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2009年05月27日(水)
乳がん検診、国指針の検査方法実施は5割未満 東京都がん検診実態調査
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東京都は5月27日に、平成20年度東京都がん検診実態調査結果を公表した。この調査結果は、職域のがん検診実施状況を初めて詳細に調査したもので、平成20年12月15日に公表した、「平成20年度東京都がん検診実態調査」の速報値等を確定したもの(p3参照)。
事業所におけるがん検診は、胃がん、肺がん、大腸がん検診を実施している事業所は約8割(p124参照)(p133参照)(p143参照)。子宮がん、乳がん検診を実・・・
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2009年05月25日(月)
院内助産所等の開設に向けた新たな研修事業をスタート 東京都
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東京都は5月25日に、院内助産所・助産師外来開設研修事業の実施について公表した。同事業は本年度から開始されるもので、医療機関管理者及び助産や妊産婦の相談業務等に従事している助産師や医師等を対象とした、院内助産所等の開設に向けた新たな研修事業、と位置づけられている。
資料では、実際に院内助産所を開設している医療機関において、講義や実習を行い、分娩・病棟・外来の運営状況等も把握できる場を提供することで・・・
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2009年05月21日(木)
東京都周産期医療体制整備PTの報告書を提示 周産期医療協議会
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東京都が5月21日に開催した、東京都周産期医療協議会で配布された資料。この日は、東京都周産期医療体制整備プロジェクトチーム(PT)の報告書が提示された。また、母体救命搬送システム及び周産期連携病院の状況について報告等が行われた。
東京都周産期医療体制整備PTの報告書では、区東部ブロック及び多摩ブロックで起きた妊婦搬送事案の概要や発生時の状況、要因等をまとめている。また、その上で、第一次提言から第三次提・・・
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2009年05月18日(月)
未届けの施設に立ち入り調査などが行えるよう、国に法整備を求める 東京都
- 東京都福祉保健局は5月18日、厚生労働省に対し、有料老人ホーム(未届け等)の規制に関する法整備を求める緊急提案を行った。これは、平成21年3月に発生した群馬県の有料老人ホーム(未届け等)の火災事故を踏まえ、東京都が緊急点検を実施した結果、有料老人ホームと同様に介護等のサービスを高齢者へ提供しているものの、現行法上、有料老人ホームの定義には当たらない高齢者共同住宅の存在が判明したため。こうした未届け等の・・・
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2009年05月18日(月)
新型インフルエンザ感染者の早期探知に向け、都の対応方針をとりまとめ
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- 新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第32報)(新型インフルエンザ対策に緊急提案及び都内での感染者発生早期探知に向けての東京都の対応方針)(5/18付 通知)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局 カテゴリ: 新型インフル
都内での感染者発生早期探知に向けて、都の対応方針を定めている(p2参照)。具体的には、発熱外来への受診対象者の拡大として、関西地域の確定患者との接触者等を、診察後必要に応じてアラート検査を実施する、としている。また患者は、検査結果判明まで自宅待機とし、医療機関内待機は行わないこととした。
さらに、・・・
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2009年05月13日(水)
脳卒中の医療連携体制モデル等を提示 東京都
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東京都が5月13日に開催した、東京都脳卒中医療連携協議会で配布された資料。この日は、東京都における脳卒中の医療連携体制、東京都脳卒中救急搬送体制の取組状況及び評価検証、都内における脳卒中地域連携の取組状況等について議論された。
資料では、東京都における脳卒中の医療連携体制(案)として、脳卒中の医療連携体制モデルが示された(p8参照)。また、平成21年5月1日現在の、二次保健医療圏別の東京都の脳卒中急・・・
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2009年05月11日(月)
社会福祉施設におけるリスクマネジメントガイドラインを公表 東京都
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東京都は5月11日に、職員が安心して勤務を続けられる環境を作るための「社会福祉施設におけるリスクマネジメントガイドライン」(p8~p58参照)を公表した。
資料では、同ガイドラインは、5つの施設で実際にモデル事業を実施し、検証した結果に基づいて作成したため、各施設ですぐに活用できる内容となっている、としている。また、リスクマネジメントの仕組みを「報告制度」「委員会」「手順書」「研修」「家族とのパートナ・・・
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2009年04月30日(木)
若年性認知症支援について、これまでの検討状況をとりまとめ 東京都
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東京都が4月30日に開催した、認知症対策推進会議の若年性認知症支援部会で配布された資料。この日は、これまでの検討状況をまとめた資料が提示された(p4参照)。
また、国や東京都が実施している就労継続支援関係事業(p5参照)や、2008年に行われた東京都若年性認知症生活実態調査結果(抜粋)(p6参照)について報告が行われた。
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2009年04月24日(金)
