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2010年01月25日(月)
[臓器移植] 改正臓器移植法、7月の全面施行に向け検討課題を整理
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厚生労働省が1月25日に開催した、厚生科学審議会疾病対策部会の臓器移植委員会で配付された資料。この日は、臓器移植に関する今後の検討課題やスケジュール案、法改正に伴う意思表示方法の見直しなどについて議論が行われた。
改正臓器移植法は7月17日の全面施行に先がけ、親族優先提供が1月17日より施行されている(p3参照)。それに伴い、「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)も一部改正が行わ・・・
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2010年01月22日(金)
[インフル] 定点報告数10.00以上は14県に減少
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厚生労働省は1月22日に、インフルエンザ定点報告を公表した。
インフルエンザの定点医療機関当たりの患者数は、2010年第2週は8.13(患者報告数3万9053人)で、2009年第49週以降減少が続いている。この報告数をもとに推計した、定点以外を含む全国の医療機関での1週間の受診者数は約48万人(暫定値)となり、2009年第28週以降の累積の推計患者数は約1923万人(暫定値)としている(p2参照)。
定点当たり報告数が10.00を・・・
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2010年01月20日(水)
[インフル] 1週間で患者数は膨れ上がり、休校等の措置をとった施設は12倍に
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厚生労働省は1月20日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第12報)を公表した。この報告は平成22年1月10日から1月16日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は、先週の261人から膨れ上がり5150人となっている。これに伴い、この1週間の休校は72校、学年閉鎖は217校、学級閉鎖は404校と急増して・・・
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2010年01月20日(水)
[新型インフル] 1月20日現在、入院患者は累計で1万6000人突破
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厚生労働省は1月20日に、平成22年1月20日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、1月13日~1月19日に入院した新型インフルエンザ患者は211人、累計では1万6125人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が52人、5~9歳が45人、1歳未満が18人などとなっている(p2参照)。
1月19日時点の死亡者数は累計で168人。うち基礎疾患を有する患者は121人だった(p5参照)。
資料では(1)クラスタ・・・
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2010年01月15日(金)
[新型インフル] 弱毒型への予防接種は予防接種法に基づくべきか 厚労省
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厚生労働省が1月15日に開催した、厚生科学審議会感染症分科会の予防接種部会で配付された資料。この日は、予防接種制度や新型インフルエンザ対策として緊急に対応が必要な事項について審議が行われた。
今般の新型インフルエンザワクチンの予防接種は、国の予算事業として実施したもので、予防接種法に基づくものではない。強毒性の鳥インフルについては予防接種法の規定で対応できるが、弱毒性の別の新型インフルが発生した場・・・
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2010年01月14日(木)
[臓器移植] 改正臓器移植法の施行に関する通知を発出 厚労省
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厚生労働省は1月14日に、改正臓器移植法およびその施行に関する通知を発出した。主な改正点は、(1)臓器摘出要件の改正(2)「脳死した者の身体」の定義の改正(3)脳死判定要件の改正(4)移植医療に関する啓発―など(p2参照)。また、「脳死が人の死であるのは、臓器移植に関する場合だけであり、一般の医療現場で一律に脳死を人の死とするものではない」ことを強調している(p2~p3参照)。
また、資料2として改正臓・・・
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2010年01月14日(木)
[インフル] 休校、学年閉鎖など激減するも、昨年同期に比べ10倍
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厚生労働省は1月14日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第11報)を公表した。この報告は平成22年1月3日から1月9日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は261人で、累計患者数は158万6710人となっており、冬休み明けで先週より患者数が増加している。これにともない、この1週間の休校は26校(・・・
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2010年01月14日(木)
[新型インフル] 入院患者は累計で1万5000人超、死者は155人に
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厚生労働省は1月14日に、平成22年1月14日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、平成22年1月6日~1月12日に入院した新型インフルエンザ患者は285人、累計では1万5615人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が68人、5~9歳が41人、10~14歳が14人などとなっている(p2参照)。
平成22年1月12日時点の死亡者数は累計で155人。うち基礎疾患を有する患者は110人だった(p5参照)。
資料・・・
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2010年01月12日(火)
[インフル] 定点報告数は全国で減少、沖縄県のみ増加が続く
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厚生労働省は1月12日に、インフルエンザ定点報告を公表した。
