提供体制] C2水準審査、24年度の申請受付開始
- 高度な医療技能を修得するため、2024年4月以降にやむを得ず年960時間超の長時間労働を行う医師に適用する「C2」水準の申請の受付が5日に始まった。審査委員会による審査は、24年度には3回行われる予定で、第1回の申請は6月11日に締め切る。 医師の時間外労働の上限は4月以降、休日労働を含めて原則として年960時間に規制されるが、C2水準が適用されると年1,860時間に上限が緩和される。 内科・外科・総合診療など日本専門医機・・・
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2024年03月27日(水)
[感染症] 日医、麻しんワクチンの発注で医療機関に注意喚起
- 日本医師会の釜萢敏常任理事は27日の定例記者会見で、麻しん含有ワクチンの予防接種について、各都道府県の医師会へ注意喚起を行ったと報告した。医療機関に対し、ワクチンの定期接種を優先したうえで、定期接種向け以外の備蓄分を確保するなど必要以上の発注を控えるように要請している。 麻しんはウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症。2006年度からは1歳児と小学校入学前1年間での2回の接種制度が導入されている・・・
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2024年03月13日(水)
[医療提供体制] 有床診療所委員会、報告書をまとめ答申 日本医師会
- 有床診療所の減少に歯止めを掛けるための改善策として、「入院基本料の引き上げや加算の充実が重要」などとする報告書を日本医師会の「有床診療所委員会」がまとめ、8日に松本吉郎会長に答申した<doc13855page1>。 日医で有床診療所を担当する神村裕子常任理事は13日の定例記者会見で「有床診療所は、外来機能しかない無床診療所と比べてさまざまな可能性のある施設形態だと考えている」と述べた。 神村氏は、新興感染症・・・
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