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2007年12月17日(月)
特定感染症の補助事業に緊急肝炎ウイルス検査を追加 厚労省通知
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厚生労働省が12月17日付けで都道府県などの衛生主管部(局)宛てに出した通知で、特定感染症検査等事業の実施項目に緊急肝炎ウイルス検査事業を追加するもの。
特定感染症検査等事業は、都道府県や政令市・特別区が実施する、性感染症検査と性感染症に関する相談事業、HIV抗体検査とエイズに関する相談事業、肝炎ウイルス検査と肝炎ウイルスに関する相談事業に対し、補助を行うもの。今回これに緊急肝炎ウイルス検査事業が加え・・・
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2007年12月17日(月)
緊急肝炎ウイルス検査を国庫補助で実施 厚労省通知
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厚生労働省は12月17日付けで都道府県知事等宛てに「特定感染症検査等事業実施要綱」の一部改正を通知した。これは、特定感染症検査等事業に緊急肝炎ウイルス検査事業を追加するもの。
通知によると、緊急肝炎ウイルス検査事業(HBs抗原検査、C型肝炎ウイルス検査)は、平成20年1月1日から平成21年3月31日まで適用される(p1参照)。検査にかかる費用については、予算の範囲内で国庫補助が行われる(p4参照)。
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2007年12月04日(火)
インフルエンザ、ここ10年で最も早い流行 厚労省
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厚生労働省は12月4日にインフルエンザの流行状況を公表した。今年もインフルエンザシーズンに入ったが、ここ10年では最も早い状況だとしている。
感染予防対策としては、帰宅時のうがい・手洗い、「咳エチケット」を心がけるよう呼びかけている。
資料では、都道府県別のインフルエンザ報告数がまとめられており、最も報告数が多いのは北海道となっている(p2参照)。
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2007年11月20日(火)
麻しん・風しんを診断した医師は全数を報告 厚労省意見募集
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- 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令」及び「予防接種法施行規則の一部を改正する省令」に関する御意見募集について(11/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 保健・健康
これは、今年10~20代の成人麻しんが流行し、予防接種を1回しか受けていない年代に2回目の予防接種を受ける機会を設けることに伴い、麻しんを特定感染予防指針を定めるべき疾病に追加するもの。また、医師が全数を報告する5類感染症に麻しん及び風しんを追加し、予防接種についても推進指針を定め・・・
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2007年11月09日(金)
今冬のインフルエンザ総合対策、ホームページで情報提供 厚労省
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厚生労働省が11月9日に公表した「今冬のインフルエンザ総合対策について」。厚労省は、平成19年度のインフルエンザ総合対策について、11月9日をキックオフデーとし、「ひろげるなインフルエンザ ひろげよう咳エチケット」という標語を掲げた(p2参照)。
資料では、今冬のインフルエンザ対策として、(1)インフルエンザポスターを作成、電子媒体で提供(2)Q&Aの作成・配布(3)ホームページを開設(4)相談窓口の設置(・・・
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2007年10月23日(火)
成人麻しん流行を受け、定期予防接種対象者を追加 厚労省意見募集
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厚生労働省は10月23日に予防接種法施行令の一部を改正する政令案を公表し、意見募集を開始した。これは、今年成人麻しんが流行したことから、麻しんの予防接種を1回しか受けていない年代に2回目の予防接種を受ける機会を設ける措置となっている。
政令案では、麻しん・風しんの定期予防接種対象者を、平成20年4月1日から平成25年3月31日までの5年間、13歳と18歳になる者を追加するとしている(p4参照)。
政令案に対する・・・
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2007年10月01日(月)
結核患者の就業制限の取扱いについて一部改正 厚労省通知
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- 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における結核患者の入退院及び就業制限の取扱いについて」の一部改正について(10/1付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医療提供体制
通知では、(1)入院に関する基準(2)退院に関する基準(3)就業制限に関する基準(4)適正な喀痰検査の実施―など4項目に分けてまとめられている(p2~p3参照)。なお、今回の一部改正内容は、平成19年10月1日からの取扱・・・
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2007年09月25日(火)
結核罹患率は7年連続減少 結核発生動向調査年報
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厚生労働省が公表した平成18年の結核発生動向調査年報集計結果の概況。この年報は、平成18年1月1日~12月31日までに全国の保健所を通じて報告された結核患者等の状況をまとめている。
