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総ー6-2○医療経済実態調査の結果に対する見解について (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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保険薬局の損益状況について(まとめ)


保険薬局の直近の損益状況については、全体平均(法⼈)で+5%程度という
状態を維持しているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡⼤の影響から回復しつ
つある⼀⽅、物価⾼騰や賃⾦上昇への対応のため、対前年⽐は減少傾向にあり、
厳しい経営状況が続いている。



後発医薬品メーカーを中⼼として⻑期間にわたる医薬品供給不⾜の状態が続く中、
後発品の普及促進に係る取り組みの維持や、それに伴う備蓄医薬品の増加に係る
対応など、医薬品の管理コストもさらなる負担増となっている。



さらに同⼀グループの規模別でみると、地域の医薬品提供体制の中核を担ってい
る⼩規模の保険薬局のうち、特に「1店舗」および「2〜5店舗」の施設における損益
差額の悪化が⽬⽴つ(+2%程度)。⼩規模薬局の経営基盤は極めて脆弱であ
り、このままの状況が続けば今後の地域の医薬品供給に⽀障をきたすことになる。

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