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2011年12月01日(木)
[介護保険] ユニットの共同生活室間の壁、可動式は不適切と解答
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厚生労働省は12月1日に、介護保険最新情報vol.249を公表した。今回は、「ユニット型個室の特別養護老人ホームの設備に関するQ&A」についての事務連絡を掲載している。
事務連絡では、ユニット型個室の特養老人ホーム整備に当たり、共同生活室間の壁の構造等について、複数の自治体より疑義照会があったことをうけ、改めてQ&Aを作成し、説明している。
Q&Aでは、「ユニットの共同生活室間の壁を可動式のものにすることについ・・・
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2011年12月01日(木)
[社会保障] 社会保障・税一体改革における介護制度の見直し、論点を整理
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厚生労働省は11月30日に、「社会保障・税一体改革における介護分野の制度見直しに関するこれまでの議論の整理」を公表した。これは、社会保障審議会介護保険部会がとりまとめたもの。
介護分野における改革内容は、医療・介護のサービス提供体制の効率化・重点化と機能強化として、(1)地域包括ケアシステムの構築(在宅サービス・居住系サービスの充実、在宅医療との連携)(2)ケアマネジメントの機能強化(3)施設のユニッ・・・
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2011年11月28日(月)
[介護保険] 平成23年8月の介護保険給付費は6267億円
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厚生労働省は11月28日に、介護保険事業状況報告の概要(平成23年8月暫定版)を公表した。
資料によると、平成23年8月末現在、65歳以上の第1号被保険者数は2921万人で、このうち要介護(要支援)認定者は516万6000人となっている。65歳以上の17.7%が要支援・要介護状態にある、という状況だ。また、居宅(介護予防)サービス受給者は315万4000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は29万人、施設サービス受給者は85万人と・・・
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2011年11月24日(木)
[介護保険] 特養ホームの多床室、平成24年4月以降新設では報酬減額
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厚生労働省が11月24日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配付された資料。この日は、24年度報酬改定に関する審議報告について議論を行った。
この日は、厚労省当局から審議報告案が示され、報告とりまとめに向けた議論が行われている。分科会では、次回(12月5日)に審議報告を取りまとめたい考えだ。
介護報酬全体に関連する事項として、(1)介護職員の処遇改善(2)地域区分の見直し(3)ケアマネジメント―・・・
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2011年11月18日(金)
[介護保険] 平成23年7月の介護保険給付費は6285億円
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厚生労働省は11月18日に、介護保険事業状況報告の概要(平成23年7月暫定版)を公表した。
資料によると、平成23年7月末現在、65歳以上の第1号被保険者数は2915万人で、このうち要介護(要支援)認定者は515万5000人となっている。65歳以上の17.7%が要支援・要介護状態にある、という状況だ。また、居宅(介護予防)サービス受給者は312万6000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は28万7000人、施設サービス受給者は84万・・・
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2011年11月17日(木)
[介護報酬] 職員水増しによる不正受給等、介護サービス事業者は法令遵守を
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厚生労働省は11月17日に、介護サービス事業者の法令遵守の徹底について通知を発出した。これは、介護老人保健施設、介護療養型医療施設等の複数の施設を運営する医療法人が、職員数を水増しするなどして不正に介護報酬を受領していた事案が発生したことを受けてのもの。
通知では、このような事案は、利用者に対して不利益をもたらすだけでなく、国民の介護保険に対する信頼を大きく失墜させる行為でもあると指摘。計画的に集・・・
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2011年11月15日(火)
[介護保険] 介護保険施設多床室への室料導入や、補足給付について議論継続
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厚生労働省が11月15日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日も前回に引き続き、社会保障・税一体改革における介護分野の見直しについて議論した。
厚労省当局は、(1)1号保険料の低所得者保険料軽減強化(p6参照)(2)介護納付金の総報酬割導入(p7~p8参照)(3)要支援者の利用者負担(p9参照)(4)ケアマネジメントに係る利用者負担(p10参照)(5)一定以上所得者の利用者負・・・
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2011年11月14日(月)
[介護保険] グループホームの看取り拡充、施設の役割考えるべきとの意見も
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厚生労働省が11月14日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配付された資料。この日は、認知症対応、介護職員によるたんの吸引等の実施について議論したほか、これまでに検討したテーマの中から「さらに議論が必要な論点」をピックアップして議論を重ねた。
認知症への対応としては、この日、主にグループホームについて、(1)グループホーム入居者の看取り介護の強化を図るため、『看取り介護加算』について、死・・・
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2011年11月10日(木)
[介護保険] 施設サービスでの看取りを強化する厚労省案 介護給付費分科会
