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入-2 2.診療情報・指標等作業グループからの最終報告について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」の該当割合は他の入院料
と比較して高いものの、その他の項目は急性期一般入院料2-3や急性期一般
入院料4-6と大きく変わらなかった。(P15,22,23)
(A各項目の分析・注射薬剤3種類以上の管理)
○ 「注射薬剤3種類以上の管理」については、該当割合が入院2日目にピーク
に達した後に低下し、その後も長期に入院する患者の中では該当割合が上昇
していく傾向にあった。また、「点滴ライン同時3本以上の管理」では、急性
期一般入院料1のほうが急性期一般入院料4-6よりも一度該当した場合に
その後も継続する割合が高かった一方で、
「注射薬剤3種類以上の管理」では、
急性期一般入院料1では急性期一般入院料4-6よりも早期に終了する割合
が高かった。(P24,25)
○ 「注射薬剤3種類以上の管理」に該当する日における注射薬剤の成分は、該
当日数が長期になるに連れて、「アミノ酸・糖・電解質・ビタミン」や「チア
ミンモノホスフェイトジスルフィド・B6・B12 配合剤」など静脈栄養に関
するものの割合が増加していた。(P26)
(A各項目の分析・呼吸ケア)
○ 「呼吸ケア」に該当する患者においては、酸素吸入の実施により該当する割
合が最も高く、5%の患者において人工呼吸が実施されていた。酸素吸入が入
院初期に実施割合が高い一方で、人工呼吸、ハイフローセラピー、鼻マスク式
人工呼吸器等は、長期間入院する患者において実施割合が高い傾向にあった。
(P27,28)
○ 必要度Ⅰに基づく評価により「呼吸ケア」に該当する患者のうち 15~40%程
度は、必要度Ⅱの対象となる診療行為が実施されていなかった。(P29,30)
(A各項目の分析・創傷処置)
○ 「創傷処置」に該当する患者のうち必要度Ⅱの対象となる診療行為が実施さ
れている場合は、「創傷処置 100 ㎠未満」又は「創傷処置 100 ㎠以上 500 ㎠未
満」が実施されている割合が高いが、必要度Ⅰに基づく評価により「創傷処置」
に該当する患者においては、40%程度で必要度Ⅱの対象となる診療行為が実
施されていなかった。(P31,32)
○ 「重度褥瘡処置」の実施割合は、急性期一般入院料1よりも急性期一般入院
料4-5や地域一般入院料で高く、また、入院初期の患者よりも長期間入院す
る患者において高かった。(P33,34)
(A各項目の分析・抗悪性腫瘍剤の使用(注射剤のみ)/内服の管理)
○ 「専門的な治療・処置(①抗悪性腫瘍剤の使用(注射剤のみ)」及び「専門的
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