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参考資料3 薬局薬剤師に関する基礎資料 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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ポリファーマシー対策に関する指針等

中医協 総-5
3.7.14

○ 高齢者に対し、特に慎重な投与を要する薬剤について国内外で指針等がまとめられている。
○ 高齢者に投与する薬剤を指針を用いて検討することは、ポリファーマシーを防止し、薬物療法の安全性をより確保する
ために有用である。
Beers Criteria 2019(米国)
高齢者に対する医薬品の潜在的な不適切使用に伴う有害事象を減少させるための基準(一覧表)。
1991年にBeersによって公表され、以降、米国の老年医学分野において広く活用されている。




STOPP / START ver.2 2015 (欧州)
STOPP (Screening Tool of Older person’s Potentially inappropriate Prescriptions)は、高齢者に対する処方として不適切な
薬剤のスクリーニング手段として用いられる(一覧表)。
START(Screening Tool to Alert doctors to the Right Treatment)は、特定の状態にある高齢者に対する処方として考慮される
べき薬剤を列挙している(一覧表)。




高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015 (日本老年医学会)



高齢者における薬物有害事象を防ぐための一般的注意点や系統別指針を明記。その中の主要薬剤は、「特に慎重な投与を要する薬物リス
ト」として列挙(一覧表)。
薬物有害事象のハイリスクグループである75歳以上の高齢者及び75歳未満でもフレイル~要介護状態の高齢者を対象とし、処方見直しの
ためのスクリーニングツールとしてフローチャートに従って使用する。個々の病態と生活機能、生活環境、意思、嗜好などを考慮して判断する。

「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」(厚生労働省)平成30年5月



診療や処方の際の参考情報を提供することを意図して作成し、処方時に注意を要する薬剤を列挙(一覧表)。
薬物有害事象の回避など高齢者の薬物療法の適正化を目指し、高齢者の特徴に配慮したより良い薬物療法を実践するための基本的留意
事項をまとめたガイダンス。

「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別)) 」(厚生労働省)令和元年6月


患者の病態、生活、環境の移行に伴い関係者にとって留意すべき点が変化することを念頭に、患者の療養環境ごとの留意事項をまとめたガイ
ダンス。

「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」(厚生労働省)令和3年3月


ポリファーマシー対策を始める病院が取組初期に直面する課題を解決するためのスタートアップツール、ポリファーマシー対策をある程度進めてい
る病院が業務手順書を整備し、業務をより効率的に行うための参考資料。

出典:

By the 2019 American Geriatrics Society Beers Criteria Update Expert Panel. American Geriatrics Society 2019 Updated AGS Beers Criteria for Potentially Inappropriate Medication Use in Older Adults. J Am Geriatr Soc. 2019 Apr;67(4):674-694.

D. O’Mahony,et al. STOPP/START criteria for potentially inappropriate prescribing in older people: version 2. Age Ageing. 2015 Mar; 44(2): 213–218.

高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015(日本老年医学会)

高齢者の医薬品適正使用の指針(総集編)」(平成30年5月29日付け医政安発0529第1号・薬生安発0529第1号)

高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))(令和元年6月14日付け医政安発0614第1号・薬生安発0614第1号)

病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方(令和3年3月31日付け医政安発0331第1号・薬生安発0331第1号)

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