よむ、つかう、まなぶ。
【参考資料2】検討を要する福祉用具の種目について (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
検討の視点
提案の概要
【有効性】
②介護負担の軽減効果について
○利用対象者が明確である。 ・14名のうち12名が「効果あり」と回答。
○主たる使用場面が示され ・内訳 膝関節疾患
4名※/5名
ている。
進行性疾患
1名※/2名
○自立の促進又は介助者の
脳血管障害(麻痺等) 2名 /2名
負担の軽減の効果が示さ
下肢筋力低下
1名 /1名
れている。
心疾患または透析
2名 /2名
症状記載なし
2名 /2名
○実証データを示している。 ※心疾患等を有する4名では、3名が「効果あり」と回答。
・対象 ・方法
・浴槽利用がなくなったことで、立ち上がりやまたぎ動作
・指標 ・結果
の見守り・補助が軽減した。
・結果に基づいた提案と ・身体を温めるためにシャワーで行っていたかけ湯行為が
なっている。
軽減した。
※機能訓練の効果について ・「効果なし」の2名は、従来介助なしで入浴しており、
は、心身機能に関する効
もともと介助負担のなかった者と、本機器利用後も浴槽浴
果のみではなく、活動や
及びそれに伴う介助を継続した者の2名だった。
参加に資するものを示し
③入浴介助時間の軽減効果について
ていること。
・14名のうち10名が「効果あり」と回答。
・内訳 膝関節疾患
3名/5名
進行性疾患
1名/2名
脳血管障害(麻痺等) 1名/2名
下肢筋力低下
1名/1名
心疾患(透析)
2名/2名
症状記載なし
2名/2名
・心疾患を有する4名では、2名が「効果あり」と回答。
・10分~30分の軽減がみられた。
【まとめ】
①利用対象者(1)では、調査対象者の6割に入浴動作の負担軽
減及び介護者の8割以上に介護負担の軽減が見られた。
②利用対象者(2)では、調査対象者は4名中3名に入浴動作の
負担軽減、入浴回数の増加及び介護負担の軽減が見られた。
委員の意見
○「入浴時間の軽減効果」についても、時間短縮した場合の温浴
効果等についても検証されるべきである。
○入浴の代替として十分な効果があるか、長期間の利用が期待で
きるかは十分に検証する必要がある(購入品目になるので、長
期間活用できないと無駄になる)。どんな環境であれば効果的
に活用できるのか、例えば、寒いと感じずに利用できるには浴
室の室温がどの程度である必要があったかなどの環境因子も、
検証データとして記録すべきではないか。
○それにより、利用に適した季節、地域、家の作りなどが判断し
やすくなると考えられる。
28
提案の概要
【有効性】
②介護負担の軽減効果について
○利用対象者が明確である。 ・14名のうち12名が「効果あり」と回答。
○主たる使用場面が示され ・内訳 膝関節疾患
4名※/5名
ている。
進行性疾患
1名※/2名
○自立の促進又は介助者の
脳血管障害(麻痺等) 2名 /2名
負担の軽減の効果が示さ
下肢筋力低下
1名 /1名
れている。
心疾患または透析
2名 /2名
症状記載なし
2名 /2名
○実証データを示している。 ※心疾患等を有する4名では、3名が「効果あり」と回答。
・対象 ・方法
・浴槽利用がなくなったことで、立ち上がりやまたぎ動作
・指標 ・結果
の見守り・補助が軽減した。
・結果に基づいた提案と ・身体を温めるためにシャワーで行っていたかけ湯行為が
なっている。
軽減した。
※機能訓練の効果について ・「効果なし」の2名は、従来介助なしで入浴しており、
は、心身機能に関する効
もともと介助負担のなかった者と、本機器利用後も浴槽浴
果のみではなく、活動や
及びそれに伴う介助を継続した者の2名だった。
参加に資するものを示し
③入浴介助時間の軽減効果について
ていること。
・14名のうち10名が「効果あり」と回答。
・内訳 膝関節疾患
3名/5名
進行性疾患
1名/2名
脳血管障害(麻痺等) 1名/2名
下肢筋力低下
1名/1名
心疾患(透析)
2名/2名
症状記載なし
2名/2名
・心疾患を有する4名では、2名が「効果あり」と回答。
・10分~30分の軽減がみられた。
【まとめ】
①利用対象者(1)では、調査対象者の6割に入浴動作の負担軽
減及び介護者の8割以上に介護負担の軽減が見られた。
②利用対象者(2)では、調査対象者は4名中3名に入浴動作の
負担軽減、入浴回数の増加及び介護負担の軽減が見られた。
委員の意見
○「入浴時間の軽減効果」についても、時間短縮した場合の温浴
効果等についても検証されるべきである。
○入浴の代替として十分な効果があるか、長期間の利用が期待で
きるかは十分に検証する必要がある(購入品目になるので、長
期間活用できないと無駄になる)。どんな環境であれば効果的
に活用できるのか、例えば、寒いと感じずに利用できるには浴
室の室温がどの程度である必要があったかなどの環境因子も、
検証データとして記録すべきではないか。
○それにより、利用に適した季節、地域、家の作りなどが判断し
やすくなると考えられる。
28