インフルエンザの定点医療機関当たりの患者数は、2009年度第53週は総数で10.22(患者報告数4万8128人)で、49週以降減少が続いている。この報告数をもとに推計した、定点以外を含む全国の医療機関での1週間の受診者数は約63万人(暫定値)となり、第28週以降の累積の推計患者数は約1816万人(暫定値)としている(p2参照)。
第28週以降、最近の発生患者のほ・・・
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2010年01月07日(木)
[インフル] 12月21日~27日の患者数、10万人を割る
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厚生労働省は1月7日に、インフルエンザ定点報告を公表した。
インフルエンザの定点医療機関当たりの患者数は、2009年度第52週は総数で19.63(患者報告数9万4228人)で、49週以降減少がつづき、10万人を割った。この報告数をもとに推計した、定点以外を含む全国の医療機関での1週間の受診者数は約100万人(暫定値)となり、第28週以降の累積の推計患者数は約1753万人(暫定値)としている(p2参照)。
依然として、最近の・・・
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2010年01月06日(水)
[インフル] 年末から年明けにかけて患者数は激減し、3桁に 厚労省
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厚生労働省は1月6日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第10報)を公表した。この報告は平成21年12月27日から平成22年1月2日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は104人で、累計患者数は158万6449人となっている。患者数の激減に伴い、休校、学年・学級閉鎖数も大きく減少している・・・
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2010年01月06日(水)
[新型インフル] 1月6日現在、入院患者累計で1万4000人を突破
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厚生労働省は1月6日に、平成22年1月6日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、平成21年12月23日~12月29日に入院した新型インフルエンザ患者は540人、累計では1万4714人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が139人、5~9歳が151人、10~14歳が42人などとなっている(p2参照)。
平成22年1月5日時点の死亡者数は累計で145人。うち基礎疾患を有する患者は106人だった(p7参照)。
資・・・
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2009年12月28日(月)
[インフル] 定点報告数は44都道府県で前週よりも減少
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厚生労働省は平成21年12月28日に、インフルエンザ定点報告を公表した。
インフルエンザの定点医療機関当たりの患者数は、第51週は総数で22.44(患者報告数10万8071人)で、3週連続で減少した。この報告数をもとに推計した、定点以外を含む全国の医療機関での1週間の受診者数は約107万人(暫定値)となり、第28週以降の累積の推計患者数は約1653万人(暫定値)としている(p2参照)。前回報告のような「ピークが過ぎつつあ・・・
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2009年12月25日(金)
[22年度予算] がん対策に316億円、肝炎対策に236億円などを計上 健康局
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厚生労働省が平成21年12月25日に発表した、健康局の平成22年度予算案の概要。主要事項を見てみると、(1)新型インフルエンザ対策に116億円(2)肝炎対策に236億円(3)がん対策に316億円(4)難病対策に2073億円(5)生活習慣病対策に44億円―などとなっている(p1~p37参照)。
資料2として、生活習慣病対策室の平成22年度予算案の概要を添付した。健康増進対策費として前年度から11億3410万円減の24億7212万円等が計上され・・・
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2009年12月25日(金)
[特定健診] 実施機関は診療所が6割以上 アウトソーシング先実態調査結果
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厚生労働省は平成21年12月25日に、特定健康診査及び特定保健指導のアウトソーシング先の実態調査結果を公表した。
調査は、平成19年7月23日から平成21年9月30日までに国立保健医療科学院のホームページ上にあるデータベースに登録した、特定健康診査機関1万1319件、特定保健指導機関3802件を対象に実施。調査結果からは、特定保健指導の動機付け支援は453万7672人、積極的支援は357万2047人に対して実施可能であることが明らか・・・
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2009年12月25日(金)
[肝炎治療] インターフェロン製剤等の有効性・安全性をとりまとめ
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厚生労働省は12月25日に、「ウイルス性慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤・インターフェロン製剤等の有効性・安全性について」を公表した。これは、「肝炎治療戦略会議報告書」として取りまとめられたもの。
(1)B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤治療は、政策的に有効(2)C型慢性肝疾患に対するIFNの複数回治療は、政策的に有効(3)C型慢性肝疾患に対するIFN少量長期投与は、政策的な有効性は低い―との専門家の意見・・・
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2009年12月25日(金)
[鳥インフル] 人での発症は2例増の447例、死亡数は前回より増加なし
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厚生労働省は12月25日に、12月21日現在の、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
