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参考資料医薬品の販売制度に関する検討会とりまとめ (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37830.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和5年度第1回 2/9)《厚生労働省》 |
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第4 おわりに
○ 制度の検討に当たり、データを分析評価して収集されたエビデンスに基
づく考察は重要であるが、規制のあり方を検討するに際しては、必ずしも
そうした考察のみで結論に至ることが可能な状況にあるものではない。本
検討会においては、複雑な事象が相互に関連し将来の予測が不確実な中、
現状の課題に適切に対応するため、対話による合意形成を図りつつ、安全
性の観点から徐々に制度の見直しを行うアプローチも含めて、望ましい規
制のあり方について議論を重ねてきた。
○ また、本検討会のテーマが医薬品の販売制度であることに鑑み、国民の
安全確保を第一とすべきであり、規制の内容が不必要に国民の権利を制限
し又は義務を課すものであってはならない一方で、安易に利便性を重視し
規制を見直すことで国民の不利益をもたらす事態も避けなければならな
い。
○ 本とりまとめは、未だ異論がある事項や十分に議論できなかった点もあ
るが、構成員以外の参考人からの意見も含め、様々な意見を踏まえて作成
したものである。厚生労働省には、社会的な状況の変化等を見据えつつ、
本検討会での議論、考え方や本とりまとめの内容を踏まえて引き続き検討
を行い、適時に必要な施策を進めていくことを期待したい。
23
○ 制度の検討に当たり、データを分析評価して収集されたエビデンスに基
づく考察は重要であるが、規制のあり方を検討するに際しては、必ずしも
そうした考察のみで結論に至ることが可能な状況にあるものではない。本
検討会においては、複雑な事象が相互に関連し将来の予測が不確実な中、
現状の課題に適切に対応するため、対話による合意形成を図りつつ、安全
性の観点から徐々に制度の見直しを行うアプローチも含めて、望ましい規
制のあり方について議論を重ねてきた。
○ また、本検討会のテーマが医薬品の販売制度であることに鑑み、国民の
安全確保を第一とすべきであり、規制の内容が不必要に国民の権利を制限
し又は義務を課すものであってはならない一方で、安易に利便性を重視し
規制を見直すことで国民の不利益をもたらす事態も避けなければならな
い。
○ 本とりまとめは、未だ異論がある事項や十分に議論できなかった点もあ
るが、構成員以外の参考人からの意見も含め、様々な意見を踏まえて作成
したものである。厚生労働省には、社会的な状況の変化等を見据えつつ、
本検討会での議論、考え方や本とりまとめの内容を踏まえて引き続き検討
を行い、適時に必要な施策を進めていくことを期待したい。
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