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【資料3】日本ケアテック協会 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》
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IoTによるモニタリングの効果等(2/4)
※ 東京電力パワーグリッド株式会社、株式会社ウェルモの例(2/2)
✓ ケアマネジャーへのアンケートより、モニタリングがケアプランの質の向上や効率化に役に立つことを確認
✓ ケアマネジャーへのインタビューから、業務効率化、ケアの質向上に資する旨のご意見をいただいた

ケアマネジャーへのアンケート
居宅内モニタリングサービスのデータの精度などが改善された商品ができた場合、
このサービスはケアマネジャー業務の何に役に立つと思いますか?(N=27 複数回
答可)

ケアプランの質の向上 67% (19/27名)
ケアプランの見直しの効率化 59%(16/27名)
モニタリング訪問の時間削減 22%(6/27名)

ケアマネジャーへのインタビュー

利用者像と
導入理由

Aさん

Bさん

Cさん

•最近引越のあった利用者で、生
活スタイルも変わるだろうとい
う見込みがあり、独居であるた
めどんな生活か気になった。

•認知症の利用者のため、生
活全般を知りたいと思った。

•人の出入りが多い環境に住
む利用者なので、変化の情報
よりも、他で入手出来ていな
かった室内温度の情報が欲し
かった。

•ケアマネジャーも万能ではない
•役に立つと思う。実際に何
ため、新たな気づきになる。
かあったときに、サービスが
•利用者によって特徴があるため、 入っていない時間もデータが
一律でコメントを出してもらっ
あるので、原因を見つけやす
たらケアマネジャーが使い分け
い。
られる。

•違和感は無い。

介入アドバイ

(文言)の
有用性

業務効率化

・今後担当者数の上限が撤廃さ
れて50~60名を受け持つことに
なる場合、月に1回訪問するこ
とは困難。こういったシステム
で代替できたら有難い。

•ヘルパーなどから情報を得
るよりも、データを見て自分
で確認できるため、気付きは
早くなる。

•システムがあったら便利だ
と思うが、余計なことが増え
ることを懸念。

•排泄に注意が必要な利用者
のトイレ回数などがわかると、
医師に報告できるので良い。

ケアの質の
向上

・徘徊がある場合、外出の時間
帯の傾向が分かれば、その時間
にヘルパーを入れるなどサービ
スに繋げやすい。
・ケアマネジャーにとっては有
り難いデータでも、利用者本人
のプライバシーの部分で注意が
必要。

•独居利用者のアセスメント
ツールとしては良い。排泄回
数は自分でも把握しにくい情
報。この情報が必要な人はい
る。
•他事業所の人などとデータ
を共有して、対策が打てると
良いかもしれない。

※ インタビュー、アンケート出典:日本医療研究開発機構 ロボット介護機器開発等推進事業「各種センサーデータによる行動推定モデル開発及び介入アドバイス研究」令和5年度 中間報告会(東京電力パワーグリッ
ド株式会社、株式会社ウェルモによる)資料より抜粋
※ 本頁は参考事例を提示するものであり、個別の企業の製品を勧めるものではなく、また本資料の提案は日本ケアテック協会からの意見であり、掲載企業からの提案内容ではない。

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