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厚生労働省が11月10日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配付された資料。この日は、サービスごとの個別論点検討の第3弾として、施設系サービスについて報酬や算定要件などの議論を行った。
特別養護老人ホームについては、次の6つの論点が厚労省から示された。
(1)看取り機能を強化するための、外部医師によるターミナルケア推進(p4~p10参照)
(2)多床室への室料負担導入(p10~p15参照)
(3)ユニ・・・
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2011年11月09日(水)
[介護保険] 予防・日常生活支援総合事業全体に対し、2号保険料を投入
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厚生労働省は11月9日に、介護保険最新情報vol.248を公表した。今回は、「介護予防・日常生活支援総合事業に関するQ&A」に関する事務連絡を掲載している。
介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)は、改正介護保険法等(平成23年6月22日公布)により創設されたもの。厚労省では、これに伴い、「介護予防・日常生活支援総合事業の基本的事項」(以下、基本的事項)に関する通知を発出し、各市町村に対し積極的検討を・・・
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2011年11月07日(月)
[介護保険] 地域包括ケアシステムや処遇改善など、改定に向けた論点整理
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厚生労働省が11月7日に開催した、介護保険サービスに関する関係者団体懇談会で配付された資料。この日は、平成24年介護報酬改定に向けて、同懇談会における主な意見(p4~p7参照)や、介護給付費分科会における主な論点(p8~p14参照)の報告が行われた。
懇談会では、総論として(1)地域包括ケアシステム(2)処遇改善(3)地域区分(4)居宅介護支援―の4項目について議論してきた。
(1)の地域包括ケアについては、・・・
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2011年11月04日(金)
[意見募集] 訪問介護員養成研修2級課程を、介護職員初任者研修に位置づけ
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- 養成研修課程の見直しに伴う介護保険法施行規則の一部を改正する省令・介護職員初任者研修課程(仮称)カリキュラム(告示)(案)について(意見募集)(11/4)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課 カテゴリ: 介護保険
現行の介護保険制度では、訪問看護員(ホームヘルパー)には、介護福祉士のほか、介護保険法施行令第3条に定める養成研修修了者、介護職員基礎研修課程および訪問介護員養成研修1、2、3級課程修了者がなれるど、複雑な養成体系となってい・・・
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2011年10月31日(月)
[介護保険] 通所介護では、機能訓練の強化に賛否両論 介護給付費分科会
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厚生労働省が10月31日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配付された資料。この日は、サービスごとの個別論点検討の第2弾として、通所介護、リハビリテーション、予防給付、居宅介護(予防)支援の報酬や算定要件などについて議論を行った。
通所介護については、(1)個別機能訓練加算Iを廃止し、基本報酬に組み入れて包括化するとともに、看護職員が配置されている通常規模型以上の基本報酬を適正化する・・・
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2011年10月31日(月)
[介護保険] 医療保険者からの介護納付金、総報酬割の導入で議論
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厚生労働省が10月31日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日は、社会保障・税一体改革における介護分野の見直しについて議論した。
テーマは(1)1号保険料の低所得者保険料軽減強化(2)介護納付金の総報酬割導入(3)給付に関する見直し―の大きく3点。
(1)の1号保険料(65歳以上)については、現在、市町村民税の課税状況等に応じて6段階に設定し、低所得者への配慮が行われている。しかし・・・
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2011年10月25日(火)
[医療保険] 宮城県の長期避難世帯認定取消し被保険者、減免措置継続可能
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厚生労働省は10月25日に、介護保険最新情報vol.247を公表した。今回は、10月24日付の事務連絡「東日本大震災に係る長期避難世帯の取扱いについて(その2)」を掲載している。
東日本大震災により被災した被保険者に対しては、利用料等または保険料の減免を行った場合に財政支援の対象となる。この事務連絡では、宮城県の牡鹿郡女川町出島字出島、出島字合ノ浜などの6区域が、平成23年10月1日付で長期避難世帯の認定を解除され・・・
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2011年10月24日(月)
[介護保険] 平成23年6月の介護保険給付費は6113億円
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厚生労働省は10月24日に、介護保険事業状況報告の概要(平成23年6月暫定版)を公表した。
資料によると、平成23年6月末現在、65歳以上の第1号被保険者数は2909万人で、このうち要介護(要支援)認定者は512万8000人となっている。65歳以上の17.6%が要支援・要介護状態にある、という状況だ。また、居宅(介護予防)サービス受給者は310万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は28万2000人、施設サービス受給者は84万・・・
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2011年10月24日(月)
[介護保険] 医・介・福の各サービスを大規模仮設住宅地に一体的に整備
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厚生労働省は10月24日に、介護保険最新情報vol.246を公表した。今回は、東日本大震災の被災地における介護等のサポート拠点に係る取組みの第3弾として、福島県郡山市の高齢者サポート拠点「あさかの杜ゆふね」の事例を紹介している。
厚労省では、被災地の仮設住宅における高齢者等の日常生活を支えるために、総合相談、居宅サービス、生活支援サービス、地域交流など総合的な機能を有する「サポート拠点」の設置・運営を推進・・・
