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2011年03月25日(金)
[医療提供体制] 計画停電細分化、人工呼吸器等使用の在宅患者に再対応を
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- 東京電力株式会社による計画停電に係る人工呼吸器等使用の在宅療養患者に対する注意喚起について(依頼4)(3/25付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 疾病対策課 カテゴリ: 医療提供体制
具体的には、(1)バッテリーの持続時間・作動の確認(2)蘇生バッグによる人工呼吸実施の準備(3)かかりつけ医療機関との緊急時連絡体制の・・・
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2011年03月25日(金)
[放射線] 安定ヨウ素剤の自己判断飲用は避けるなど、国民向けQ&A 厚労省
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厚生労働省は3月23日に、放射線の影響に関する健康相談に係る情報提供について、事務連絡を行った。これは、福島第一原発の事故により、放射線に対する国民の不安が広がっていることから、不安払拭に向けて、一般国民向けに放射線の健康影響に関するQ&Aをまとめたもの(p1~p3参照)。
たとえば、「雨に濡れても平気か?」という疑問には、「雨による健康影響はない」と答えたうえで、気になるようであれば、(1)急ぎの用事・・・
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2011年03月24日(木)
[予防接種] 小児用肺炎球菌とヒブの同時接種、保護者の同意を得て実施
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厚生労働省は3月24日に、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性の評価結果を公表した。
平成23年3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の乳幼児において7件の死亡例が報告されている。厚労省の調査会・検討会では、全死亡例について、解剖所見、カルテ等から疾病の経過や疾病の重篤度について詳細な情報を入手し、評価を実施(p5~p6参照)。その結果、「現段階の情報において・・・
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2011年03月23日(水)
[公費負担医療] 計画停電影響者、契約および指定医療機関以外でも受診可
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厚生労働省は3月23日に、東京電力株式会社等による計画停電に係る公費負担医療の取扱いに関する事務連絡を発出した。
今般の東北地方の震災に伴う公費負担医療の取扱いについては、3月11日と3月18日に事務連絡を発出している。具体的には、各制度の対象者であることを申し出たうえで、(1)氏名(2)生年月日(3)住所等―の確認により受診できる。また、新規の申請の取扱いおよび受給者証等の有効期間経過後の取扱いも示してい・・・
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2011年03月23日(水)
[放射線] 福島と東京に、乳児による水道水の飲用を控える広報を依頼
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厚生労働省は3月23日に、福島県および東京都における水道水中の放射性物質の検出について発表した。
厚労省は、政府および東京都水道局が実施した、福島県と東京都の水道水の放射性物質の測定結果を踏まえ、新たにいわき市および東京都に対し、該当する水道水の乳児による飲用(乳児用調整粉乳を水道水で溶かして乳児に与えること等)を控えるよう広報を依頼した。
調査結果では、「乳児用の指標値(放射性ヨウ素)」を超過・・・
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2011年03月23日(水)
[がん対策] 被災地におけるがん患者対応、参考情報を更新
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厚生労働省は3月23日に、平成23年東北地方太平洋沖地震の被災に対するがん診療連携拠点病院等における対応(追加その2)について事務連絡を発出した。
厚労省はすでに、被災地域におけるがん患者に対する適切な医療の確保の対応(がん診療連携拠点病院の稼動状況の広報など)を、3月17日に連絡している(p2~p3参照)。今回の事務連絡では、当該対応における参考情報について更新および追加をしている(p1参照)。
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2011年03月22日(火)
[インフル] 厚労省が、地域の「インフルエンザ情報提供窓口一覧」を公表
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厚生労働省は3月22日に、自治体のインフルエンザ関連お問い合わせ・情報提供窓口一覧を公表した。
資料には、都道府県、保健所設置市、特別区における、インフルエンザに関するお問い合わせ・情報提供窓口の電話番号やFAX番号、ホームページのURLがまとめられている(p1~p11参照)。
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2011年03月22日(火)
[健康] 日本栄養士会に栄養・食生活の支援について協力依頼
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厚生労働省が3月22日に行った、東北地方太平洋沖地震に伴う災害発生により避難所等で生活する者への栄養・食生活の支援についての事務連絡。
今般発生した震災により、避難所等での生活が長期化することが予想される。さまざまな健康への影響が懸念される中、特に生活習慣病などの罹患者をはじめ、病状や健康状態の悪化を防ぐため、食生活等の管理に配慮した継続的な相談支援を行うことが重要となってくる。
そこで、厚労省・・・
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2011年03月21日(月)
[放射線] 除染が必要となる放射線量の基準を10万cpmへ引上げ 厚労省
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厚生労働省は3月21日に、放射線の影響に関する健康相談について、一部修正および追加を行った。
