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【資料2】療養通所介護 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35769.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第229回 10/26)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(療養通所介護)
※ 第217回以降の介護給付費分科会で頂いたご
意見について事務局の責任で整理したもの

(療養通所介護の在り方)
○ 療養通所介護は、難病やがん末期の利用者などの通所ニーズに応えるサービスとしての役割がある
が、事業所がない県も多い。ニーズに地域的偏りはないと思うので、例えば、サービスが利用しやす
くなり、他サービスとの連携等が広がれば、療養通所介護も広がるのではないか。
○ 療養通所介護の今後の在り方については、現在果たしている機能、現利用者の不利益や混乱を招く
ことがないよう、データを詳細に把握した上で、慎重な検討が必要である。

(利用ニーズへの対応)
○ 新規の相談があっても利用につながらないという指摘も挙がっている。同じ包括報酬である小多機
や看多機の短期利用居宅介護があると、利用者が選択しやすくなるとともに、緊急の利用ニーズに対
応することもできるのではないか。
○ 令和3年度改定で月単位の包括報酬となったが、利用希望者の単位数が足りず、サービスを利用で
きなくなったケースなどの意見が挙がっている。重度の要介護者であると他のサービスの併用が必要
となることも踏まえ、区分支給限度基準額により療養通所介護の利用機会が妨げられるケースについ
ては何らかの対応が必要である。
○ 療養通所介護は、重度の利用者がほぼワン・オン・ワンでケアを受けられる大変よいサービスであ
る。しかし、重度の利用者ばかりなので、送迎が大変困難であること、費用が高いなど、一般の方々
には内容がよく理解されていない。報酬も見合わないことも見て取れる。

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