平成18年の新登録患者数は2万6384人で、罹患率とともに7年連続で減少している(p2参照)(p6参照)。しかし、20歳代の結核罹患率は前後の年齢層より罹患率が高く、現象も遅いと報告されている(p2参照)(p10参照)。また、働・・・
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2007年07月30日(月)
改正感染症法における結核の入退院基準案を提示
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厚生労働省が7月30日に開催した厚生科学審議会の「感染症分科会結核部会」で配布された資料。この日は、結核に係る入退院基準等について議論された。結核の入退院基準法案は、平成19年3月に結核予防法が廃止され、感染症の法律に統合したことを受けて提示されたもの(p6~p10参照)。
旧法では、入院基準は「2週間以内に喀痰塗抹陽性の所見が得られ肺結核や呼吸器結核の患者が、総合的に判断して同居者に結核を感染させるお・・・
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2007年06月15日(金)
麻しん患者数が約半数に 全国学校調査
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厚生労働省が6月15日に公表した、麻しん及び成人麻しん施設別発生状況に関する調査結果の第3報。調査では、6月3日から6月9日までの学校休校数などを集計している(p1参照)。
調査によると、この期間の休校数は全国で43校だった。学年閉鎖になったのは7校で、学級閉鎖は10校となっている(p1参照)。また、この期間の麻しん患者は合計266人となっている(p2参照)。
第2報(5月27日から6月2日まで)時点での麻し・・・
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2007年06月08日(金)
はしか患者数は全校で506人、うち253人が東京の学校
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厚生労働省が6月8日に公表した、麻しん及び成人麻しん施設別発生状況に関する調査結果の第2報。調査では、5月27日から6月2日までの学校休校数などを集計している(p1参照)。
調査によると、この期間の休校数は全国で65校となり、前回調査より13校減った。学年閉鎖になったのは9校で、学級閉鎖は14校となっている。また、この期間の麻しん患者は合計506人で、その約半数の253人が東京都となっている(p2参照)。
な・・・
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2007年06月04日(月)
全国で78校がはしかで休校 厚労省発生状況調査
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厚生労働省が6月4日に公表した、麻しん及び成人麻しん施設別発生状況に関する調査の結果。調査では、4月1日から5月26日までの学校休校数などを集計している(p1参照)。
調査によると、この期間の休校数は全国で78校に上っていることが明らかになった。学年閉鎖になったのは17校で、学級閉鎖は8校となっている。
休校になった78校のうち、大学が29校と最も多かった(p8参照)。また、都道府県別にみると、東京が42校・・・
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2007年05月31日(木)
厚労省、「麻しん(はしか)に関するQ&A」を公表
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厚生労働省が5月31日にまとめた「麻しん(はしか)に関するQ&A」を厚労省のホームページに掲載することを知らせるもの。
このQ&Aでは、麻しんに関する基礎知識と予防接種について、9項目に対する回答がまとめられている(p2~p5参照)。例えば、「麻しんをどうやって予防するか」「なぜ今年に10代~20代の人を中心に流行したのか」「妊娠している場合の注意事項」等について、回答が掲載されている。
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2007年03月29日(木)
結核予防法の廃止に伴い、入所命令等に経過措置 厚労省通知
- 厚生労働省が3月29日に公表した改正感染症法に関する通知。この通知は、平成19年4月1日に感染症に関する法律が一部改正・施行されたことに伴い、結核予防法が廃止される際の経過措置について示したもの。通知では、(1)予防接種の取扱い(2)医師の届出の取扱い(3)従業禁止の取扱い(4)入所命令の取扱い(5)一般患者に対する医療の取扱い(6)指定医療機関の取扱い(7)費用負担等の取扱い―など9項目に分けてまとめられている・・・
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2007年03月06日(火)
タミフル備蓄等に予備費73億円を使用 新型インフルエンザ対策
- 厚生労働省が3月6日に公表した、新型インフルエンザ対策の強化についてまとめた資料。近年、世界的に高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が継続して発生し、鳥からヒトへの感染・死亡例が数多く報告されており、ヒトからヒトへの感染の危険性が急速に高まっている状況などを踏まえて、新型インフルエンザ対策の強化について検討を行った。その結果、緊急措置として、(1)関係省庁対策会議において政府の新型インフルエンザ対策行動・・・
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2007年02月28日(水)
タミフル処方の有無を問わず異常行動発現のおそれ 厚労省通知
- 厚生労働省が2月28日付けで都道府県衛生主管部長等宛てに出した通知で、インフルエンザ治療開始後の注意事項に関するもの。これは、2月中に抗インフルエンザウイルス薬リン酸オセルタミビル(販売名:タミフル)を服用した中学生が異常行動をとって死亡するという事例が報道されていることを受けて出されたもの。通知では、「タミフルの使用と精神・神経症状に起因するとみられる死亡との関係については否定的とされていることなど・・・
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2007年02月09日(金)
