入院料ごとの病棟における他院からの転院患者の受入状況
○ 他院からの転院搬送の受入状況としては、急性期病院では転院元の治療よりも更に高度・専門的な治療が必要とされ
た患者を受け入れている割合が高く、地域包括ケア病棟では、急性期治療の後に継続的な治療が必要な患者を受け入
れている割合が高かった。
○ 高度急性期病院における初期対応で入院治療が必要だが高度急性期病院以外で対応可能と判断された患者を受け
入れている割合は、急性期一般入院料４-６や地域一般入院料を算定する病棟において高かった。
各入院料を算定する病棟における他院からの転院患者の受入実施の割合
（施設ごとの実施割合、令和５年５月の状況）
高度急性期病院における初期 転院元における初期対応（救
転院元における急性期治療
n

転院元の治療（入院）よりも 対応（救急外来）で入院治療 急外来）で入院治療が必要だ

（入院）の後に継続的な加療 更に高度又は専門的な治療が が必要だが高度急性期病院以 が転院元よりも更に高度又は
が必要な患者

必要な患者

外で対応可能と判断された患 専門的な入院医療が必要と判
者

断された患者

急１全体

272

49.6%

55.5%

4.4%

23.9%

急１・急性期充実体制加算届出あり

44

22.7%

56.8%

0.0%

22.7%

急１・急性期充実体制加算届出なし

224

55.4%

55.8%

5.4%

24.6%

急１・高度救急救命/救急救命センター

40

32.5%

70.0%

0.0%

37.5%

55.2%

55.7%

5.2%

23.3%

急１・その他救急告示病院
特定機能病院

20

30.0%

65.0%

5.0%

40.0%

急２-３

26

46.2%

34.6%

3.8%

11.5%

急２-３・救急告示病院

22

54.5%

36.4%

4.5%

13.6%

急４-６

205

47.3%

15.6%

4.9%

6.8%

急４-６・救急告示病院

130

57.7%

18.5%

7.7%

8.5%

地域１-２

41

34.1%

4.9%

12.2%

2.4%

地域１-２・救急告示病院

27

44.4%

7.4%

14.8%

3.7%

地ケア全体

356

54.5%

3.9%

2.2%

1.1%

地ケア・一般病棟入院基本料なし

106

70.8%

4.7%

2.8%

0.9%

地ケア・一般病棟入院基本料なし・40床以上

74

75.7%

5.4%

4.1%

1.4%

出典：令和５年度入院・外来医療等における実態調査（速報値、施設票A・B、病棟票A・B）

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