厚労省は3月18日付の事務連絡「放射線の影響に関する健康相談について(依頼)」(p4~p13参照)で、除染が必要となる放射線量の基準(スクリーニングレベル)を1万3000cpmとしていた。今般、原子力安全委員会より、この基準を10万cpmへ変更することが示されたため、「放射線の影響に関する健康相談の流れ」(p2参照)につ・・・
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2011年03月18日(金)
[公費負担医療] 新規申請や受給者証等の有効期間経過後の取扱い示す
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厚生労働省は3月18日に、東北地方太平洋沖地震による被災者の公費負担医療の取扱い(その2)について事務連絡を発出した。
厚労省は3月11日付の事務連絡で、「東北地方太平洋沖地震による被災者の公費負担医療の取扱いについて」を発出している。今回発出された「その2」では、上記の事務連絡に加え、新規の申請の取扱いおよび受給者証等の有効期間経過後の取扱いについて、説明している(p2~p4参照)。たとえば、難病治療・・・
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2011年03月18日(金)
[インフル] 都道府県備蓄抗インフルエンザウイルス薬、被災者に提供可能に
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- 東北地方太平洋沖地震の発生を受けた行政備蓄抗インフルエンザウイルス薬(タミフル・リレンザ)の使用について(3/18付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
被災地域では、インフルエンザ等の感染症がまん延する危険性があり、必要物資の不足等が懸念されている。ただし厚労省は、現状で抗インフルエンザウイルス薬の製造販売業者・卸売販売業者に在庫が十分確保されているとし、都道府県(被災地への支援を含む)の備蓄している抗インフルエンザウイ・・・
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2011年03月18日(金)
[健康] 被災地で心身の機能の低下予防、積極的に体を動かしましょう
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厚生労働省は3月18日に、3月15日にとりまとめた「被災地での健康を守るために」について、情報を更新したことを明らかにした。
今回更新されたのは、「2(5)心身の機能の低下予防」、「2(6)歯と口の清掃・入れ歯」、「5 妊婦さん、産後まもないお母さんと乳幼児の健康のために」の充実、など(p2~p9参照)。
心身の機能の低下予防では、災害時の避難所生活では、体を動かす機会が減ることで、特にお年寄りの場合には、・・・
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2011年03月17日(木)
[がん対策] 被災地におけるがん患者に対する適切な医療確保を依頼
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厚生労働省は3月17日に、平成23年東北地方太平洋沖地震の被災に対するがん診療連携拠点病院等における対応について事務連絡を発出した。
これは、今般の東北地方の地震に伴い、被災地域におけるがん患者に対する適切な医療の確保について懸念がある状況であることから、がん対策基本法第15条(がん医療機関の整備)の趣旨を踏まえた対応策を示したもの。
事務連絡では、(1)都道府県における対応(2)がん診療連携拠点病院・・・
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2011年03月17日(木)
[医療提供体制] 計画停電に備え、在宅で人工呼吸器使用する患者への対応を
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- 東北電力株式会社による計画停電に係る人工呼吸器等使用の在宅療養患者に対する注意喚起について(依頼2)(3/15付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 疾病対策課 カテゴリ: 医療提供体制
また、資料として東北電力からの計画停電実施への協力依頼が付されている(p2~p8参照)。
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2011年03月16日(水)
[災害医療] 被災地の透析患者等について、各県に受入調整等の協力求める
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厚生労働省は3月16日に、被災地の透析患者等の受入体制の確保等について協力を求める事務連絡を行った。
東北地方太平洋沖地震による甚大な被害により、被災地域では、透析患者に対し、透析医療の提供が極めて困難な状況となっている。そこで、事務連絡では、被災地域から透析患者を受入れる施設(医療機関)、および患者等の宿泊施設などを確保するほか、受入に係る調整等について、都道府県に協力を求めている(p1参照)・・・
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2011年03月15日(火)
[災害医療] 被ばくや長引く避難生活での健康対策、情報提供団体を案内
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厚生労働省は3月15日に、被ばく対策の情報について事務連絡を発出した。今般の東北地方太平洋沖地震は未曾有の大地震で多くの尊い命が失われ、福島第一原発事故に伴い、その周辺では住民への避難指示が出ている。
そのため、被ばくへの対策も問題になっていることから、(1)原発事故による被ばくを防ぐにはどうしたらよいか(2)長引く避難生活での健康への影響をどう抑えるか―などの対処法や注意点、原子力災害が発生した際・・・
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2011年03月14日(月)
[難病対策] 特定疾患治療研究事業の高額療養費多数回該当、確認徹底を
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厚生労働省はこのほど、特定疾患治療研究事業における多数回該当の適用の確認等に関する通知を発出した。
