よむ、つかう、まなぶ。
資料3-10 野田先生提出資料 (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第74回 3/2)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
356
レセプトデータには診療行為の理由は記載されていないため、重症化等の各指標が季
357
節性インフルエンザと近い時期に発生している必要がある(たとえば、インフルエンザ
358
の受診の 1 年後に ICU に入室しても、インフルエンザとの関連は非常に低いと考えら
359
れる)。季節性インフルエンザの受診と重症化との因果関係を一定程度担保するため、
360
本研究では、重症化等の各指標につき、以下の算入基準を設定した:
361
362
季節性インフルエンザの受診定義に最後に該当した日(インフルエンザとしての最後
363
の受診日)から 28 日以内に重症化等の指標に該当した場合を重症化等としてカウントす
364
る。
365
(つまり、季節性インフルエンザの最後の受診日から 29 日以上離れた重症化等は、そ
366
のインフルエンザを原因とする重症化等とはみなさない。)
367
※季節性インフルエンザの各種文献を参考に期間を設定
368
※二次性の細菌性肺炎等の「遅れて発生する」重症化等も、受診から 28 日以内であれ
369
ばインフルエンザに起因する重症化等とみなすこととし、期間を設定した。
370
371
重複カウントの除外(上記内容の抜粋・再掲)
372
同一患者が 2 日連続で人工呼吸器を使用した場合や、いったん人工呼吸器から離脱し
373
た患者が 3 日後に再挿管した場合、ある病院で季節性インフルエンザと診断された患者
374
が翌日に別の病院で同様の診断を得た場合など、同一人物の連続した診療エピソードと
375
思われる場合に患者数の重複カウントを除外する必要がある。
376
これらの重複カウントを除外するため、本研究では、以下の除外基準を設定した:
377
378
除外基準 A.(インフルエンザの複数回受診)
379
季節性インフルエンザの受診定義に最後に該当した日(最後の受診日)から 90 日以
380
内にインフルエンザの受診定義に再該当した場合は、後の受診をカウントから除外する。
381
(「同じ」インフルエンザとみなす。)
382
※季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の各種文献を参考に期間を設定
383
384
385
除外基準 B.(インフルエンザの複数回の重症化等)
季節性インフルエンザについて、重症化等の指標が最後に発生した日から 90 日以内
386
に同じ指標に再該当した場合は、後の重症化等をカウントから除外する。
387
(重症化等が継続しているとみなす。)
388
※この除外基準は重症化等の指標ごとに適用する。つまり、
「重症」に該当した後 90 日
389
以内に「中等症」に該当した場合はこの除外基準は適用されず、中等症をカウントする。
390
17
レセプトデータには診療行為の理由は記載されていないため、重症化等の各指標が季
357
節性インフルエンザと近い時期に発生している必要がある(たとえば、インフルエンザ
358
の受診の 1 年後に ICU に入室しても、インフルエンザとの関連は非常に低いと考えら
359
れる)。季節性インフルエンザの受診と重症化との因果関係を一定程度担保するため、
360
本研究では、重症化等の各指標につき、以下の算入基準を設定した:
361
362
季節性インフルエンザの受診定義に最後に該当した日(インフルエンザとしての最後
363
の受診日)から 28 日以内に重症化等の指標に該当した場合を重症化等としてカウントす
364
る。
365
(つまり、季節性インフルエンザの最後の受診日から 29 日以上離れた重症化等は、そ
366
のインフルエンザを原因とする重症化等とはみなさない。)
367
※季節性インフルエンザの各種文献を参考に期間を設定
368
※二次性の細菌性肺炎等の「遅れて発生する」重症化等も、受診から 28 日以内であれ
369
ばインフルエンザに起因する重症化等とみなすこととし、期間を設定した。
370
371
重複カウントの除外(上記内容の抜粋・再掲)
372
同一患者が 2 日連続で人工呼吸器を使用した場合や、いったん人工呼吸器から離脱し
373
た患者が 3 日後に再挿管した場合、ある病院で季節性インフルエンザと診断された患者
374
が翌日に別の病院で同様の診断を得た場合など、同一人物の連続した診療エピソードと
375
思われる場合に患者数の重複カウントを除外する必要がある。
376
これらの重複カウントを除外するため、本研究では、以下の除外基準を設定した:
377
378
除外基準 A.(インフルエンザの複数回受診)
379
季節性インフルエンザの受診定義に最後に該当した日(最後の受診日)から 90 日以
380
内にインフルエンザの受診定義に再該当した場合は、後の受診をカウントから除外する。
381
(「同じ」インフルエンザとみなす。)
382
※季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の各種文献を参考に期間を設定
383
384
385
除外基準 B.(インフルエンザの複数回の重症化等)
季節性インフルエンザについて、重症化等の指標が最後に発生した日から 90 日以内
386
に同じ指標に再該当した場合は、後の重症化等をカウントから除外する。
387
(重症化等が継続しているとみなす。)
388
※この除外基準は重症化等の指標ごとに適用する。つまり、
「重症」に該当した後 90 日
389
以内に「中等症」に該当した場合はこの除外基準は適用されず、中等症をカウントする。
390
17