病原体等の所持を規制 改正感染症法基本指針案
- 厚生労働省が2月9日に公表した「感染症の予防の総合的な推進を図るための基本的な指針」の一部改正案。改正の内容は、(1)病原体等の所持等を規制する制度の創設(2)患者等の人権の尊重の観点からの改正(3)結核予防対策に関する規定の追加―など。パブリックコメント募集を経て4月1日の施行を予定している(p1~p4参照)。患者等の人権の尊重の観点からは、「対人措置を講ずるに当っては、人権の尊重の観点から必要最小限のも・・・
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2007年01月26日(金)
インフルエンザ患者が全国で1122人に 厚労省発生報告
- 厚生労働省健康局が1月26日に発表した「インフルエンザ様疾患発生報告(第10報)」。この報告書は、平成19年1月14日から20日までの都道府県別インフルエンザの発生状況をまとめたもので、これによると、全国の患者数は1122人となっている。また、休校は岐阜の1校、学年閉鎖校は岐阜(3校)、島根(3校)、三重(2校)などで合計11校、学級閉鎖は滋賀の11校など、合計36校となっている(p1参照)。
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2007年01月15日(月)
感染症に関する法律の改正に伴い、関係する政令案を提示 厚労省
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- 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(案)の概要《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 医療制度改革
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2006年12月27日(水)
鳥類におけるインフルエンザ(H5N1)発生時における対応について通知
- 厚生労働省健康局が12月27日付で各都道府県の衛生主管部等宛に出した鳥類におけるインフルエンザに関する通知。この通知は、鳥類で発生したインフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染を未然に防止する観点から、適切な感染予防法の周知と調査等を行うために必要な対応について示したもの。通知では、(1)通常時の留意点(p2参照)(2)発生が疑われた場合の留意点(p3参照)(3)発生時の調査(p3~p4参照)(4)患者が確認・・・
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2006年12月19日(火)
ノロウィルス対策の徹底を求める 厚労省通知
- 厚生労働省が12月19日付けで各都道府県宛てに出した、ノロウィルスの対策に関する通知。厚労省は、現在もノロウィルスによる感染性胃腸炎や食中毒の発生が続いていることから、食品事業者や旅館・ホテル営業者に対し、発生防止対策の徹底を求めている。具体的には、「患者のふん便や吐ぶつには大量のウィルスが排出されるので、食事前やトイレの後などには必ず手を洗うこと」、「特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱・・・
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2006年10月12日(木)
厚労省、肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン案を公表
- 厚生労働省が10月12日に都道府県の感染症の担当者を集めて開催した「全国感染症主管課長会議」で配布された資料。この日は、都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン案が公表された。肝炎については、(1)健診受診率が低い(2)肝炎ウイルス検査で要診療と判断された者が医療機関を受診しない(3)医療機関を受診しても必ずしも適切な医療が提供されていない―ことなどが指摘されてきた。そこで、「要診療者・・・
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2006年09月28日(木)
結核罹患率、欧米諸国の4倍以上 平成17年結核動向調査
- 厚生労働省が公表した平成17年結核発生動向調査年報集計結果の概況。この年報は、平成17年1月1日~12月31日までに全国の保健所を通じて報告された結核患者等の状況をまとめている。平成17年の新登録患者数は2万8319人で、罹患率とともに6年連続で減少している。しかし、20歳代と30歳代については、結核罹患率が前の年に比べて、それぞれ0.1ポイントの微増となっている。また、大都市部の結核罹患率の格差はやや縮小したものの、国・・・
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2006年06月02日(金)
厚生科学審議会 感染症分科会(第27回 6/2)《厚労省》
- 厚生労働省が6月2日に開催した厚生科学審議会・感染症分科会で配布された資料。この日は、感染症法等の一部改正法案における委任命令に関する事項などについて議論が行われた。資料では、(1)病原体等を使用する施設の基準について(案)(p2~p15参照)(2)病原体等の保管等の基準について(案)(p16~p25参照)(3)慢性感染症について(p26~p27参照)(4)「類似症」のうち厚生労働省令で定めるものの発生届出・・・
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2006年04月24日(月)
新型インフルエンザ専門家会議(4/24)《厚労省》
- 厚生労働省が4月24日に開催した新型インフルエンザ専門家会議で配布された資料。同会議は平成17年11月に策定された「新型インフルエンザ対策行動計画」を受けて健康局に設置されたもので、今後の対策に関する専門的かつ技術的な事項について調査審議を行うことを目的としている(p2参照)。この日は、「新型インフルエンザ対策行動計画」(p6~p12参照)や、これまでの発生状況(p14~p16参照)などをまとめた資料が提示さ・・・
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