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入-2 2.診療情報・指標等作業グループからの最終報告について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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によらずほぼ全ての患者に該当しており、重症度等を評価する観点からは項
目として不要ではないか。
○ 重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点
から、一部の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけるこ
とが考えられるのではないか。
○ 一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看
護を評価する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではない
か。ただし、その場合でも、ADLの改善状況等の把握のため、測定自体は継
続すべきではないか。
○ ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コ
ードに基づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはど
うか。
(3)特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度等について
① 特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度及びSOFAスコアの分析
○ 特定集中治療室の患者の重症度、医療・看護必要度の分布は、特定集中治療
室管理料1、2、及び4においては6点にピークがあり、特定集中治療室管理
料3においては4点(重症度、医療・看護必要度Ⅰ)又は2点(重症度、医療・
看護必要度Ⅱ)にピークがある。(P85,86)
○ 特定集中治療室の重症度、医療・看護必要度について、いずれの入院料にお
いても、多くの患者が基準を満たしていた。(P87,88)


特定集中治療室に入室している患者は、入室日のSOFAスコアが低い患者
が多いが、5以上、11 以上の患者も一定数認められた。(P89)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度の該当患者の方が、非該当の患者より、
入室日のSOFAスコアが高い傾向にあった。(P90)
○ 入室日の重症度、医療・看護必要度及び入室日のSOFAスコアのいずれも
が退院時の転帰と相関していた。重症度、医療・看護必要度の該当、6点以上
と比較し、SOFAスコア5以上、10 以上の方が退院時の転帰とより相関し
ていた。(P91)
○ 重症度、医療・看護必要度の該当患者割合は、多くの施設で高い傾向にあっ
た。(P92,93)
○ 入室日のSOFAスコア5以上の患者の割合は、治療室ごとにばらつきがあ
った。重症度、医療看護必要度が 90%以上の施設に限定しても、入室日のSO
FAスコア5以上の患者の割合はばらついていた。(P94)
○ 入室日のSOFAスコアが5以上の患者が 30%以上の特定集中治療室と
30%未満の特定集中治療室で、看護配置に大きな差はなかった。(P95)
○ 入室当日の重症度、医療・看護必要度の各項目の該当患者割合を、入室日の
SOFAスコア5以上の患者と5未満の患者とで比較すると、輸液ポンプの
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