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2011年10月21日(金)
[介護] 生活不活発病予防に、健康生活サポーター実践養成事業を推進
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厚生労働省は10月21日に、介護保険最新情報vol.245を公表した。今回は、生活不活発病予防の取組に関する事務連絡を掲載している。
震災被災者の仮設住宅生活の長期化が予想される中、住環境や生活リズムの変化から、高齢者の外出頻度や運動量の低下が多くみられており、特に生活不活発病予防への積極的取組が急務となっている。
そこで厚労省では、仮設住宅地等に設置される介護等のサポート拠点を活用した(1)健康生活サポ・・・
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2011年10月20日(木)
[介護保険] 高齢者の住まいに関する改正法施行に伴い、関係省令等改正
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- 高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令等の施行について(10/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 高齢者支援課 カテゴリ: 介護保険
高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律(平成23年法律第32号)において、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携して、高齢者を支援するサービスを提供する「サ・・・
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2011年10月20日(木)
[介護保険] 福島県広野町等の食費等負担限度額認定証の期限、12月末に延長
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厚生労働省は10月20日に、介護保険最新情報vol.244を公表した。今回は、同日付の事務連絡「東日本大震災に伴う食費及び居住費等の負担限度額に係る認定証等の有効期限の延期期間の変更」を掲載している。
東日本大震災の被災者に対しては、介護保険施設における食費や居住費等の特例負担限度額に係る認定証等については、被災地の被害状況に鑑み有効期限を設定している。この事務連絡では、福島県広野町、楢葉町および大熊町の・・・
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2011年10月18日(火)
[介護保険] 末期がん患者は申請から二次判定までに19%死亡、迅速な認定を
- 厚生労働省はこのほど、「末期がん等の方への迅速な要介護認定等の実施」に関する事務連絡を発出した。事務連絡では、平成22年度老人保健健康増進等事業における「末期がん患者の認定状況調査」(財団法人日本公衆衛生協会実施)の結果を公表している。調査は介護保険全保険者に対するアンケート方式で行われ、末期がんと診断された方のうち、平成22年5月~10月の6ヵ月間に要介護認定等の新規申請を行った第2号保険者が対象・・・
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2011年10月18日(火)
[介護保険] 平成24年4月から介護保険サービスの指定基準等を3つに区分
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- 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令について(老人福祉法及び介護保険法関係)(10/7)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 カテゴリ: 介護保険
この法律は、中央省庁に集中している権限を地方自治体に移乗し(地方分権、地方主権)、さまざまな制度を地方独自の視点で運営する環境を整・・・
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2011年10月17日(月)
[介護保険] 緊急ショートステイのため空床確保加算も 介護給付費分科会
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厚生労働省が10月17日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配付された資料。この日は、訪問系サービスの見直しについて議論した。
訪問介護については、(1)生活援助の時間区分について、[30分以上60分未満][60分以上]という現行の区切りを[45分未満][45分以上]に見直す(2)自立支援型のサービス機能を強化するため、サービス提供責任者とPT、OTとが協働して訪問介護計画を作成した場合の評価を新設する・・・
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2011年10月14日(金)
[介護] 地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金、43件に11億円余の内示
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- 平成23年度 地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金(先進的事業支援特例交付金に係る分)の内示(第2次)について(県別)(10/14)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 高齢者支援課 カテゴリ: 介護保険
内示計画数は合計で43件、内示金額は合計で11億6725万8000円となっている。内示計画数が最も多いのは長野県の18件で5億3291万円、次いで北海道の7件で2億1000万円、大阪府の2件で6000万円となっている(p1参照)。
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2011年10月13日(木)
[介護保険] 高齢者の住まいに関する改正法、施行に伴い留意点等示す
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厚生労働省はこのほど、介護保険最新情報vol.242を公表した。今回は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律の施行」についての通知を掲載している。
高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律(平成23年法律第32号)(以下「改正法」)は、高齢者が安心して住める住まいとして、(1)バリアフリー化(2)状況把握サービス・生活相談サービスの提供(3)契約解除時の前払金の不返還等・・・
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