第3次提言を含むこれまでの検討事項をとりまとめ報告書を公表 都周産期PT
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東京都は4月24日に、「周産期医療体制の充実に向けて」と題する周産期医療体制整備プロジェクトチーム(PT)の報告書を公表した。同PTは、平成20年10月に8医療機関で受入困難とされ、最終的に都立墨東病院に搬送されたが、妊婦が脳出血で死亡した妊婦搬送事案等、2件の事案の発生を受けて発足したもの。今般、第三次提言を含めて、PTで検討してきた事項を報告書としてとりまとめた。
報告書では、事案の概要や発生時の状況、要・・・
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2009年04月21日(火)
都が看護職員の短時間正職員制度の導入促進事業を実施
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東京都は4月21日に、看護職員短時間正職員制度導入促進事業の実施について公表した。同事業は、都内の中小病院が離職防止に有効とされる短時間正職員制度を新たに導入する場合に、その経費の一部を補助し、制度導入の促進や看護職員の離職防止・定着、さらには再就業促進を図るもの。
実施期間は平成21年度から平成22年度の2年間の緊急事業とされている。補助対象病院は、都内の国立・都立を除く300床未満の病院である。新たに・・・
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2009年04月17日(金)
経済危機対策の「介護職員の処遇改善」等に対する要望書を提出 東京都
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東京都は4月17日に厚生労働省老健局長に宛てて、介護分野における「経済危機対策」についての緊急要望書を提出した。これは、国に対して、大都市の実情に応じた処遇改善と補助の充実を要望するもの。
要望書では、4月10日に国が公表した「経済危機対策」に盛り込まれた「介護職員の処遇改善」に対して、東京などの大都市部などにおいて、より深刻な介護人材不足に対応するため、賃金や物価水準の地域差を適正に反映にした内容・・・
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2009年04月13日(月)
大規模イベントにおける医療・救護計画のガイドラインを策定 東京都
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東京都は4月13日に、「東京都が主催する大規模イベントにおける医療・救護計画ガイドライン」を作成し、公表した。これまでは主催者の自主性に任され、多数傷病者が同時に発生した場合の医療・救護体制について明確なガイドラインが示されていなかったため、東京都がガイドラインとして策定したもの。
ガイドラインの特長は(1)大規模イベントにおける、平常時及び多数傷病者発生時に対応可能な医療・救護体制(2)大規模イベ・・・
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2009年03月31日(火)
病院で行う児童虐待対応、チームスポーツに例えたマニュアルを公表 東京都
- 東京都はこのほど、「チームで行う児童虐待対応~病院のためのスタートアップマニュアル~」を公表した。このマニュアルは、東京都が平成20年9月に都内の小児科、産科・産婦人科を標榜する病院に対して行った児童虐待の対応に関する調査結果と、2年間の取組から得た経験をもとに作成されたもの。今後、児童虐待の組織的対応を図ろうとする病院の最初の手がかりとなり、すでに組織的対応を実践している病院の取組の継続と発展に役・・・
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2009年03月31日(火)
50歳代の自殺の悩み相談が、前回の約2倍に増加 東京都特別相談週間
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東京都は3月31日に「“自殺の悩み”特別相談週間」の実施結果を公表した。これは、都が3月に「自殺対策強化月間」の一環として行った特別相談の結果を集計したもの。特別相談は3月10日、11~13日、14~16日にそれぞれ「自殺予防いのちの電話」「自死遺族相談ダイヤル」「48時間特別相談」として実施した。
主な実施結果によると、男女別は女性の方がやや多く、年代別で最も多かったのは50歳代で23.9%(78件)となっていた。50歳・・・
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2009年03月31日(火)
周産期連携病院、新たに2病院指定し都内全域では8病院に 東京都
- 東京都は3月31日に、周産期連携病院を新たに2病院指定したことを明らかにした。今回、指定されたのは、東京慈恵会医科大学附属青戸病院と東京都立府中病院。3月1日に指定した6病院に加え、都内全域で8病院となった(p1参照)。資料には、周産期連携病院一覧(平成21年4月1日現在)が掲載されている(p2参照)。
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2009年03月31日(火)
第4期介護保険料、東京都平均月額4045円 東京都
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東京都は3月31日に、都内区市町村の第4期(平成21~23年度)介護保険料を公表した。
65歳以上の第1号保険者の第4期保険料額は、東京都平均で月額4045円となっており、第3期と比べ57円(1.39%)引下げられた(p1参照)。また、62区市町村のうち、54区市町が「多段階制」を導入したことを明らかにしている。資料には、区市町村別の第1号保険者の基準月額保険料(第4期)が示されている(p2参照)。
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2009年03月19日(木)
東京都、脳卒中など重症な疾患に対応するスーパー総合周産期センターを創設
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東京都は3月19日に、母体救命対応の総合周産期母子医療センター(スーパー総合周産期センター)をスタートすることを明らかにした。スーパー総合周産期センターは、母体搬送を何でも受ける周産期センターではなく、脳卒中や出血性ショックなど重症な疾患により、緊急に母体救命処置を必要とする妊産褥婦を受入対象としている(p1参照)。
