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診-1○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00029.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第217回 9/27)《厚生労働省》 |
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同一の医療区分においても医療資源投入量にはばらつきがあること
医療区分によって医療資源投入量の内訳が変わること
疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分は医療資源投入量の分
布と内訳が異なること
等が明らかとなった。
さらに、疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分を組み合わせた上
で医療資源投入量を分析したところ、
- 医療区分3として評価されている疾患・状態や処置等について、疾患・状態の医療
区分3かつ処置等の医療区分3の医療資源投入量はそれ以外の組合せより高いこ
と、また、疾患・状態の医療区分3かつ処置等の医療区分1・2の医療資源投入量
はそれ以外の組合せより低いこと
- 医療区分2として評価されている疾患・状態や処置等について、疾患・状態の医療
区分1・2かつ処置等の医療区分2における医療資源投入量は、疾患・状態の医療
区分2かつ処置等の医療区分1より高いこと
- 組合せの内容によって医療資源投入量の内訳が異なること
等が明らかとなった。
療養病棟におけるリハビリテーションの1日あたり医療資源投入量と算定件数(単位
数)について、特に入院料 I(医療区分1・ADL区分1)において医療資源投入量
が高く、算定件数(単位数)が多い。
療養病棟における患者が受ける医療行為・処置等毎の身体的拘束の実施割合は、中心
静脈栄養で 31.4%、経鼻経管栄養で 36.6%、胃ろう・腸ろうによる栄養管理では
20.1%であった。
介護保険施設で提供可能な医療について、「経鼻経管栄養」、 「酸素療養(酸素吸
入)」及び「インスリン注射」は約9割、「24 時間持続点滴」及び「喀痰吸引(1日8
回以上)」は約8割の介護医療院で実施可能であった。
医療区分についての医療資源投入量の分析結果については、以下の指摘があった。
- 疾患・状態としての医療区分3と処置等としての医療区分1~3の組合せについて
は、医療資源投入量について2~3倍の違いがあることから、医療資源投入量に応じ
た適切な評価を行っていく上で医療区分を精緻化する必要がある。
- 具体的には、医療区分について、疾患・状態としての医療区分3分類と処置等とし
ての医療区分3分類を組み合わせた9分類とすることとしてはどうか。
- 医療区分を細かく分類することにより医療資源投入量との整合性が増すと考えられ
るが、200 床未満の病院における電子カルテの普及率がいまだに 50%ほどしかないこ
とから、記入に係る負担には配慮が必要であり、現行の医療区分の各評価項目の内容
については見直すべきではない。
- 医療区分については処置と処置の組合せによっても医療資源投入量が上がる可能性
があるため、このような分析も今後必要ではないか。
療養病棟におけるリハビリテーションについて、回復期リハビリテーション病棟ではな
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同一の医療区分においても医療資源投入量にはばらつきがあること
医療区分によって医療資源投入量の内訳が変わること
疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分は医療資源投入量の分
布と内訳が異なること
等が明らかとなった。
さらに、疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分を組み合わせた上
で医療資源投入量を分析したところ、
- 医療区分3として評価されている疾患・状態や処置等について、疾患・状態の医療
区分3かつ処置等の医療区分3の医療資源投入量はそれ以外の組合せより高いこ
と、また、疾患・状態の医療区分3かつ処置等の医療区分1・2の医療資源投入量
はそれ以外の組合せより低いこと
- 医療区分2として評価されている疾患・状態や処置等について、疾患・状態の医療
区分1・2かつ処置等の医療区分2における医療資源投入量は、疾患・状態の医療
区分2かつ処置等の医療区分1より高いこと
- 組合せの内容によって医療資源投入量の内訳が異なること
等が明らかとなった。
療養病棟におけるリハビリテーションの1日あたり医療資源投入量と算定件数(単位
数)について、特に入院料 I(医療区分1・ADL区分1)において医療資源投入量
が高く、算定件数(単位数)が多い。
療養病棟における患者が受ける医療行為・処置等毎の身体的拘束の実施割合は、中心
静脈栄養で 31.4%、経鼻経管栄養で 36.6%、胃ろう・腸ろうによる栄養管理では
20.1%であった。
介護保険施設で提供可能な医療について、「経鼻経管栄養」、 「酸素療養(酸素吸
入)」及び「インスリン注射」は約9割、「24 時間持続点滴」及び「喀痰吸引(1日8
回以上)」は約8割の介護医療院で実施可能であった。
医療区分についての医療資源投入量の分析結果については、以下の指摘があった。
- 疾患・状態としての医療区分3と処置等としての医療区分1~3の組合せについて
は、医療資源投入量について2~3倍の違いがあることから、医療資源投入量に応じ
た適切な評価を行っていく上で医療区分を精緻化する必要がある。
- 具体的には、医療区分について、疾患・状態としての医療区分3分類と処置等とし
ての医療区分3分類を組み合わせた9分類とすることとしてはどうか。
- 医療区分を細かく分類することにより医療資源投入量との整合性が増すと考えられ
るが、200 床未満の病院における電子カルテの普及率がいまだに 50%ほどしかないこ
とから、記入に係る負担には配慮が必要であり、現行の医療区分の各評価項目の内容
については見直すべきではない。
- 医療区分については処置と処置の組合せによっても医療資源投入量が上がる可能性
があるため、このような分析も今後必要ではないか。
療養病棟におけるリハビリテーションについて、回復期リハビリテーション病棟ではな
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