-
2012年07月31日(火)
[看護] 特定行為分類案、患者の状態に応じた薬剤量調節などは特定行為
-
厚生労働省は7月31日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。この日も、引続き、特定行為や特定看護師養成カリキュラムなどについて議論を行った。
厚労省からは、「医行為の分類」案が提示されている(p3~p47参照)(p48~p260参照)。これは、203項目の医療行為を「A絶対的医行為(医師のみが行える)」「B特定行為(専門の研修等を受けた特定看護師のみが行える)」「C一般の医行為(看・・・
-
2012年07月27日(金)
[看護] eラーニング導入した専任教員養成講習会、実施団体の公募開始
-
厚生労働省は7月27日に、看護教員養成支援事業(通信制教育)実施団体の公募を開始した。
看護教員は、専任教員養成講習会(以下、講習会)の受講者が専任教員として配置された看護師等養成所において、看護学生への教育(看護基礎教育)を行っている。看護基礎教育を充実させるため、講習会の受講促進策が求められ、厚労省では、講習会の一部内容を通信制教育(eラーニング)に適した形で作成する実施団体の公募を行うとして・・・
-
2012年06月27日(水)
[看護] 特定看護師養成に向け、特定行為の設定やカリキュラムの検討続く
-
厚生労働省は6月27日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。
この日も前回同様に、特定看護師(仮称)が行う特定行為や、養成カリキュラムについて議論したほか、平成23年度の特定看護師養成調査試行事業や業務試行事業について報告を受けるなどした。
特定看護師養成カリキュラムについては、前回(5月28日)会合で厚労省から、分野別の素案が提示されている。具体的には、急性期(クリティ・・・
-
2012年06月08日(金)
[看護] eラーニング導入した専任教員養成講習会、モチベーション維持支援を
-
厚生労働省は6月8日に、「eラーニングを導入した看護師等養成所の専任教員養成講習会の実施方法に関する検討会報告書」を公表した。
これまで、看護師等養成所の看護教員の確保と質の向上に関する検討が重ねられ、質の向上については、平成23年度から都道府県等において、国が示した「専任教員養成講習会及び教務主任養成講習会ガイドライン」(p17~p18参照)に沿って講習会が実施されている。一方、看護教員の量の確保とし・・・
-
2012年05月30日(水)
[看護] EPA看護師候補者、看護師免許目的ならば准看護師業務も可
-
- 経済連携協定に基づき受け入れたインドネシア人看護師候補者及びフィリピン人看護師候補者の准看護師試験の受験及び准看護師として業務に従事しようとする場合の取扱いについて(5/30付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 看護課 カテゴリ: 看護
現在、平成20年のEPA(日本・インドネシア、フィリピンとの経済連携協定)に基づき、看護師候補者の受入れが進められている。
これは「看護師」の資格取得を目的として、外国人の候補者について入国と・・・
-
2012年05月28日(月)
[看護] 特定看護師養成カリキュラム案、領域ごとの役割と必要な能力を整理
-
厚生労働省は5月28日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。
この日は、厚労省当局から看護師が行っている203の行為を、A(医師しか行えない絶対的医行為)、B1(特定行為:行為の難度が高い)、B2(特定行為:判断の難易度が高い)、C(一般の医行為)、D(更なる検討が必要な行為)、E(医行為に該当しない)のそれぞれに分類した資料が示された(p4~p21参照)(p22~p228参照)。
B1・・・
-
2012年04月23日(月)
[看護] 判断・技術の難易度評価基準により、看護「特定行為」範囲示される
-
厚生労働省は4月23日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。この日は、(1)看護師(特定看護師)の「特定行為」(2)「カリキュラム」―などについて検討を行った。
(1)の「特定行為」に関連し、これまでの議論を踏まえて看護師が行う医行為の範囲を新たに図示している(p39参照)。まず、評価基準(2軸)の横軸を従前の「指示の包括性」から「判断の難易度」に、縦軸を「行為の侵襲性」・・・
-
2012年03月23日(金)
[看護] 手術の第1助手等は絶対的医行為、気管切開等の助手は看護師でも可
-
厚生労働省は3月23日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。この日は、前回に引続き、具体的な行為が「絶対的医行為(医師しか行えない)」「特定行為」「一般の医行為」などのいずれに該当するかの検討を行った。
厚労省当局は前回(2月28日)会合で、「動脈ラインからの採血」など24項目について、上記のどの行為に該当するかの評価シートを示した。
今回は、新たに26項目について評価シー・・・
-
2012年03月16日(金)
[看護] 母国語・英語による専門能力判定試験の導入、適否は賛否両論
- 厚生労働省は3月16日に、「看護師国家試験における母国語・英語での試験とコミュニケーション能力試験の併用の適否に関する検討会」報告書を公表した。平成20年のEPA(日本・インドネシア、フィリピンとの経済連携協定)に基づき、572名の看護師受入れを開始したものの、合格者は19名に留まっている。この状況と成長戦略工程表(平成22年6月)を踏まえ、母国語・英語での試験とコミュニケーション能力試験の併用の適否に関する議・・・
-
2012年03月14日(水)
[看護] 中央ナースセンター、当面は日看協が業務を継続すべき
-
厚生労働省は3月14日に、中央ナースセンターの指定の在り方に関する検討会を開催した。この日は、厚労省当局から報告書案が示され、これに基づいた議論を行った。
報告書案は、現在の指定制度の趣旨や状況を整理したうえで、指定方法等の見直しに関する考え方を整理している(p7~p9参照)。
指定方法については、現在、中央ナースセンターとして指定されている日本看護協会が「国から交付された補助金以上の支出をしてい・・・
-
2012年03月01日(木)
[看護] 中央ナースセンター業務、日看協以外に実行できる法人はあるのか?
