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資料1 訪問系サービスなどへの従事について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37455.html
出典情報 外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会(第4回 1/22)《厚生労働省》
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訪問系サービスに従事する外国人介護人材へのヒアリング
○ 一般の在宅にて訪問介護を行う外国人介護福祉士3名にヒアリングを実施した。
(訪問系サービスに従事したきっかけ)
・ 利用者と1対1で介護ができることに魅力を感じ、訪問系サービスを志望し入職。難しいこともあるが、利用者とも良好な関係を
構築できており、やりがいを感じている。
・ 日本語学校在学中に特別養護老人ホーム等の施設系サービスでアルバイトとして従事。介護福祉士を取得し、卒業後は、母国で経
験が活かされると感じたことから、訪問介護事業所に入職した。
(現在は、結婚しており、帰国することは考えていないとのこと。)
・ 介護福祉士養成校に在学中、同級生の外国人留学生の多くが施設系のサービスに就職を希望するなかで、違う経験がしたいと思い、
訪問系サービスを志望し入職。国家試験は養成校卒業年度に受験するも合格しなかったが、2回目の受験(就労1年目)で合格する
ことができた。
(業務を行うなかで困ったこと及びその対応方法)
・ 特に生活援助については、母国との文化の違いを感じることはあるが、事業所内での研修や先輩職員、利用者・家族に相談するこ
とによって対応できるようになった(※)。
・ 調理は難しいが、利用者と一緒に行うなど工夫している。利用者から味付けなどを教えてもらうこともある。
・ 最初の方はコミュニケーション(特に言葉づかい等)が難しく感じ、利用者や家族に対して説明ができているか不安であったが、
利用者も自身も徐々に慣れてきて今では特に困ったことはない。
・ 利用者がケガをしていたことがあったが、緊急時の対応について事前に研修を受けており、携帯端末ですぐに連絡できる体制が
あったことから、利用者へ当面対応を行いつつ、関係者に連絡・相談を行う等の適切な対応を行うことができた。


事業所がサービス提供責任者、ケアマネジャー等とも相談しつつ、訪問する利用者を選定。
その際には、当初は身体介護が中心の利用者を選び、慣れてくれば、生活援助が必要な利用者も担当するなどの配慮を行っていた。

(キャリアパスへの考え方)
・ 介護技術やコミュニケーションを更に磨いて、利用者へのケアの質を向上させていきたい。
・ サービス提供責任者等になってもっと活躍したい。

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