よむ、つかう、まなぶ。
資料3-10 野田先生提出資料 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第74回 3/2)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
44
般人口あたりの重症化した年間患者数」(人口あたり絶対リスク)等を指標として併用
45
することもある。2-4及び表 8 に人口 10 万あたり絶対リスク(一般人口 10 万人あ
46
たりの重症化等の年間患者数)を示した。
47
NDB における人口あたり絶対リスクは「社会全体に対するその疾患の負荷」を示し
48
ており、疾患による受診率の違いの影響を受けにくい指標でもあるため、(疾患の重症
49
化率とは異なる指標だが)複数の疾患同士で重症化率を比較する際の参考になる。
50
51
52
2.集計結果
結果について:
重症化等の各指標は独立に集計した。たとえば、死亡者は、重症定義に該当した患
者から死亡者を抽出したものではなく、
「重症化した後の死亡」と「重症定義(ICU
利用等)を経ない死亡」の両方を含んでいる。
0~9 歳階級は 10 歳刻みとし、90 歳以上はひとつの階級に丸めている。
NDB のガイドラインを考慮し、数値を概数化(丸め)したり、患者数を省略し指
標値のみを掲載したりした箇所がある(該当箇所に明記)。
53
54
2-1.NDB で把握された季節性インフルエンザの受診者数
55
56
(要点)
57
インフルエンザ受診者数について、国立感染症研究所が公表しているインフルエン
ザ受診者数の推計値と NDB による集計値を比較した。
58
59
NDB による受診者数集計を 3 通り実施し、
そのうちの 1 つを採用することとした。
60
インフルエンザ受診者数の集計定義として、「インフルエンザ傷病名が付与される
か、または抗インフルエンザ薬が処方された患者」を採用した。
61
62
63
国立感染症研究所の推計値の一致度は 90%以上であった(NDB のほうが受診者数
の値が小さい)
。
64
65
(解説)
66
季節性インフルエンザの NDB 的な定義として、「インフルエンザ傷病名付与または
67
抗インフルエンザ薬」
「インフルエンザ傷病名付与」
「抗インフルエンザ薬投与」の 3 通
68
りの推計方式で集計を行い、国立感染症研究所が公表しているインフルエンザ受診者数
69
の推計値との一致度を見た(表3)
。その結果、推計方式1(インフルエンザ傷病名付与
70
または抗インフルエンザ薬)がもっとも一致度が高く、また、季節性インフルエンザの
3
般人口あたりの重症化した年間患者数」(人口あたり絶対リスク)等を指標として併用
45
することもある。2-4及び表 8 に人口 10 万あたり絶対リスク(一般人口 10 万人あ
46
たりの重症化等の年間患者数)を示した。
47
NDB における人口あたり絶対リスクは「社会全体に対するその疾患の負荷」を示し
48
ており、疾患による受診率の違いの影響を受けにくい指標でもあるため、(疾患の重症
49
化率とは異なる指標だが)複数の疾患同士で重症化率を比較する際の参考になる。
50
51
52
2.集計結果
結果について:
重症化等の各指標は独立に集計した。たとえば、死亡者は、重症定義に該当した患
者から死亡者を抽出したものではなく、
「重症化した後の死亡」と「重症定義(ICU
利用等)を経ない死亡」の両方を含んでいる。
0~9 歳階級は 10 歳刻みとし、90 歳以上はひとつの階級に丸めている。
NDB のガイドラインを考慮し、数値を概数化(丸め)したり、患者数を省略し指
標値のみを掲載したりした箇所がある(該当箇所に明記)。
53
54
2-1.NDB で把握された季節性インフルエンザの受診者数
55
56
(要点)
57
インフルエンザ受診者数について、国立感染症研究所が公表しているインフルエン
ザ受診者数の推計値と NDB による集計値を比較した。
58
59
NDB による受診者数集計を 3 通り実施し、
そのうちの 1 つを採用することとした。
60
インフルエンザ受診者数の集計定義として、「インフルエンザ傷病名が付与される
か、または抗インフルエンザ薬が処方された患者」を採用した。
61
62
63
国立感染症研究所の推計値の一致度は 90%以上であった(NDB のほうが受診者数
の値が小さい)
。
64
65
(解説)
66
季節性インフルエンザの NDB 的な定義として、「インフルエンザ傷病名付与または
67
抗インフルエンザ薬」
「インフルエンザ傷病名付与」
「抗インフルエンザ薬投与」の 3 通
68
りの推計方式で集計を行い、国立感染症研究所が公表しているインフルエンザ受診者数
69
の推計値との一致度を見た(表3)
。その結果、推計方式1(インフルエンザ傷病名付与
70
または抗インフルエンザ薬)がもっとも一致度が高く、また、季節性インフルエンザの
3