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2020年09月15日(火)
[医療改革] 感染症予防・制御へ統合調査システムの作成を 日本学術会議
- 日本学術会議はこのほど、感染症対策とデジタル変革などの推進に関する提言を公表した。医療システムのデジタル変革については「政府は感染症の予防・制御のための統合調査システムを作成し、運用すべきである」としている(p20参照)。 提言では、新型コロナウイルス感染症の流行で、保健所の業務が短期間で増大したため、感染症を診断した医師から送付された届出内容を保健所職員がオンラインシステムにデータを入力して・・・
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2014年09月01日(月)
[健康] 健康寿命延伸へ、中高年者の運動器問題に施策求める 日本学術会議
- 日本学術会議は9月1日に、「超高齢社会における運動器の健康―健康寿命延伸に向けて」と題する提言を公表した。 これは、同会議・臨床医学委員会「運動器分科会」の審議結果をまとめたもの。 少子高齢化の進展により、我が国では慢性疾患が増加している。このため提言では、「疾病・障害と向き合って生きていく時代を迎えており、『健康寿命(健康問題で日常生活が制限されず生活できる期間)』の概念が重要になっている」と指・・・
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2014年07月09日(水)
[がん対策] がん専門医療者の養成、患者教育体制の整備について討論
- 日本学術会議は7月9日に「報告 わが国におけるがん研究・診療・教育体制の問題点と対策について」と題して、同会議基礎医学委員会・臨床医学委員会合同腫瘍分科会の審議結果の取りまとめを公表した。 同分科会は、基礎生物学・基礎医学・臨床医学・疫学領域が分野横断的に連携し、科学的根拠に基づいたがん予防・診断・治療法の革新をはかり、国民が理想的ながん医療を受けられるよう制度・資源を整備する目的で組織された・・・
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2011年09月29日(木)
[看護] 高度実践看護師カリキュラムの検討やチーム医療推進を 学術会議
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日本学術会議はこのほど、「高度実践看護師制度の確立に向けて―グローバルスタンダードからの提言―」と題する提言を公表した。提言では、高度実践看護師が具備すべき能力や標準的な教育、医師との協働関係、医療サービスを保証するための教育や制度について検討し、今後の具体的な方向について提示している。
安心・安全で信頼できる医療へのニーズが高まる一方、医師不足や偏在、医療の高度化、業務量の増大などによる、医療・・・
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2011年09月28日(水)
[歯学教育] 「歯学分野の展望」活用のため人材育成を提言 学術会議
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日本学術会議はこのほど、「歯学教育改善に向けて」と題する報告を公表した。これは、日本学術会議歯学委員会歯学教育分科会の審議結果を取りまとめたもの。
2010年の「歯学分野の展望」における歯学関係者のための具体性などを補うために、先般まとめられた「歯学分野の展望―課題とアクションプラン」では、主として研究に裏付けられた歯科医療について、活動指針が提言されている。これらを踏まえ、次世代を担う人材育成に直・・・
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2011年09月27日(火)
[医師] 診療報酬体系の改善により医師増員など負担軽減を 学術会議
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日本学術会議はこのほど、「病院勤務医師の長時間過重労働の改善に向けて」と題する提言を公表した。提言では、パブリックヘルスの視点から、病院勤務医師の長時間過重労働の現状、業務遂行能力および医療安全に及ぼす影響、長時間過重労働に関与する要因について検討し、現状の改善に向けて提言している。
病院勤務医師の長時間労働の現状は、1週間あたりの平均で61~66時間で、労働基準法に定められた週40時間を大幅に上回っ・・・
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2011年09月20日(火)
[介護保険] 介護職のキャリアパス確立し人材養成の基盤作りを 学術会議
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日本学術会議は9月20日に、「福祉職・介護職の専門性の向上と社会的待遇の改善に向けて」と題する提言を公表した。提言では、福祉職と介護職に対する社会的ニーズの高さ、現状と問題点、人材養成の基盤づくりの重要性などについて提示している。
福祉職・介護職の置かれた状況を見ると、ともに業務自体について心身の負担は大きいが、それに反しキャリアパスの要件(給与体系・人事制度・教育研修支援・勤務体制他)の確立がな・・・
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2011年09月16日(金)