-
厚生労働省は3月1日に、「中央ナースセンターの指定の在り方に関する検討会」の初会合を開催した。
看護業務の実態把握調査や、看護師のスキルアップ研修などを行うために、都道府県にはナースセンターが指定されている(都道府県センター)。この都道府県ナースセンターの業務を支援するために、厚生労働大臣は「中央ナースセンター」を指定できる。現在、中央ナースセンターとしては、公益社団法人日本看護協会が指定されて・・・
-
2012年02月28日(火)
[看護] 看護師が実施している行為、絶対的医行為や特定行為への分類始まる
-
厚生労働省は2月28日に、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループを開催した。この日は、看護師が医師の包括的指示のもとで裁量をもって行える「特定行為」について議論を行った。
厚労省当局からは、ある行為が「絶対的医行為(医師しか行えない)」「特定行為」「一般の医行為」などのいずれに該当するかを考えるためのチャート図(素案)が提示された(p21~p22参照)。
さらに、具体的に医行為を分類し・・・
-
2012年02月20日(月)
[意見募集] インドネシア等からの看護師、介護福祉士受け入れ円滑化目指す
-
- 「経済上の連携に関する日本国とインドネシア共和国との間の協定に基づく看護及び介護分野におけるインドネシア人看護師等の受入れの実施に関する指針」、「経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定に基づく看護及び介護分野におけるフィリピン人看護師等の受入れの実施に関する指針」等の一部を改正する告示(概要)についての意見募集(2/20)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 看護課 カテゴリ: 看護
これは、インドネシアやフィリピ・・・
-
2012年02月01日(水)
[看護] 24年度の特定看護師による特定行為業務の試行事業、施設募集開始
- 厚生労働省は2月1日に、平成24年度の看護師特定行為・業務試行事業の実施決定について公表した。チーム医療推進の一環として、「特別の教育・訓練を受けた看護師が医師の包括的指示の下で、特定の医行為(特定行為)を行うこと」を認めてはどうかという議論が進んでいる。その際、特定行為とはどの範囲が妥当か、看護師に特定の医行為を行うことで安全性に問題はないのか、効果はいかばかりか、という点についての試行が進められ・・・
-
2012年01月24日(火)
[看護] 特定行為、「指示の包括性」と「行為の侵襲性」の評価基準で分類
-
厚生労働省が1月24日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定行為について議論した。
論点のたたき台では、(1)看護師が行う医行為のうち、特定行為をどう分類すべきか(2)特定行為を法的に位置づけるか否かによる違いは何か(3)特定行為を法的に位置づけた場合、看護師の能力を厚生労働大臣が認証するか否かによる違いは何か―の3つがあげられている・・・
-
2011年11月07日(月)
[看護] 厚労相が認証した看護師は、包括的指示の下で特定の医行為実施可
-
厚生労働省が11月7日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、厚労省当局から「看護師特定能力認証制度骨子案」が示され、これに基づいて議論を行った。
骨子案では、チーム医療を推進させるためには「高い臨床実践能力を有する看護師が、患者の状態を総合的・継続的に把握・評価したうえで、幅広い医行為(診療の補助)を含む看護業務を実施すること」が必要と指摘。そ・・・
-
2011年10月03日(月)
[看護] 特定看護師養成の2年課程・8ヵ月課程の目的等示す「たたき台」提示
-
厚生労働省が10月3日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定看護師(仮称)業務試行事業の実施状況の報告が行われた。
平成23年7月末までに特定看護師(仮称)業務試行事業の実施施設として指定されたのは、佐伯中央病院や大阪厚生年金病院、杏林大学医学部付属病院など12施設。資料には、各施設からの報告がまとめられている(p3~p60参照)。
また、この日・・・
-
2011年08月29日(月)
[チーム医療] 特定看護師の業務実践試行事業、18施設を公表
- 厚生労働省は8月29日に、「平成23年度特定看護師(仮称)業務試行事業」における実施施設の指定について公表した。この業務試行事業は、「特定看護師(仮称)」の検討を行う際に必要となる実証的なデータを収集するため、「特定看護師(仮称)養成 調査試行事業」を修了した看護師の協力を得て「医療現場における業務の試行」を実施するもの。厚労省は、当該看護師の活用状況や業務の実施状況等に関する情報収集のため、実施施設・・・
