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入-2 2.診療情報・指標等作業グループからの最終報告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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するよう、
「専門的な治療・処置」の各項目について重みづけを見直すことが
考えられるのではないか。
○ C項目の対象となる手術等については、年度によって入院での実施率にば
らつきがある可能性も踏まえ、検討すべきではないか。
○ 短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術の一部について、入院に
より実施されている割合が医療機関全体における割合よりも病院において
高いものがあることから、外来での実施がより促進されるよう必要度の評価
対象に加えるべきではないか。
○ 平均在院日数の区分による患者の状態や医療の内容の違いを踏まえれば、
急性期一般入院料1における指標としては、平均在院日数の短縮化が考えら
れるのではないか。
(2)ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度について
① ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についての分析
○ ICUを併設しないHCUにおいては、ICUを併設するよりも「点滴ライ
ン同時3本以上の管理」及び「人工呼吸器の管理」の該当割合が高く、「動脈
圧測定」の該当割合が低く、必要度基準の該当患者割合は、ICUを併設する
HCUよりも高かった。(P70,71)
○ HCUの入室経路の内訳は施設によってばらつきが大きいが、ハイケアユニ
ット入院医療管理料1においては、いずれの入室経路でも、ICUを併設しな
いHCUにおいて必要度基準の該当患者割合が高かった。(P72~76)


入室したときの状態や、手術実施の有無によらず、
「心電図モニターの管理」
及び「輸液ポンプの管理」の項目はほぼ全ての患者で該当していた。(P77,78)
○ ICUを併設するHCUのうち入室後の重症化率が高い群と低い群の比較
では、「心電図モニターの管理」及び「輸液ポンプの管理」はいずれも該当割
合が高く差がみられなかったが、重症化率の高い群では「創傷処置」、
「人工呼
吸器の管理」及び「特殊な治療法等」の該当割合が高く、重症化率の低い群で
は「呼吸ケア」、
「点滴ライン同時3本以上の管理」及び「動脈圧測定」の該当
割合が高かった。(P79,80)
○ 人工呼吸器や ECMO の使用、血管作動薬の使用等、常時監視の必要性が高い
治療を行っている割合の高いHCUと低いHCUの比較では、「心電図モニタ
ーの管理」及び「輸液ポンプの管理」は該当割合が高く、これらの項目と「呼
吸ケア」は2群間で差がみられなかった。(P81~83)
○ ICU併設の有無や病床規模、入室経路によらず、A得点3点以上の患者は、
ほぼ全てB得点4点以上となっていた。(P74)
② 分析結果に関する主な意見
○ 「心電図モニターの管理」や「輸液ポンプの管理」は患者の状態や入室経路
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