資料によると、2009年12月21日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は前回より2例増の447例で、うち死亡数は前回と同じ263例。国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)、次いでベトナムが112例(同57例)、エジプ・・・
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2009年12月24日(木)
[インフル] 全国の患者数、3ヵ月ぶりに10万人を切る
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厚生労働省は平成21年12月24日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第8報)を公表した。この報告は平成21年12月13日から12月19日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は7万8244人で、累計患者数は155万8535人となっている。この1週間の休校は400校、学年閉鎖は1777校、学級閉鎖は4945校。患者・・・
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2009年12月24日(木)
[新型インフル] 12月22日現在、死亡者は128人に
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厚生労働省は12月24日に、平成21年12月24日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、12月16日~22日に入院した新型インフルエンザ患者は363人、累計では1万3784人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が96人、5~9歳が138人、10~14歳が38人などとなっている(p2参照)。
12月22日時点の死亡者数は累計で128人。うち基礎疾患を有する患者は93人だった(p5参照)。
資料では(1)クラス・・・
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2009年12月18日(金)
[感染症予防] 海外渡航者への注意喚起と情報提供を呼びかけ
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厚生労働省は12月18日、冬休み期間中における海外での感染症予防についてのプレスリリースを発表した。
休暇等によって海外渡航者が増えると予想されることから、海外で特に注意すべき感染症について検疫所等にポスター、リーフレット等を置いて注意喚起を図るとともに、厚労省ホームページでも情報を提供する(p1参照)。
資料では、感染症に関する正しい知識と予防法を身につけ、食べ物、飲料水、虫刺され、動物との接・・・
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2009年12月18日(金)
[インフル] インフルエンザ流行、ピークを過ぎる
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厚生労働省は12月18日に、インフルエンザ定点報告を公表した。
インフルエンザの定点医療機関当たりの患者数は、第50週は総数で27.39(患者報告数13万1972人)で、2週連続で減少した。定点当たり報告数が1.00を超えた第33週以降の流行は、ピークが過ぎつつあるとしている。この報告数をもとに推計した、定点以外を含む全国の医療機関での1週間の受診者数は約132万人(暫定値)となり、第28週以降の累積の推計患者数は約1546万・・・
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2009年12月18日(金)
[臓器移植] 親族への優先提供は家族の自殺招くと、パブリックコメント
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厚生労働省が12月18日に開催した、厚生科学審議会疾病対策部会の臓器移植委員会で配付された資料。この日は、改正臓器移植法に基づく省令案・ガイドライン案に関する報告が行われた。
省令案・ガイドライン案へのパブリックコメントをみると、「家族の自殺などを招く可能性があり、親族優先提供を設けること自体に反対」という趣旨の意見が多くあった(p4参照)。
資料では、(1)親族への優先提供と自殺の誘発・・・
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2009年12月18日(金)
[鳥インフル] 人での発症は445例、死亡数は前回より1例増の263例
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厚生労働省は12月18日に、12月11日現在の、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
資料によると、2009年12月11日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は前回より1例増の445例で、うち死亡数は前回より1例増の263例であった。国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)、次いでベトナムが前回より1例・・・
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2009年12月16日(水)
[インフル] 前週に続き、患者数や休校、学年・学級閉鎖など減少
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厚生労働省は12月16日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第7報)を公表した。この報告は平成21年12月6日から12月12日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は10万6058人で、累計患者数は148万127人となっている。この1週間の休校は554校、学年閉鎖は2434校、学級閉鎖は6661校。前回に引き続き・・・
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2009年12月16日(水)
[新型インフル] 12月16日現在、入院患者累計は約1万3000人に
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厚生労働省は12月16日に、平成21年12月16日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、12月9日~15日に入院した新型インフルエンザ患者は520人、累計では1万2923人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が132人、5~9歳が220人、10~14歳が54人などとなっている(p2参照)。
12月15日時点の死亡者数は累計で116人。うち基礎疾患を有する患者は82人だった(p5参照)。
資料では(1)クラス・・・
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