-
2011年07月05日(火)
[看護] 看護師の雇用、質向上のために10月までに9病院からヒアリング
-
厚生労働省は7月5日に、看護師等の「雇用の質」の向上のための取組の実施に関する通知を発出した。
厚労省は、平成22年11月より「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」を設置し、看護業務が「魅力ある職業」となるために、厚生部局と労働部局とが共通認識を持ちながら「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」に取り組むこととする報告書を平成23年6月17日にとりまとめていた。
本通知で・・・
-
2011年06月28日(火)
[看護] 「特定看護師」の業務と名称、独占としない方針 厚労省試案
-
厚生労働省が6月28日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、厚労省当局から「特定看護師(仮称)の考え方(試案)」が提示され、それに基づいた議論が行われた。
試案では、特定看護師(仮称)の業務は、医療現場の実態に配慮し、いわゆる「業務独占」としないことが明記された。また名称についても、看護師と異なる新たな職種の創設と誤解されないよう配慮し、「名称・・・
-
2011年06月17日(金)
[看護] 看護師等の「雇用の質」の向上に関する省内PT報告書を公表
-
- 看護師等の「雇用の質」の向上のための取組を推進します!~「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」のために5局長連名通知を発出~(6/17)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 看護課 カテゴリ: 看護
厚労省は、平成22年11月より「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」を設置し、看護業務が「魅力ある職業」となるために、厚生部局と労働部局とが共通認識を持ちながら「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」に取り組むこととする報告書をとりまとめた。
報告書では、看護師等の勤務環境等・・・
-
2011年05月16日(月)
[看護] 特定看護師の議論に向け、専門・認定看護師の役割等を再整理
-
厚生労働省が5月16日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、前回に続き、特定看護師(仮称)の業務範囲および要件について議論を行った。
資料では、(1)看護師に対する医師の指示の在り方(2)医療現場における専門看護師・認定看護師の役割―が改めて整理されている。
まず(1)の医師から看護師への指示については、「具体的指示」と「包括的指示」の違いなどを・・・
-
2011年04月27日(水)
[看護] 特定看護師(仮称)の業務・行為、急性期と慢性期に大別し例示
-
厚生労働省が4月27日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定看護師(仮称)の業務範囲および要件等について議論した。
資料には、看護業務として実施される際に特定看護師(仮称)によって実施されるべき業務・行為の例が示されている(p13参照)。それによると、急性期に実施されるべき業務・行為には、(1)抗不整脈剤の投与(2)一時的ペースメーカーの操・・・
-
2011年04月22日(金)
[チーム医療] 特定看護師の業務実践試行事業、3施設が指定される
-
厚生労働省は4月26日に、「平成23年度特定看護師(仮称)業務試行事業」における実施施設として3施設を指定したことを明らかにした。
今回指定を受けたのは、3月30日までに申請があった4施設のうち、(1)飯塚病院と日本看護協会看護研修学校(救急)(2)佐伯中央病院と大分県立看護科学大学大学院(老年)(3)介護老人保健施設「鶴見の太陽」と大分県立看護科学大学大学院(老年)―の3施設(前者が施設、後者が養成課程)&l・・・
-
2011年04月13日(水)
[看護] 23年度の特定看護師業務試行事業、北海道がんセンター等4施設が申請
-
厚生労働省が4月13日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、平成23年度の特定看護師(仮称)業務試行事業について議論を行った。
平成23年度の試行事業に申請を行っているのは、3月30日現在で、(1)佐伯中央病院と大分県立看護科学大学大学院(p4~p52参照)(2)介護老人保健施設「鶴見の太陽」と大分県立看護科学大学大学院(p53~p91参照)(3)飯塚病院と日・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。