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資料3-10 野田先生提出資料 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第74回 3/2)《厚生労働省》 |
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288
抗インフルエンザ薬として、
「インフルエンザ関連医薬品マスタ」(表10)に示した
289
11 種類の医薬品(正確には医薬品コード)を選定した。選定にあたっては、感染症内科
290
医、呼吸器内科医、小児科医、薬剤師を含む 8 名の医療専門職の意見を統合した。
291
292
◎死亡
293
インフルエンザとして受診してから 28 日以内の死亡を本研究における死亡と定義し
294
た。死亡は全死亡であり、インフルエンザ関連の死亡のみとは限らない点に留意が必要
295
である。
296
死亡の把握にあたっては。奈良医大と三菱総研が開発した死亡把握アルゴリズムと呼
297
ばれる特許技術を利用した。主に診療報酬制度上の理由により、NDB には「死亡した患
298
者の死亡事実」が必ずしもすべては記録されていない。奈良医大等の死亡把握アルゴリ
299
ズムでは、もともとレセプトに記載されている死亡情報に加え、死亡情報がないレセプ
300
トについても、「看取り加算がとられた後、レセプトが途絶」といった死亡した蓋然性
301
が高い状態を特定して、より正確な死亡の把握を行っている(都道府県 KDB 改善デー
302
タで正確さの検証済み)
。
303
304
社会的死亡等により医療管理下以外で確認された死亡は NDB に格納されないが、そ
れらを除いた「医療管理下での死亡」の 95%ほどは把握できていると考えられる。
305
306
307
308
309
310
◎重症
インフルエンザとして受診してから 28 日以内に、ICU 利用または人工呼吸器使用のい
ずれかに該当した患者を重症とした。
重症条件に最後に該当した日から 90 日以内の再該当は連続する同一の重症エピソー
ドとみなし、90 日を超えての再該当は再重症化とみなした。
311
312
ICU 利用として、
「特定集中治療室管理料3(7日以内)
」など 594 の診療行為(正確
313
には診療行為コード)を選定した。また、人工呼吸器使用として 14 の診療行為を選定
314
した。選定にあたっては、感染症内科医、呼吸器内科医、小児科医、薬剤師を含む 8 名
315
の医療専門職の意見を統合した。定義に用いた診療行為コードの抜粋を「インフルエン
316
ザ関連診療行為マスタ」
(表11)に示した。
317
318
◎中等症
319
インフルエンザとして受診してから 28 日以内に、ネーザルハイフローの使用、NPPV
320
(非侵襲的陽圧換気療法)の使用、酸素投与療法の実施のいずれかに該当した患者を中等
321
症とした。
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抗インフルエンザ薬として、
「インフルエンザ関連医薬品マスタ」(表10)に示した
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11 種類の医薬品(正確には医薬品コード)を選定した。選定にあたっては、感染症内科
290
医、呼吸器内科医、小児科医、薬剤師を含む 8 名の医療専門職の意見を統合した。
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◎死亡
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インフルエンザとして受診してから 28 日以内の死亡を本研究における死亡と定義し
294
た。死亡は全死亡であり、インフルエンザ関連の死亡のみとは限らない点に留意が必要
295
である。
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死亡の把握にあたっては。奈良医大と三菱総研が開発した死亡把握アルゴリズムと呼
297
ばれる特許技術を利用した。主に診療報酬制度上の理由により、NDB には「死亡した患
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者の死亡事実」が必ずしもすべては記録されていない。奈良医大等の死亡把握アルゴリ
299
ズムでは、もともとレセプトに記載されている死亡情報に加え、死亡情報がないレセプ
300
トについても、「看取り加算がとられた後、レセプトが途絶」といった死亡した蓋然性
301
が高い状態を特定して、より正確な死亡の把握を行っている(都道府県 KDB 改善デー
302
タで正確さの検証済み)
。
303
304
社会的死亡等により医療管理下以外で確認された死亡は NDB に格納されないが、そ
れらを除いた「医療管理下での死亡」の 95%ほどは把握できていると考えられる。
305
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307
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309
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◎重症
インフルエンザとして受診してから 28 日以内に、ICU 利用または人工呼吸器使用のい
ずれかに該当した患者を重症とした。
重症条件に最後に該当した日から 90 日以内の再該当は連続する同一の重症エピソー
ドとみなし、90 日を超えての再該当は再重症化とみなした。
311
312
ICU 利用として、
「特定集中治療室管理料3(7日以内)
」など 594 の診療行為(正確
313
には診療行為コード)を選定した。また、人工呼吸器使用として 14 の診療行為を選定
314
した。選定にあたっては、感染症内科医、呼吸器内科医、小児科医、薬剤師を含む 8 名
315
の医療専門職の意見を統合した。定義に用いた診療行為コードの抜粋を「インフルエン
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ザ関連診療行為マスタ」
(表11)に示した。
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318
◎中等症
319
インフルエンザとして受診してから 28 日以内に、ネーザルハイフローの使用、NPPV
320
(非侵襲的陽圧換気療法)の使用、酸素投与療法の実施のいずれかに該当した患者を中等
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症とした。
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