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入-2 2.診療情報・指標等作業グループからの最終報告について (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》 |
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であるFIMについて、入院期間中の定期的な提出を求めてはどうか。
○ 体制強化加算について、効果が大きく出ていないことから、見直しの必要が
あるのではないか。
3. 慢性期医療について
(1)療養病棟における医療区分について
① 医療区分についての分析
○ 療養病床における医療区分等は、平成 18 年の診療報酬改定において、患者
特性や医療提供状況等に応じた慢性期入院の包括評価として導入された区分
であり、累次の改定において医療区分の各項目について見直しをはかってき
た。(P148,149)
○ 療養病棟における患者が受けた医療行為・処置等について、医療区分3の項
目である「中心静脈栄養」は 14.3%、「人工呼吸器の管理」は 2.2%の患者に
実施されていた。(P150)
○ 平成 30 年度診療報酬改定において、療養病棟もデータの提出が必須(デー
タ提出加算の要件化)とされ、包括範囲の検査・処置等の実態を分析すること
も可能となっている。(P151)
○ データ提出加算の提出対象となるデータを分析したところ、
医療区分に応じて医療資源投入量が増えること
同一の医療区分においても医療資源投入量にはばらつきがあること
医療区分によって医療資源投入量の内訳や医療行為の内容が変わること
等が明らかとなった。(P152~157)
○ 更に、疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分に分類して、
医療資源投入量を分析したところ、その分布と医療資源投入量の内訳は疾患・
状態と処置等により異なっていた。(P158~164)
② 療養病棟における中心静脈栄養についての分析
○ 療養病棟入院料を届け出ている病棟に入院している患者は、他の病棟と比べ
て経管栄養・経静脈栄養のみの患者の割合が多い。(P165)
○ 療養病棟では入院料ごとの栄養サポートチーム加算の届出状況が少ない。
(P166)
○
療養病棟における患者が受けた医療行為・処置等について、胃ろう・腸ろう
による栄養管理は 14.3%、経鼻経管栄養は 26.3%、中心静脈栄養は 14.3%で
あった。(P167)
○ 令和4年度診療報酬改定においては、療養病棟における中心静脈栄養を実施
している状態にある患者について、患者の摂食機能又は嚥下機能の回復に必
要な体制を有していない場合においては、療養病棟入院基本料の医療区分3
12
○ 体制強化加算について、効果が大きく出ていないことから、見直しの必要が
あるのではないか。
3. 慢性期医療について
(1)療養病棟における医療区分について
① 医療区分についての分析
○ 療養病床における医療区分等は、平成 18 年の診療報酬改定において、患者
特性や医療提供状況等に応じた慢性期入院の包括評価として導入された区分
であり、累次の改定において医療区分の各項目について見直しをはかってき
た。(P148,149)
○ 療養病棟における患者が受けた医療行為・処置等について、医療区分3の項
目である「中心静脈栄養」は 14.3%、「人工呼吸器の管理」は 2.2%の患者に
実施されていた。(P150)
○ 平成 30 年度診療報酬改定において、療養病棟もデータの提出が必須(デー
タ提出加算の要件化)とされ、包括範囲の検査・処置等の実態を分析すること
も可能となっている。(P151)
○ データ提出加算の提出対象となるデータを分析したところ、
医療区分に応じて医療資源投入量が増えること
同一の医療区分においても医療資源投入量にはばらつきがあること
医療区分によって医療資源投入量の内訳や医療行為の内容が変わること
等が明らかとなった。(P152~157)
○ 更に、疾患・状態としての医療区分と、処置等としての医療区分に分類して、
医療資源投入量を分析したところ、その分布と医療資源投入量の内訳は疾患・
状態と処置等により異なっていた。(P158~164)
② 療養病棟における中心静脈栄養についての分析
○ 療養病棟入院料を届け出ている病棟に入院している患者は、他の病棟と比べ
て経管栄養・経静脈栄養のみの患者の割合が多い。(P165)
○ 療養病棟では入院料ごとの栄養サポートチーム加算の届出状況が少ない。
(P166)
○
療養病棟における患者が受けた医療行為・処置等について、胃ろう・腸ろう
による栄養管理は 14.3%、経鼻経管栄養は 26.3%、中心静脈栄養は 14.3%で
あった。(P167)
○ 令和4年度診療報酬改定においては、療養病棟における中心静脈栄養を実施
している状態にある患者について、患者の摂食機能又は嚥下機能の回復に必
要な体制を有していない場合においては、療養病棟入院基本料の医療区分3
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