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ヒアリング資料1 公益社団法人 全国脊髄損傷者連合会 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34074.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第29回 7/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
3.その他の事項
(4) 重度訪問介護の熟練ヘルパーによる同行支援の改善(報酬告示関連)
【意見・提案を行う背景、論拠】
⚫ 重度訪問介護では、2018年の報酬改定で「熟練した重度訪問介護従業者による同行
支援」が創設され、従来の2人介護とは別に、熟練ヘルパーと新人ヘルパーが2人1組
でサービスを提供したときも、事業者は2人分の報酬を算定できるようになった。しか
し、算定できる報酬額は、2人介護に対して15%減算(ヘルパー2人で170%)で設定さ
れ、低く抑えられている。
⚫ また、同行支援を算定できる新人ヘルパーについては、採用から6ヵ月以内という条
件が設定されている。しかし、採用から1年以上が経過したヘルパーであっても、医療
的ケアを必要とする重度障害者に初めてサービスを提供するときには、長期間にわ
たるOJTが必要となる場合が多い。むしろ、採用から6ヵ月以内の新人ヘルパーが、
医療的ケアを必要とする重度障害者にサービスを提供することは、非常に稀である。
【意見・提案の内容】
⚫ 同行支援の減算率を緩和して事業者報酬を引き上げるべきである。
⚫ また、重度障害者等包括支援の対象者(重度訪問介護の15%加算の対象者)につい
ては、採用から6ヵ月以内という新人ヘルパーの条件を撤廃すべきである。

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