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資料1 訪問系サービスなどへの従事について (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37455.html
出典情報 外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会(第4回 1/22)《厚生労働省》
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(参考)外国人介護人材が初任者研修を受講等によりキャリアアップを目指す事例
~有限会社ウエハラ:年次ごとにカリキュラムを組み立て、介護福祉士国家試験までの学習をサポート~



介護福祉士国家資格の取得を希望する特定技能の外国人介護職員に対し、年単位のカリキュラムを立て支援を実施。
事業所のシステムとして日本語や国家試験対策の勉強を支援するとともに、初任者研修・喀痰吸引等研修・実務者研修を法
人内で実施し、受講させる仕組みを整備。
○ 施設内においては、業務時間内での授業の実施や添削指導によるフォローアップを実施するとともに、登録支援機関による
定期的な面談・相談受付を行うことによりメンタルヘルスケアを行っている。
(カリキュラムの例)

1年目~
入職

2年目~

N3レベルを目指した日本語
の勉強をしながら、初任者研
修を受講。

3年目~

N2レベルを目指した日本語
の勉強をしながら喀痰吸引等
研修および実務者研修を受講。

(サポートのイメージ)

介護福祉士国家試験
対策の勉強

介護技術等の向上
受験資格の取得

介護福祉士
国家試験

年次ごとにカリキュラムを組み立て、
介護福祉士国家試験までの学習をサポート
受入れ施設

外国人職員(特定技能)

国家資格試験合格に向けた学習支援や研修受講支援

“日本語があまりできないので、利用者さんと話す時、何をしてほしいか分から
ないことがあり悔しい”
“(研修は)介護の専門用語が出てきたり、法律の話もあるので少し難しい“

○学習機会・時間の確保等による学習支援
・業務時間内で授業(外部講師)を実施(基本週1回)
・宿題を出し、添削は法人内の日本人職員がすることもある
○法人内での実務者研修等の実施と受講のフォローアップ
・外国人職員の授業の理解度はこまめにチェックしながらサポート
・全ての研修は日本語で実施。

学習支援・生活支援等のサポート

登録支援機関

メンタルヘルスケアなどの生活面の支援
○介護技術やコミュニケーションスキルの向上
“最初は周りの職員から指示を受けて働いていたが、初任者研修を受けていただくことで自
分がやっている介護業務をより深く理解してもらえるため、普段の会議での発言からも、行動
に意味を持って働くことができている”(施設担当者)

○法人と外国人職員との調整役
・2か月に1回ほど外国人職員と面談
・法人や施設に言いにくいこと等の相談に対応

○介護福祉士資格取得に向けた意欲の向上

“国家試験に合格し、子供を日本に連れてきて、日本で長く働きながら一緒に暮らしたい”
(外国人職員)

※ 当事例は、介護分野における特定技能協議会事務局が発行した「介護分野
における特定技能協議会メールマガジン第6号(令和5年7月31日発行)」に掲
載された内容を元に、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室
が作成したもの。

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