今回、母体救命対応総合周産期母子医療センターとして指定されたのは、昭和大学病院・・・
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2009年03月11日(水)
東京都の認知症対策、医療支援対策について報告書とりまとめへ
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東京都が3月11日に開催した、認知症対策推進会議の医療支援部会で配布された資料。この日は、報告書の素案について議論された。
資料には、「東京都認知症対策推進会議 医療支援部会報告書(仮称)」の構成案が示されている(p6参照)。医療支援部会では、認知症の人の、認知症と身体症状の症状に応じた医療支援体制について検討した内容を一覧にまとめている(p7~p8参照)。
また、これまでの議論をまとめた資料が・・・
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2009年03月11日(水)
東京都母体救命搬送システムについて議論 周産期医療協議会
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東京都は3月11日に東京都周産期医療協議会を開催し、東京都母体救命搬送システム(スーパー母体搬送)について議論した。
東京都母体救命搬送システムは、最終受入れ施設を「母体救命対応総合周産期母子医療センター」としており、対象症例表が示されている(p7~p8参照)。また、具体的な搬送要請の手順や(p10~p18参照)、母体救命対応の第一照会先医療機関の一覧(p19~p20参照)が掲載されている。
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2009年03月05日(木)
東京都脳卒中急性医療機関、t-PA治療実施体制を示す 東京都
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東京都が3月5日に開催した、東京都脳卒中医療連携協議会で配布された資料。この日は、東京都脳卒中救急搬送体制の実施準備状況などについて議論された。
資料には、平成21年3月1日現在の東京都脳卒中急性期医療機関である155の医療機関名を掲載しており、t-PA治療(超急性期の脳梗塞治療で、発症後3時間以内に遺伝子組み換え型t-PA製剤の静脈内投与による血栓溶解療法)実施に必要な体制をとれるか否かも示している・・・
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2009年03月05日(木)
派遣契約の解雇や離職者等に介護職場への就職支援センターを開設 東京都
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東京都は3月5日に「TOKYOチャレンジ介護」を開設した。「TOKYOチャレンジ介護」は、急速な経済状況の悪化に伴う派遣契約の解除や雇い止めなどによる離職者の急増に対応するため、介護職場への就職を目指す離職者等を支援するサポートセンターで、介護人材の育成・確保等を図るもの。
具体的には、介護職場への就職を目指す離職者等に対して、ホームヘルパー養成2級課程の資格取得支援を行う。資料には、当該事業の対象者や事業・・・
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2009年02月27日(金)
周産期連携病院を創設、6病院を指定 東京都
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東京都は2月27日に、周産期連携病院の創設について資料を公表した。
都では、地域においてリスクのある妊娠・出産や休日・夜間等の妊産婦の救急搬送に対応するため、新たに「周産期連携病院」を創設した、としている。また、周産期連携病院に関しては、ハイリスクの妊産婦・新生児に対応する周産期母子医療センターとの連携のもと、ミドルリスクの妊産婦に対応する病院、と定義している。
今回(3月1日)指定されたのは、独・・・
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2009年02月27日(金)
東京都災害拠点病院、新たに3施設が加わり70施設に
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東京都は2月27日に、二次保健医療圏別災害拠点病院配置図(平成21年2月27日現在)を公表した。
今回新たに東京都災害拠点病院となったのは、東京北社会保険病院、江戸川病院、公立福生病院の3施設。
資料には、平成21年2月27日現在の東京都災害拠点病院施設状況一覧が掲載されている(p2~p5参照)。
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2009年02月05日(木)
平成21年度に重点的に取り組む医療施策など7つの分野を公表 東京都
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東京都は2月5日に、平成21年度に展開する各種事業について、重点的に取り組む施策を分野別にとりまとめたとし、「東京都の福祉保健の新展開2009」を公表した。
平成21年度に展開する各種事業について、具体的に取り組む施策には、(1)高齢者(2)保健・医療(3)健康安全―など7つの分野があげられている(p2参照)。
保健・医療分野では、「健康に暮らし、より安心して医療を受けられる社会の現実を目指します」とし、・・・
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2009年02月04日(水)
生活支援モデル事業の検討状況等、各部会から報告 都認知症対策推進会議
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東京都が2月4日に開催した、認知症対策推進会議で配布された資料。この日は、前回の議論のまとめと、仕組み部会、医療支援部会、若年性認知症支援部会における検討状況について報告された。
資料では、仕組み部会における検討状況として、認知症生活支援モデル事業の概要と取組状況などが示されている(p8参照)。医療支援部会における検討状況としては、中等度の認知症に関する緊急時及び緊急時以外の対応の基本的方針や・・・
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