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介護予防・日常生活支援総合事業等(地域支援事業)の実施状況(令和4年度実施分)に関する調査結果(概要) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000141576_00011.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業等(地域支援事業)の実施状況(令和4年度実施分)に関する調査結果(概要)(2/26)《厚生労働省》
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Ⅱ 調査結果の概要
1.介護予防に資する住民主体の通いの場の展開状況
(1)介護予防に資する住民主体の通いの場の概要
「介護予防に資する住民主体の通いの場(以下「通いの場」という。)」として、市町村が把
握しているもののうち、次の条件に該当し、令和4年度中の任意の1ヶ月の状況を活動会場
毎に集計した。なお、例年、「可能ならば、3月時点の状況」としているところだが、今回の調
査では、新型コロナウイルス感染症への対応状況等を踏まえ、市町村において把握可能な
時点の状況で構わないこととした。また、新型コロナウイルス感染症の影響など、事情により
開催できなかった月があった場合でも、令和4年度中の通常開催している任意の月の状況と
して、月1回以上開催していれば計上することとした。(資料編 P2~8)
【介護予防に資する住民主体の通いの場】


体操や趣味活動等を行い介護予防に資すると市町村が判断する通いの場であること。



住民が主体的に取り組んでいること(運営主体は、住民に限らない)。



通いの場の運営について、市町村が財政的支援(地域支援事業の一般介護予防事業、
地域支援事業の任意事業、市町村の独自事業等)を行っているものに限らない。

※月 1 回以上の活動実績がある通いの場について計上すること。
※「主な活動内容」及び「参加者実人数」を把握している通いの場を計上すること。

<通いの場の概要>
令和4年度における通いの場は、1,699 市町村で活動実績があり、箇所数は 145,641 箇所
であった。(表 1、図 1-1-a、図 1-2-a)(資料編 P2)
通いの場の主な活動内容は、「体操(運動)」が最も多く、78,510 箇所(53.9%)で実施して
いた。次いで、「趣味活動」30,198 箇所(20.7%)、「茶話会」18,916 箇所(13.0%)、「認知症予
防」5,186 箇所(3.6%)、「会食」3,959 箇所(2.7%)の順で実施していた(図 1-2-a、図 1-2-b)
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(資料編 P4) 。また、主な活動内容のうち、上位 2 つめ は、「認知症予防」が 14,364 箇所

(25.0%)と最も多く、次いで、「茶話会」13,084 箇所(22.8%)、「趣味活動」12,185 箇所
(21.2%)、「体操(運動)」7,160 箇所(12.5%)、「生涯学習」3,079 箇所(5.4%)の順で実施して
いた(図 1-2-c、図 1-2-d)(資料編 P5)
主な運営主体は、「住民団体」が最も多く、102,608 箇所(70.5%)であった。次いで、「住民
個人」26,197 箇所(18.0%)、「社会福祉協議会」6,659 箇所(4.6%)の順であった。(図 1-3-a、
図 1-3-b)(資料編 P2)

また、主な活動場所は、「公民館・自治会館・集会所」が最も多く、121,031 箇所(83.1%)で
あった。(図 1-4-a、図 1-4-b)(資料編 P3)
開催頻度は、「週 1 回以上」が最も多く、56,622 箇所(38.9%)であった。(図 1-5-a、図 15-b)(資料編 P6)
2 平成 29 年度調査から活動内容として「その他」が追加されている。
3 令和 2 年度調査から、活動内容として複数を組み合わせて実施している場合、最も活動目的が近いもの又は活動時

間を費やしているものを「1つめ」、その次のものを「2つめ」として計上することとした。

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