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資料3:臨床研究中核病院の承認要件に係る取扱いについて (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34378.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第33回 8/23)《厚生労働省》 |
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した課題については、 研究コンセプトやプロトコル骨子のブラッシュアップ・製薬企業との交渉
を iACT 所属医師が伴走して、 臨床的ニーズの高い医師主導治験を促進している。 2022 年度の申
請件数は 4 件あり、1 件の支援 (企業協力・資金獲得交渉) を実施中である (残り 1 件は特定臨
床研究と して開始、2 件は特定臨床研究と して当該研究者で検討中)。
iv ) SMO CRC の導入と院内 CRC による部分支援の開始
当院では、マンパワー不足のため、治験以外の臨床研究に対する CRC 支援はほとんど提供で
きていなかった。そうした中、企業治験に対 して SMO の CRC を導入することで (2021 年 4 月
) 、医師主導治験や了臨床研究法下研究に割く院内 CRC のマンパワーを増強している。また、そ
れまで個別研究に対する包括的支援のみ提供していた CRC 業務について、研究者側の需要に応
じた部分支援(有償)を開始 した。 CRC 都分支援の内容は、 スケジュール管理、 電子カルテテンプ
レート作成、換査キット管理および症例報告書作成補助等であり、 研究者に支援希望内容のヒア
リングを行い、支援内容と費用について合意の後、iACT 内会議の承認を得て支援が開始される。
2021 年度は 11 件の実績があり、その内 4 件が特定臨床研究であった。
v) 臨床研究ナビゲーション機能の強化
先進医療制度や患者申出療養制度を含め、 臨床研究に関連かるわが国の制度は複雑であり、経
験の浅い研究者が円滑に研究を計画・実行するのは容易ではない。ついては、院内研究者からの
相談窓口を一元的に担当し、研究者をナビゲートする部署を 2021 年 4 月に設置した。また、研
究者支援ツールとして、 研究者が活用するマニュアル〒実施手順書、フロー等を整備 し、 院内向
けのホームページ上掲載するとともに、院内セミナーを通じて研究者への周知を図った。加えて、
ガイドライン等の変更に伴って研究者が対応すべき事項についてもホームページやセミナーを
活用して周知しつつ、 研究者からの相談に応じている。その 2022 年度実績は、業務支援相談 79
件、シーズに関する相談 70 件、臨床研究相談 44 件であった。
w) 臨床研究推進セミナーの朱充
研究者教育の強化を図るため、2021 年度から、 iACT が開催する臨床研究推進セミナーの回数
を大幅に増やし (2020 年度 : 6 回、2021 年度 : 20 回、2022 年度 : 18 回)、体系的な学びの機会
を提供しつつ、 研究者の意欲を増す取り組みを行った。具体的には、 臨床研究を行うための知識
の整理や研究意欲の醸成のために総論的なセミナーを行うとともに、実際に研究を行うために必
要な知識やその方法論に関する実務的なセミナーを行い、タイムリーな話題や成功した主任研究
者によるメッセージ性のある講演をそこに含めた。 また、 講演内容を院内の教育コンテンツとし
て事後に視聴できるようにしている。 参加者数は、2020 年度 : 学内 526 名 (学外 148 名) 、2021
年度 : 学内 576 名 (学外 74 名)、2022 年度 : 学内 934 名 (学外 144 名) であった。
以上、 今後も引き続き、当院を挙げて臨床研究の活性化を進めていく。
を iACT 所属医師が伴走して、 臨床的ニーズの高い医師主導治験を促進している。 2022 年度の申
請件数は 4 件あり、1 件の支援 (企業協力・資金獲得交渉) を実施中である (残り 1 件は特定臨
床研究と して開始、2 件は特定臨床研究と して当該研究者で検討中)。
iv ) SMO CRC の導入と院内 CRC による部分支援の開始
当院では、マンパワー不足のため、治験以外の臨床研究に対する CRC 支援はほとんど提供で
きていなかった。そうした中、企業治験に対 して SMO の CRC を導入することで (2021 年 4 月
) 、医師主導治験や了臨床研究法下研究に割く院内 CRC のマンパワーを増強している。また、そ
れまで個別研究に対する包括的支援のみ提供していた CRC 業務について、研究者側の需要に応
じた部分支援(有償)を開始 した。 CRC 都分支援の内容は、 スケジュール管理、 電子カルテテンプ
レート作成、換査キット管理および症例報告書作成補助等であり、 研究者に支援希望内容のヒア
リングを行い、支援内容と費用について合意の後、iACT 内会議の承認を得て支援が開始される。
2021 年度は 11 件の実績があり、その内 4 件が特定臨床研究であった。
v) 臨床研究ナビゲーション機能の強化
先進医療制度や患者申出療養制度を含め、 臨床研究に関連かるわが国の制度は複雑であり、経
験の浅い研究者が円滑に研究を計画・実行するのは容易ではない。ついては、院内研究者からの
相談窓口を一元的に担当し、研究者をナビゲートする部署を 2021 年 4 月に設置した。また、研
究者支援ツールとして、 研究者が活用するマニュアル〒実施手順書、フロー等を整備 し、 院内向
けのホームページ上掲載するとともに、院内セミナーを通じて研究者への周知を図った。加えて、
ガイドライン等の変更に伴って研究者が対応すべき事項についてもホームページやセミナーを
活用して周知しつつ、 研究者からの相談に応じている。その 2022 年度実績は、業務支援相談 79
件、シーズに関する相談 70 件、臨床研究相談 44 件であった。
w) 臨床研究推進セミナーの朱充
研究者教育の強化を図るため、2021 年度から、 iACT が開催する臨床研究推進セミナーの回数
を大幅に増やし (2020 年度 : 6 回、2021 年度 : 20 回、2022 年度 : 18 回)、体系的な学びの機会
を提供しつつ、 研究者の意欲を増す取り組みを行った。具体的には、 臨床研究を行うための知識
の整理や研究意欲の醸成のために総論的なセミナーを行うとともに、実際に研究を行うために必
要な知識やその方法論に関する実務的なセミナーを行い、タイムリーな話題や成功した主任研究
者によるメッセージ性のある講演をそこに含めた。 また、 講演内容を院内の教育コンテンツとし
て事後に視聴できるようにしている。 参加者数は、2020 年度 : 学内 526 名 (学外 148 名) 、2021
年度 : 学内 576 名 (学外 74 名)、2022 年度 : 学内 934 名 (学外 144 名) であった。
以上、 今後も引き続き、当院を挙げて臨床研究の活性化を進めていく。