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【資料1】通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35769.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第229回 10/26)《厚生労働省》
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令和5年度老健事業「通所系サービスにおける新型コロナウイルス感染症の影響に関する調査」

結果概要

対象:通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護・通所リハビリテーション

主な調査事項
事業所の状況・
臨時的な取扱
いによる対応

調査結果
休業した割合
(休業日数(中央値))

利用人数を制限し
た割合

サービス時間の短
縮をした割合

H31年度

4%(4日)(R2.1~3月)

4.5%(R2.1~3月)

1.6%(R2.1~3月)

R2年度

12.6%(7日)

8.9%

4.0%

R3年度

20.7%(6日)

8.9%

3.3%

R4年度

43.1%(6日)

13.8%

5.3%

R5年度

4.2%(4日)(R5.4,5月)

4.8%(R5.4,5月)

1.2%(R5.4,5月)

訪問によるサービス提供

電話によるサービス提供

H31年度

4.2%(R2.1~3月)

22.7%(R2.1~3月)

R2年度

7.6%

32.7%

R3年度

6.3%

36.1%

R4年度

7.8%

45.2%

R5年度

3.4%(R5.4,5月)

24.8%(R5.4,5月)

うち、報酬算定した割合

63.2%

8.0%

利用者の状況

○ 自主的に利用を控えた利用者の割合(R2~4):60.3%~68.9%
→ 通所リハビリテーション、通所介護では全体平均より高く、地域密着型通所介護、認知症通所介護では平均より低かった。
○ 利用制限を受けて、ケアマネが他の通所系事業所に調整し、そのまま他の事業所に移った割合:49.0%

家族の状況

○ 利用回数等の減少 「事業所の休業や自主的な利用控え等で利用回数・利用時間が減った」は、44.7%。
→ 利用者本人への影響:入浴回数・外出頻度・運動時間の減少、横になっている時間の増加などについて50%以上の回答があった。
→ 「サービスの利用回数や利用時間が減ったことにより、家族が介護に関わる時間が増えた」(35.7%)と回答した方の主な影響は、
「介護による身体的負担が増えた」(71.8%)、「介護による精神的負担が増えた」(62.6%)。

3%加算・規
模区分の特例

事業所経営へ
の影響

3%加算取得率

規模区分の特例取得率

R3年度

21.1%

1.1%(全区分中の割合)※参考値15.4%(調査時大規模区分中の割合)

R4年度

12.1%

1.2%(全区分中の割合)※参考値14.5%(調査時大規模区分中の割合)

R5年度

4.0%(R5.4~6月)

0.2%(全区分中の割合)※参考値2.5%(調査時大規模区分中の割合)

算定・適用し
ていない理由

・利用人員数が5%以上減少していなかった(60.5%)
・申請の手間が大きい(19.5%)

・より小さい事業所規模と同等にならなかった(41.3%)
・申請の手間が大きい(14.1%)

○ 経営への影響:「感染拡大以前と比較して悪くなった」は、45.8%(「変わらない」は、25.1%)
→ 通所介護では50.9%、通所リハビリテーションでは47.5%で平均より高い傾向あり
○ 「R元年度からR4年度にかけて1度でも赤字になったことがある」は、60.6%
→ 赤字の理由:「新型コロナによる利用者数減による収入減」が75.4% 「新型コロナによる衛生用品・光熱費等(人件費以外)の増加」が48.0%
○ 「経営状況を改善するための取組を行った」が63.4%
→ 具体的な取組:「登録利用者に対して、継続的に通ってもらえるよう(再度通ってもらえるよう)声かけをした」が50.3%、「新規顧客獲得のため、
広報を充実させた」が48.3%
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