高額療養費制度においては、限度額超過が一定期間の間に3回以上発生した場合には、患者負担上限をさらに軽減する「多数回該当」という仕組みが設けられている。特定疾患治療研究事業の対象療養に係る高額療養費については、平成21年5月1日から、所得区分に応じた自己負担限度額が導入され、それに伴い、具体的なレセプト・・・
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2011年03月14日(月)
[健康日本21] 糖尿病やがんなど9分野への取組状況の評価開始 厚労省
- 厚生労働省が3月14日に開催した、健康日本21評価作業チームの初会合で配付された資料。健康日本21は、米国のHealthy People 2000を参考にした、日本国民の健康指標。栄養・食生活・糖尿病・がんなど9分野について、現状や将来目標、対策などが整理されている。たとえば、がんについては、たばこ対策の充実や検診受診者の増加(5割以上の増加)などだ。平成12年に施行された健康増進法とあわせて、日本国民の健康づくりや疾病予防・・・
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2011年03月14日(月)
[糖尿病対策] 被災地におけるインスリン入手のための相談連絡先を公表
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厚生労働省は3月14日に、東北地方太平洋沖地震の被害に遭ったインスリンを必要とする糖尿病患者に対するインスリン入手のための相談連絡先を発表した。
岩手県では岩手医科大学、宮城県では東北大学、福島県郡山市では福島県立医科大学、同県会津市では福島県立医科大学会津医療センター、同県いわき市ではいわき共立病院とたねだ内科クリニック、茨城県では日立総合病院となっている。資料では、連絡先の医師と、電話番号など・・・
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2011年03月13日(日)
[災害支援] 生活衛生関係営業者へ、災害融資の金利引き下げ措置
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厚生労働省は3月13日に、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による災害により被害を受けた生活衛生関係営業者等への対策について公表した。
厚労省によると、被害を受けた生活衛生関係営業者等に対して、日本政策金融公庫の災害融資について、特段の措置として0.9%の金利引き下げを行う、という。資料には、対象者や貸付限度額、貸付期間、貸付利率等が整理されている(p1参照)。
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2011年03月11日(金)
[予防接種] 異物混入と死亡例との関連、情報ないままヒブワクチン回収へ
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厚生労働省は3月11日に、ヒブワクチン(商品名「アクトヒブ」)自主回収に関するQ&Aを公表した。これは、「アクトヒブ」を接種する際に使用する溶液を入れた注射器内に、異物の混入が2件確認されたことによるもの。
Q&Aでは、(1)自主回収の対象となっているヒブワクチンは、既に接種に使われているのか(2)回収の対象となっているワクチンの接種を受けたが、大丈夫か(3)異物の混入と、最近のワクチン接種後の死亡事例との・・・
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2011年03月11日(金)
[感染症対策] 避難所での感染症等防止のため、発熱者等へ適切な対応を
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厚生労働省は3月11日に、平成23年東北地方太平洋沖地震による被災者等の感染症等発生予防対策の徹底に関する事務連絡を行った。避難所での食中毒や感染症発生を予防するための留意点をまとめている。具体的には、(1)手洗いの励行(2)食料の保存に際しての温度管理(3)発熱等の症状を有する者への対応―など(p1~p2参照)。
資料2として、3月11日付の事務連絡「東北太平洋沖地震による被災者のいわゆる『エコノミークラス・・・
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2011年03月11日(金)
[公費負担医療] 被災者は、氏名や住所等の基本情報提示で受診可能
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厚生労働省は3月11日に、東北地方太平洋沖地震による被災者の公費負担医療の取扱いについて事務連絡を発出した。
事務連絡では、この度の地震による被災状況等にかんがみ、関連書類等を消失あるいは家屋に残したまま避難している等により、医療機関において公費負担医療を受けるために必要な手続きをとることができない場合も考えられるとしている。その場合、被災者の保護および医療の確保に万全を期す観点から、被爆者健康手・・・
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2011年03月09日(水)
[地域保健] 地域保健対策、評価研究は国レベルでの集積を
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厚生労働省が3月9日に開催した、地域保健対策検討会で配付された資料。この日は、評価および優先度に基づいた地域保健計画等の策定と推進、地域保健に関する調査・研究について議論した。
資料には、(1)地域保健関連の政策評価・事業評価における諸外国及び我が国の現状(p8~p17参照)(2)地域保健関係の統計情報及び情報の活用例(p18~p31参照)(3)地域保健関連の政策評価・事業評価における今後のあり方・・・
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2011年03月09日(水)
[予防接種] 小児用ワクチン接種見合わせ、専門家の検討結果等をQ&Aに追加
- 厚生労働省は3月9日に、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種の一時的見合わせについてのQ&A(平成23年3月9日版)を公表した。厚労省は3月4日に、3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー水性懸濁皮下注)およびヒブワクチン(アクトヒブ)など同時接種後の死亡例が報告されたことをうけ、ワクチン接種の一時中止を決めている。また、続く3月8日の薬事・食品衛生審議会・医薬品等安全対策部会の安全対策調査会及・・・
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