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費-1○制度見直しに関する検討(その1)について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00015.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第64回 9/13)《厚生労働省》
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比較対照技術の設定に関する諸外国の状況について


諸外国において、比較対照技術の設定は、「標準治療であること」、「代替されるもの」、「費用対効果が優れているもの」、「一般的
に用いられているもの」等を考慮することとされている。



比較対照技術の設定の考え方

英国

標準治療

フランス

適応疾患となる集団において競合するすべての介入

オーストラリア

費用対効果分析:最も置き換わると予想される医薬品
費用最小化分析:最も価格が安い医薬品

カナダ

最も一般的によく用いられる治療法であり、新たな治療に最も置き換わる
であろうもの

オランダ

標準治療、標準治療が無い場合は通常治療

スウェーデン

最も費用対効果が優れている治療

米国

比較対照として相応しい技術をscopingプロセスで検討する

日本

臨床的に幅広く使用されており、評価対象技術によって代替されると想定
されるもののうち、治療効果がより高いものを一つ選定する

(イングランド及びスコットランド)

(PBAC及びMSAC)

PBAC, Pharmaceutical Benefits Advisory Committee
MSAC, Medical Services Advisory Committee
出典 令和5年諸外国における医薬品・医療機器の費用対効果評価に関する状況調査報告書

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