[歯学] 「歯学分野の展望」活用のため、105領域・77課題を抽出し記載
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日本学術会議はこのほど、「歯学分野の展望―課題とアクションプラン」と題する報告を公表した。これは、日本学術会議歯学委員会の審議結果を取りまとめたもの。
2010年にまとめられた「歯学分野の展望」は、10~20年程度の中期的な歯学分野の展望・課題、グローバル化・情報化への対応、などを歯学関係者のみならず多くの国民が知り、理解してもらうことを目的とし、将来の提言を大綱的に取りまとめたもの。そのため、歯学関係・・・
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2011年09月01日(木)
[高齢者] 専門職の共通理念とチームアプローチ重視した教育を 学術会議
- 日本学術会議はこのほど、「地域で暮らす高齢者を支援する専門職の連携教育に向けて」と題する提言を公表した。提言では高齢者支援における基本的な考え方を提示。高齢者の生活を支える全ての専門職が共通して持たなければならない価値・理念として大切なのは、「高齢者に対する尊厳を持って支援することであり、高齢者自身の価値観を尊重し、自立を支援する」ことであるとしている。こうした共通理念を持つためには、個々の専門・・・
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2011年08月19日(金)
[薬学研究] 薬学研究の高度化を目指し、創薬研究基盤の整備を 学術会議
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- 提言「国民の健康増進を支える薬学研究―レギュラトリーサイエンスを基盤とした医薬品・医療機器の探索・開発・市販後研究の高度化を目指して―」(8/19)《日本学術会議》
- 発信元:日本学術会議 カテゴリ: 医学・薬学
薬学は、医薬品の創製、生産・供給、適正な使用を通じ、疾病の治療と健康の増進の実現を目指す総合科学であり、全ての分野で医療に貢献し、社会的に重要な意義と責任を・・・
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2011年07月28日(木)
[医学教育] MD/PhDコース拡大等、多様な医師養成システムを 学術会議
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日本学術会議はこのほど、「我が国の医学教育はいかにあるべきか」と題する提言を公表した。同会議は、我が国の科学・技術分野の代表者で構成されている。
提言では、まず「疾病構造の変化や、患者ニーズの多様化などにより、新しい世代の医療人の育成が求められているが、現在の医学部教育は、改革が進められているものの、硬直化しており、国民のニーズに応えられていない」と、医学教育の改善点指摘に至った経緯を説明して・・・
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2011年07月13日(水)
[医学研究] 最良な医療のため、臨床研究評価の仕組みを 日本学術会議
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日本学術会議は7月13日に、「エビデンス創出を目指す検証的治療研究の推進・強化に向けて」と題する提言を公表した。これは、日本学術会議の臨床医学委員会・臨床研究分科会の意見を取りまとめたもの。
検証的治療研究とは、「最良かつ安全な医療」を科学的に評価するために、研究者が仮設を立て、収集されたデータが仮設と一致するか否かを調べる臨床研究である。これらは主に大学等で行われているが、不採算部門であるため、・・・
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2010年08月02日(月)
[統合医療] ホメオパシー、効果ありと称する治療は慎むべき 学術会議
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日本学術会議は8月24日に、「ホメオパシー」についての会長談話を公表した。ホメオパシーは、レメディー(治療薬)と呼ばれる「ある種の水」を含ませた砂糖玉があらゆる病気を治療できると称するもの。最近の日本では、これまでほとんど表に出ることがなかったホメオパシーが医療関係者の間で急速に広がっている。
これに対し、日本学術会議の金澤会長は、強い戸惑いを感じざるを得ない、としている。そのうえで、「過去には『・・・
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2008年08月28日(木)
疾病ごとの専門薬剤師の社会的役割や資質の保証について提言
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日本学術会議の薬学委員会専門薬剤師専門部会はこのほど、「専門薬剤師の必要性と今後の発展」について提言書を公表した。
最近の医療は疾病ごとに細分化され、使用される医薬品は疾病ごとに特徴を持っていることから、専門的な知識・技術が求められるようになってきた。そこで、「がん」、「感染症」、「精神疾患」などの領域では専門性の高い薬剤師(専門薬剤師)の育成がスタートしている。この提言書では、専門薬剤師の社・・・
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