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資料3-10 野田先生提出資料 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第74回 3/2)《厚生労働省》 |
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255
256
257
3-2. 集計定義の詳細
258
259
本研究における NDB 集計上の集計設計の詳細と結果解釈の留意点を示す。
260
特に重要と思われる設計項目には◎を付す。
261
262
NDB 受診者数
263
本研究では、2017 年 9 月から 2020 年 8 月までの 3 年間で保険診療を受けた約 1 億
264
1101 万人(正確には ID0 数)を対象とした(人口動態等により人数は変動する)
。ID0
265
は奈良医大・東大・京大等が合同で開発した、NDB 上での名寄せ用匿名 ID である。
266
NDB は我が国の保険診療の悉皆(全数)データである。そのため、医療機関を受診し
267
なかった患者や、医療機関を受診しても全額公費負担医療であった患者(生活保護の医
268
療扶助、一時期の新型コロナウイルス感染症の診療情報など)のデータは NDB には格
269
納されていない。
270
271
◎インフルエンザ受診
(NDB におけるインフルエンザ新規受診の定義)
272
下記の a と b のいずれかを満たす患者を季節性インフルエンザの受診者とした:
273
a. インフルエンザ傷病名が付与されている。
274
b. 抗インフルエンザ薬が1剤以上処方されている。
275
なお、インフルエンザ傷病名は疑い病名を除外した。また、入院・外来の両方を集計
276
対象とした。条件 a,b に最後に該当した日から 90 日以内の再該当は連続する同一の発
277
症エピソードとみなし、90 日を超えての再該当は再受診とみなした。
278
279
インフルエンザ傷病名
280
インフルエンザ傷病名として、「インフルエンザ関連傷病名マスタ」
(表9)に示した
281
24 個の傷病名(正確には傷病名コード)を選定した。選定にあたっては、感染症内科
282
医、呼吸器内科医、小児科医、公衆衛生医師、薬剤師を含む 8 名の医療専門職の意見を
283
統合した。
284
このマスタは集計期間中に廃止された傷病名を含んでいる。
285
なお、インフルエンザ脳症傷病名は重症化率(神経症状)の算出にて使用する。
286
287
抗インフルエンザ薬
14
256
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3-2. 集計定義の詳細
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本研究における NDB 集計上の集計設計の詳細と結果解釈の留意点を示す。
260
特に重要と思われる設計項目には◎を付す。
261
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NDB 受診者数
263
本研究では、2017 年 9 月から 2020 年 8 月までの 3 年間で保険診療を受けた約 1 億
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1101 万人(正確には ID0 数)を対象とした(人口動態等により人数は変動する)
。ID0
265
は奈良医大・東大・京大等が合同で開発した、NDB 上での名寄せ用匿名 ID である。
266
NDB は我が国の保険診療の悉皆(全数)データである。そのため、医療機関を受診し
267
なかった患者や、医療機関を受診しても全額公費負担医療であった患者(生活保護の医
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療扶助、一時期の新型コロナウイルス感染症の診療情報など)のデータは NDB には格
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納されていない。
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◎インフルエンザ受診
(NDB におけるインフルエンザ新規受診の定義)
272
下記の a と b のいずれかを満たす患者を季節性インフルエンザの受診者とした:
273
a. インフルエンザ傷病名が付与されている。
274
b. 抗インフルエンザ薬が1剤以上処方されている。
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なお、インフルエンザ傷病名は疑い病名を除外した。また、入院・外来の両方を集計
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対象とした。条件 a,b に最後に該当した日から 90 日以内の再該当は連続する同一の発
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症エピソードとみなし、90 日を超えての再該当は再受診とみなした。
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インフルエンザ傷病名
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インフルエンザ傷病名として、「インフルエンザ関連傷病名マスタ」
(表9)に示した
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24 個の傷病名(正確には傷病名コード)を選定した。選定にあたっては、感染症内科
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医、呼吸器内科医、小児科医、公衆衛生医師、薬剤師を含む 8 名の医療専門職の意見を
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統合した。
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このマスタは集計期間中に廃止された傷病名を含んでいる。
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なお、インフルエンザ脳症傷病名は重症化率(神経症状)の算出にて使用する。
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抗インフルエンザ薬
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