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「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン第1.1版」 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000359.html |
出典情報 | 「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン第1.1版(案)」に対する意見募集の結果及び当該ガイドラインの公表(7/7)《総務省》 |
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るものではない。したがって、対象事業者は、代表的な脅威以外の脅威についても、提供
する医療情報システム等の構成に応じて検討し、リスクを特定すること。
表 5-1 医療情報システム等提供上の代表的な脅威
脅威
不正な閲覧・操作
ネットワーク上の盗聴・
なりすまし
高度サイバー攻撃27
ランサムウェア感染
えい
情報の窃取・漏洩
ざん
情報の改竄・破壊
医療情報システム等の停
止
技術的脆弱性の混入
機器や記憶媒体の持ち出
し時の紛失・盗難
施設への物理的侵入
災害等
脅威の具体例
正当な権限を持たない者(組織の内外を問わない)
が、医療情報、認証情報等を盗み見る。または、医
療情報システム等に関連する端末等を不適切に操作
する。
ネットワーク上を流れるデータの盗聴等により、認
証情報等を入手する。または、入手した認証情報等
を用いて正当な権限を持つ者になりすます。
標的型メール等によって医療情報システム等や関連
する端末等をマルウェアに感染させる。
医療情報システム等や関連する端末等をマルウェア
に感染させ、PC をロックする、あるいはファイルを
暗号化することによって使用不能にしたのち、その
復元と引き換えに身代金を要求する。
物理的あるいは電子的方法を用いて、医療情報等を
盗み出す。または、故意/過失に依らず、医療情報等
を不適切に組織外へ流出させる。
故意/過失に依らず、医療情報等を物理的あるいは電
子的に不正に書き換える、又は破壊する。
悪意を持った者による攻撃、あるいは過失による設
定ミスや誤操作等により、医療情報システム等が停
止する。
故意/過失に依らず、OS やミドルウェア・アプリケー
ション等のソフトウェアの脆弱性や、IoT 機器やルー
タ等のネットワーク機器の脆弱性が医療情報システ
ム等に混入する。
医療情報システム等に関連する機器や記憶媒体を業
務上の理由で施設等の外へ持ち出す際、機器や記憶
媒体を誤って紛失する、あるいは第三者に盗難され
る。
正当な権限を持たない者(組織の内外を問わない)
が、執務エリアやデータセンター等、医療情報シス
テム等に関連する機器や記憶媒体が設置されている
施設に侵入する。
自然災害や社会インフラの損失等により、医療情報
システム等に関連する機器や端末等が物理的に破損
する等して、医療情報システム等の提供に支障をき
たす。
27
閉域網内に構成される医療情報システム等においても、高度サイバー攻撃の脅威は生じ得る前提でリ
スクについて特定することが重要である。
26
する医療情報システム等の構成に応じて検討し、リスクを特定すること。
表 5-1 医療情報システム等提供上の代表的な脅威
脅威
不正な閲覧・操作
ネットワーク上の盗聴・
なりすまし
高度サイバー攻撃27
ランサムウェア感染
えい
情報の窃取・漏洩
ざん
情報の改竄・破壊
医療情報システム等の停
止
技術的脆弱性の混入
機器や記憶媒体の持ち出
し時の紛失・盗難
施設への物理的侵入
災害等
脅威の具体例
正当な権限を持たない者(組織の内外を問わない)
が、医療情報、認証情報等を盗み見る。または、医
療情報システム等に関連する端末等を不適切に操作
する。
ネットワーク上を流れるデータの盗聴等により、認
証情報等を入手する。または、入手した認証情報等
を用いて正当な権限を持つ者になりすます。
標的型メール等によって医療情報システム等や関連
する端末等をマルウェアに感染させる。
医療情報システム等や関連する端末等をマルウェア
に感染させ、PC をロックする、あるいはファイルを
暗号化することによって使用不能にしたのち、その
復元と引き換えに身代金を要求する。
物理的あるいは電子的方法を用いて、医療情報等を
盗み出す。または、故意/過失に依らず、医療情報等
を不適切に組織外へ流出させる。
故意/過失に依らず、医療情報等を物理的あるいは電
子的に不正に書き換える、又は破壊する。
悪意を持った者による攻撃、あるいは過失による設
定ミスや誤操作等により、医療情報システム等が停
止する。
故意/過失に依らず、OS やミドルウェア・アプリケー
ション等のソフトウェアの脆弱性や、IoT 機器やルー
タ等のネットワーク機器の脆弱性が医療情報システ
ム等に混入する。
医療情報システム等に関連する機器や記憶媒体を業
務上の理由で施設等の外へ持ち出す際、機器や記憶
媒体を誤って紛失する、あるいは第三者に盗難され
る。
正当な権限を持たない者(組織の内外を問わない)
が、執務エリアやデータセンター等、医療情報シス
テム等に関連する機器や記憶媒体が設置されている
施設に侵入する。
自然災害や社会インフラの損失等により、医療情報
システム等に関連する機器や端末等が物理的に破損
する等して、医療情報システム等の提供に支障をき
たす。
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閉域網内に構成される医療情報システム等においても、高度サイバー攻撃の脅威は生じ得る前提でリ
スクについて特定することが重要である。
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